プロ志望届
小園海斗(報徳学園)、プロ志望届を出す方向
2018年08月19日
8/19、デイリースポーツ4面より
今秋のドラフト1位候補、報徳学園・小園海斗内野手(動画)の最後の夏が終わった。3打数無安打。1点を追う九回には地方大会から一度もなかった失策を犯し、失点につなげてしまった。2日前に37.5度の発熱。前日に点滴を打って臨んだ末の敗戦に「自分の力が足りなかった」と言い訳しなかった。
今春のセンバツを逃し、春季県大会も2回戦で敗退。「苦しい思いをしながら甲子園で優勝しようとみんなでやってきた。すごく悔しい」と言うと、涙をこらえられなかった。
一つ前の試合では、中学時代のチームメート、大阪桐蔭の藤原が2本の本塁打を打った。試合前の通路で「打ってこいよ」と言われ「任せろ」と返した。「一番のライバル。大阪桐蔭とやりたかった」。もう一つの大きな悔いだ。
初戦で3二塁打を打つなど聖地で評価をさらに上げた。今後はプロ志望届を出す方向。「この悔しさを生かしたい。球場をもっと沸かせられるすごい選手になって帰ってくる」。夢をかなえる日までこの涙は忘れない。
(8月18日 夏の甲子園準々決勝 済美 3-2 報徳学園)
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小園 海斗 (報徳学園高・遊撃手) 177cm・右投左打・動画 |
今秋のドラフト1位候補、報徳学園・小園海斗内野手(動画)の最後の夏が終わった。3打数無安打。1点を追う九回には地方大会から一度もなかった失策を犯し、失点につなげてしまった。2日前に37.5度の発熱。前日に点滴を打って臨んだ末の敗戦に「自分の力が足りなかった」と言い訳しなかった。
今春のセンバツを逃し、春季県大会も2回戦で敗退。「苦しい思いをしながら甲子園で優勝しようとみんなでやってきた。すごく悔しい」と言うと、涙をこらえられなかった。
一つ前の試合では、中学時代のチームメート、大阪桐蔭の藤原が2本の本塁打を打った。試合前の通路で「打ってこいよ」と言われ「任せろ」と返した。「一番のライバル。大阪桐蔭とやりたかった」。もう一つの大きな悔いだ。
初戦で3二塁打を打つなど聖地で評価をさらに上げた。今後はプロ志望届を出す方向。「この悔しさを生かしたい。球場をもっと沸かせられるすごい選手になって帰ってくる」。夢をかなえる日までこの涙は忘れない。
(8月18日 夏の甲子園準々決勝 済美 3-2 報徳学園)
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万波中正(横浜)、プロ志望届提出する見通し
2018年08月18日
8/18、スポーツニッポン5面より
横浜が力尽きた。吉田に12安打を浴びせたが、同校夏の甲子園でワーストの14三振。平田監督は「まだ整理がつかない。3回戦で負けるつもりのチームではなかった。負けたのは私の責任。選手はよくやってくれた」と肩を落とした。
2戦連続無安打と苦しんだ4番・万波(動画)は初回にスライダーを左前へはじき返し、今大会初安打。7回には143キロを左前打と2安打を放った。一方で2三振も喫し「ほぼ直球で来ると思っていたが、かなり変化球が多かった」と涙をこぼした。
南神奈川大会では直前に追加登録でメンバー入りし、打率.542をマーク。スカウト評価も回復した。今後の進路は「今はまだ考えられない」としたがプロ志望届を提出する見通し。「若いうちにいろいろ経験できた。成長させてもらった」と話し、高校野球に別れを告げた。
(8月17日 夏の甲子園3回戦 金足農 5-4 横浜)
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万波 中正 (横浜高・外野手) 190cm・右投右打・動画 |
横浜が力尽きた。吉田に12安打を浴びせたが、同校夏の甲子園でワーストの14三振。平田監督は「まだ整理がつかない。3回戦で負けるつもりのチームではなかった。負けたのは私の責任。選手はよくやってくれた」と肩を落とした。
2戦連続無安打と苦しんだ4番・万波(動画)は初回にスライダーを左前へはじき返し、今大会初安打。7回には143キロを左前打と2安打を放った。一方で2三振も喫し「ほぼ直球で来ると思っていたが、かなり変化球が多かった」と涙をこぼした。
南神奈川大会では直前に追加登録でメンバー入りし、打率.542をマーク。スカウト評価も回復した。今後の進路は「今はまだ考えられない」としたがプロ志望届を提出する見通し。「若いうちにいろいろ経験できた。成長させてもらった」と話し、高校野球に別れを告げた。
(8月17日 夏の甲子園3回戦 金足農 5-4 横浜)
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松井義弥(折尾愛真)プロ視野、野元&長野は大学へ
2018年08月11日
8/11、西日本スポーツ22面より
憧れの甲子園は厳しく、そして楽しかった。初陣の折尾愛真は全国制覇2度の日大三に16失点の大敗。「九州のゴジラ」として注目された松井(動画)に聖地で待望の一発は出なかった。「自分たちの野球ができなかった」。最後は笑顔で終わろうと決めていた。でも、アルプススタンドにあいさつに行くと大声援を受けて少し涙がにじんだ。
初回1死二塁で右前打で走者を進め、4番上地龍聖の犠飛で先制。「自分の安打で流れを持ってこられたと思った」。だが1回裏に4連続四死球の後の4連打などで大量7点を奪われて攻撃もリズムが狂った。
10失点は覚悟していたが、打線が力を出せなかった。北福岡大会で6本塁打を放った5番・野元涼、同3本塁打の1番・長野匠馬も無安打に封じられ、星稜と並び地方大会最多10発の強力打線は沈黙。「甲子園にのみこまれた。気持ちばかり先走ってしまった」と野元。「失点が多くて力んでしまった」と奥野博之監督も中軸の沈黙は予想外だった。
日大三の小倉全由監督は「長野君も野元君もいい打者だが、一番は松井君」と松井を一番警戒。だが松井は2打席目以降は無安打に終わり、甲子園で「ゴジラ」と呼ばれた強打を見せることはできなかった。「本塁打を打ちたかったけど、チームが勝てる打撃を考えた。この夏、自分の持ち味は出せなかった」。
夏の大会で本塁打は北福岡大会2回戦の1本だけ。大会前に右脇腹に受けた死球の影響や、主将としての責任感もあったが「自分の実力不足。それがすべて」と言い訳しなかった。勝利は飾れなかったが、創部15年目で初の聖地を踏んだ。「自分たちはここで終わったので、次は後輩が頑張ってほしい」と松井は後輩に夢を託した。
野元、長野は大学へ進学。松井はプロも視野に入れながら今後の道を決める。
(8月10日 夏の甲子園1回戦 日大三 16-3 折尾愛真)
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松井 義弥 (折尾愛真高・三塁手) 191cm・右投左打・動画 |
憧れの甲子園は厳しく、そして楽しかった。初陣の折尾愛真は全国制覇2度の日大三に16失点の大敗。「九州のゴジラ」として注目された松井(動画)に聖地で待望の一発は出なかった。「自分たちの野球ができなかった」。最後は笑顔で終わろうと決めていた。でも、アルプススタンドにあいさつに行くと大声援を受けて少し涙がにじんだ。
初回1死二塁で右前打で走者を進め、4番上地龍聖の犠飛で先制。「自分の安打で流れを持ってこられたと思った」。だが1回裏に4連続四死球の後の4連打などで大量7点を奪われて攻撃もリズムが狂った。
10失点は覚悟していたが、打線が力を出せなかった。北福岡大会で6本塁打を放った5番・野元涼、同3本塁打の1番・長野匠馬も無安打に封じられ、星稜と並び地方大会最多10発の強力打線は沈黙。「甲子園にのみこまれた。気持ちばかり先走ってしまった」と野元。「失点が多くて力んでしまった」と奥野博之監督も中軸の沈黙は予想外だった。
日大三の小倉全由監督は「長野君も野元君もいい打者だが、一番は松井君」と松井を一番警戒。だが松井は2打席目以降は無安打に終わり、甲子園で「ゴジラ」と呼ばれた強打を見せることはできなかった。「本塁打を打ちたかったけど、チームが勝てる打撃を考えた。この夏、自分の持ち味は出せなかった」。
夏の大会で本塁打は北福岡大会2回戦の1本だけ。大会前に右脇腹に受けた死球の影響や、主将としての責任感もあったが「自分の実力不足。それがすべて」と言い訳しなかった。勝利は飾れなかったが、創部15年目で初の聖地を踏んだ。「自分たちはここで終わったので、次は後輩が頑張ってほしい」と松井は後輩に夢を託した。
野元、長野は大学へ進学。松井はプロも視野に入れながら今後の道を決める。
(8月10日 夏の甲子園1回戦 日大三 16-3 折尾愛真)
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川原陸(創成館)、プロ志望表明
2018年08月10日
8/10、サンケイスポーツ4面より
センバツ8強の創成館は4安打で完封負け。創志学園の右腕、西の前に三塁も踏めなかった。稙田監督は「いい投手が最高のピッチングをすればこういう結果になる。完敗です」と脱帽した。初出場だった2015年の夏と同じく、長崎原爆の日に甲子園に登場。試合前は原爆が投下された午前11時2分に1分間の黙祷をささげた。
四回途中4失点降板したプロ注目の川原(動画)は「自分に余裕がなかった。できれば上のレベルで、プロでやりたい」と話した。
(8月9日 夏の甲子園1回戦 創志学園 7-0 創成館)
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川原 陸 (創成館高・投手) 184cm・左投左打・動画 |
センバツ8強の創成館は4安打で完封負け。創志学園の右腕、西の前に三塁も踏めなかった。稙田監督は「いい投手が最高のピッチングをすればこういう結果になる。完敗です」と脱帽した。初出場だった2015年の夏と同じく、長崎原爆の日に甲子園に登場。試合前は原爆が投下された午前11時2分に1分間の黙祷をささげた。
四回途中4失点降板したプロ注目の川原(動画)は「自分に余裕がなかった。できれば上のレベルで、プロでやりたい」と話した。
(8月9日 夏の甲子園1回戦 創志学園 7-0 創成館)
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林晃汰&平田龍輝(智弁和歌山)、プロ志望届提出へ
2018年08月08日
8/8、スポーツ報知5面より
高校通算49本塁打の智弁和歌山・林(動画)は、2年夏の甲子園から3季連続アーチはならなかった。今夏は和歌山大会でも本塁打はゼロ。「(相手の先発は)予想外。それでも打たなきゃいけない。対応が遅れた。この夏は一度も満足した試合はなかった。結果が出なくて迷惑をかけた」
進路は明言しなかったが、投手の平田龍輝(動画)とともにプロ志望届を提出する予定。
(8月7日 夏の甲子園1回戦 近江 7-3 智弁和歌山)
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