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亀沢、亀の手 同点ヘッスラ リクエストで判定覆った

2018年8月24日 紙面から

中日-阪神 7回裏1死二、三塁、大島の二ゴロで生還する亀沢。捕手梅野=ナゴヤドームで(田中太一撮影)

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 サインは「ゴロ、ゴー」(打球が転がったら、すぐ走れ)。大島がやや緩めとはいえ、ゴロを二塁方向へ放つと、三塁走者の亀沢はちゅうちょなく突っ込んだ。「足で行ったらアウト。瞬時に判断できて良かった」。迷うことなく頭から飛び込んだ。

 1点を追う7回、1死二、三塁の場面。自らの中前打をきっかけにしたチャンス。タッチをかいくぐり、左手が一瞬先に入ったかに思われた。だが、クロスプレーの判定はアウト。すぐに亀沢はベンチへリクエストを要求するようにアピールした。

 「同時かと思いました。とりあえず使えるならリクエストを使っておこうと思って」。球場の大型ビジョンに映し出されるリプレーを見て、ようやく自身もセーフを確信できた。判定が覆ると、ベンチで満面に笑みで吉見とハイタッチを交わした。

 三塁コーチの奈良原内野守備走塁コーチも「スーパーヘッドスライディングです」と言うほどの、絶品プレー。それも日々の努力のたまものだ。ナゴヤドームで試合の際は、まだほとんど選手がいない昼すぎのグラウンドに姿を見せ、黙々と走り込んでいる。「1軍でいることが野球選手として大事。与えられたところでパフォーマンスを発揮できないと」。この日は早出特打も敢行。それも結果につながった。

 

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