世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級前王者の山中竜也(23)=真正=が硬膜下血腫で現役を引退する見通しであることが24日、関係者への取材で分かった。週明けにも正式に発表される予定。
堺市出身の山中は2012年6月にプロデビュー。昨年8月、世界初挑戦で王座を獲得し、今年7月、判定負けで2度目の防衛に失敗した。戦績は19戦16勝(5KO)3敗。
日本ボクシングコミッションの規定では、試合中や練習中のダメージなどに基づき、コミッションドクターから硬膜下血腫などの頭蓋内出血と診断された場合、ライセンスが自動的に失効すると定められている。