Yellow Magic Orchestraの結成40周年を記念して、アルファレコード期のアルバム全10タイトルが2種類のアナログ盤、SACDハイブリッド、ハイレゾ配信の各形態で再発するプロジェクト「YMO40」が11月に始動する。
YMOのオリジナルアルバムがリマスター音源で再発されるのは1999年以来。YMO作品のハイレゾ配信は本プロジェクトが初の試みとなる。リマスタリングを担当するのはアメリカのエンジニア、ボブ・ラディック。アナログ盤は45回転の2枚組“Collector's Vinyl Edition”とオリジナルLP盤復刻仕様の“Standard Vinyl Edition”の2形態で、共にアメリカ・ハリウッドのバーニー・グランドマン・マスタリング(Bernie Grundman Mastering)にてカッティングを行う。なお“Collector's Vinyl Edition”には書き下ろしライナーノーツや関係者インタビューを掲載した別冊ブックレット、当時の制作資料のレプリカなどが同梱される。
- イエロー・マジック・オーケストラ(Collector's Vinyl Edition)
- イエロー・マジック・オーケストラ<US版>(Collector's Vinyl Edition)
- ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー(Collector's Vinyl Edition)
プロジェクト第1弾として11月28日に再発されるのは、「イエロー・マジック・オーケストラ」「イエロー・マジック・オーケストラ<US版>」「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」の3タイトル。引き続き「パブリック・プレッシャー」「増殖」「BGM」「テクノデリック」「浮気なぼくら」「サーヴィス」「アフター・サーヴィス」の7タイトルが1年かけて順次再発される。「YMO40」特設サイトでは今後、商品の詳細情報に加え、オリジナルの動画や読み物などのコンテンツ、今後のラインナップの発売情報が随時アップされる予定だ。
また10月17日には、TOWA TEIが選曲・監修、砂原良徳が全楽曲のリマスタリングを手がけたセレクトアルバム「NEUE TANZ」がCDとアナログ盤の2形態で発売される。