今回は、キリンの富士山麓 シグニチャーブレンドを飲んでみます。
このウイスキーの特徴として、熟成年数にこだわらず、使用する原酒(モルト、樽材など)によって異なる熟成の進み具合に着目し、それぞれが最高の熟成度となる時期(マチュレーションピーク)となる原酒をブレンドしているところにあるそうです。
グラスに注ぐと、液色は少々濃い琥珀色、香りはメロン、レモン、青リンゴが感じ取れます。
口に含むと、アルコールの刺激は少なく、ナッツ、柿、レモン、青リンゴの香りが口に広がります。
味わいは、アルコールからの辛みが目立つものの、あとから酸味とビターが得られます。
ロックにすると、レモンに加えてライムの渋みを伴った爽やかな香りが揮発します。その後はメロン、ナッツ、バニラ、ウエハース、そしてほんのりとした燻製のごときスモーキーな香りが追いかけてきます。
味わいはビターが全体を支配しますが、後味に甘みも得られてきます。
最後にハイボールで飲んでみると、バーボンを思い起こせるエステリーな香りが広がり、後からはナッツ、ナシ、ライムも感じられます。
味わいは、少々ビターを感じ取れますが、その後は炭酸と共に酸味が主体になります。
レギュラー同様にアルコール度数が50度もあるため、ストレートで飲むには少々つらいかもしれません。
その点、ロックやハイボールでは、レギュラーよりも更に円熟味の増した香りと味を楽しむことができるでしょう。
ただ、ブレンデッドとしてまとまりすぎている印象もあり、もっと御殿場モルトならではのパンチの効いたものでも良かったのではないか、とも思えます。
700mL、アルコール度数50度、価格は5000円。
レギュラーに比べると5倍近い値段ですが、キリンらしさを更に洗練した香り、味わいを感じると、決して高いとは言えないでしょう。
円熟度に着目したウイスキー
シグニチャーブレンドは、2017年4月に、キリンのオンラインショップサイト「DRINX」限定で発売されましたが、2018年8月21日より一般にも市販が開始されました。このウイスキーの特徴として、熟成年数にこだわらず、使用する原酒(モルト、樽材など)によって異なる熟成の進み具合に着目し、それぞれが最高の熟成度となる時期(マチュレーションピーク)となる原酒をブレンドしているところにあるそうです。
レギュラーからのランクアップ感がある
では、ストレートから飲んでみます。グラスに注ぐと、液色は少々濃い琥珀色、香りはメロン、レモン、青リンゴが感じ取れます。
口に含むと、アルコールの刺激は少なく、ナッツ、柿、レモン、青リンゴの香りが口に広がります。
味わいは、アルコールからの辛みが目立つものの、あとから酸味とビターが得られます。
ロックにすると、レモンに加えてライムの渋みを伴った爽やかな香りが揮発します。その後はメロン、ナッツ、バニラ、ウエハース、そしてほんのりとした燻製のごときスモーキーな香りが追いかけてきます。
味わいはビターが全体を支配しますが、後味に甘みも得られてきます。
最後にハイボールで飲んでみると、バーボンを思い起こせるエステリーな香りが広がり、後からはナッツ、ナシ、ライムも感じられます。
味わいは、少々ビターを感じ取れますが、その後は炭酸と共に酸味が主体になります。
レギュラー同様にアルコール度数が50度もあるため、ストレートで飲むには少々つらいかもしれません。
その点、ロックやハイボールでは、レギュラーよりも更に円熟味の増した香りと味を楽しむことができるでしょう。
ただ、ブレンデッドとしてまとまりすぎている印象もあり、もっと御殿場モルトならではのパンチの効いたものでも良かったのではないか、とも思えます。
700mL、アルコール度数50度、価格は5000円。
レギュラーに比べると5倍近い値段ですが、キリンらしさを更に洗練した香り、味わいを感じると、決して高いとは言えないでしょう。
<個人的評価>
- 香り B: メロン、レモン、ライム、柿、ナッツ、青リンゴが先行、バニラやウエハースが後を追う。
- 味わい C: ストレートでは辛みが強いが、加水でビター、酸味が先行、後味は甘い。
- 総評 B: 熟成感は高く、全体的に落ち着いた印象。キリンらしさを更に高めている。
【8月21日発売】キリン 富士山麓 Signature Blend シグニチャーブレンド 700ml 1本【ご注文は1ケース(12本)まで1個口配送可能です】 |
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