わっしは大庭亀夫(おおばかめ、お)という。ifeelgroovy.net
http://www.ifeelgroovy.net/shop/catalog/default.php
という会社の契約社員である。
シャチョーというひとの経済観念がボロボロなので、受けねらいで決まる給料は、そんなに悪くない。年収300万円。社保完。
なに、フツーの日本人はもっともらってるって? きみのほうが多い? あとでメアド教えてあげるから、内緒でどこの会社か教えてね。
わっしは43歳で、頭がちょっと薄い。
Should I part my hair behind?
算盤が無敵の3級であって、英検も二級である。運転免許有。
背は165センチ。猫背です。独身である。
前にくびになった会社のミホちゃんによると水谷豊似です。
髪を後ろになでつけて「あにきいー」と言う特技もある。
もう十年はやくうまれればもてたのではないか。
これでもむかしは女の子と結婚まですすむちょっと手前までいったこともあるが、なぜか二度とも直前でうっちゃられてしもーた。
ひとりめは「コーヒーをすすって飲むひととは一緒に暮らせないんです」という理由であって、ふたりめは、わっしの出た大学が向こうのDBに載っていなかったもののようである。
仕事は会計である。他人が、どーいおーと、毎日の仕事でセビルストリートでつくった背広がすり切れては迷惑なので、肘にはばっちし黒い覆いをして仕事をしておる。
モニというひとはあの黒覆いは「セクシー」だと言うが、他の人は笑います。
(えっ、モニって誰かって? モナカみたいなものである(甘いんだお)。一般のひとは気にしなくてよい。
「スガキヤ」で 塩ワンタンメンをずずずずうーと食べたわっしは事務所に戻ります。はっしとヘッドフォンをかけてPCのコントロールパネルの「オーディオ」を最大にすると Krystal Meyersをがんがんにかけて数字を記入しまくる。
ああ、椅子の座面をかっこよくスリスリしてスウィングするわっしの尻。冴えるブラインドタイピング。
一瞬で記帳されてゆくifeelgroovy.netの小赤字(この部分は当初の表現「大赤字」からシャチョーの抗議に依り「小赤字」に改められました…まっ、絶対金額ではたいしたことはないが、でも会社の規模からしたら「大赤字」だと、わっしは思うが)。
えーかげん値上げしないと会社が潰れそうなのに、見栄っ張りのシャチョーのせいで、価格は据え置きである。ダイジョーブなんでしょうか。
わっしは大庭亀夫という。ifeelgroovy.netという会社の契約社員である。
イギリス人兼ニュージーランド人ではないかって?
お客人、あなたは悪い夢をみなすったのではないか。
エロイムエッサイム。ガメ・オベールは求め訴えたり。
なんちて。
わっしは、これからヒラ社員というものの哀しみを世の人に伝えるべくブログを書こうとしておる。あの細いネクタイをしたキザな銀行家の息子が引用した教科書的ダンテは、
S`io credesse che mia risposta fosse
A persona che mai tornasse al mondo,esta fiamma staria senza piu scosse.
Ma perciocchè giammai di questo fondo
Non tornò vivo alcun,odo il vero,Senza tema d’infamia ti rispondo.
というが、 もしもわっしがラザロなら、きっとせめて誰かを笑わせることくらいは出来るはずである。
いまはちょっとAge of Conan(無茶苦茶おもしれえっす)で忙しいので、どのくらいの頻度で更新できるかわからんが、
右上の画像は伊豆川奈のトンネル。下はKrystal MeyersのMy Freedom だす。
ほんじゃ、またね。