私の主人は教員採用試験を5回目に合格しています。合格した年は2つの県(A県とB県とする)の二次試験に進むことができ、そのうちの1県に合格しました。(教科は「保健体育」)
この記事では2県を受験した主人が、教員採用試験の個人面接で両県の面接官から質問をされた共通のもの10個について書いています。(要するにA県とB県で出題された質問のうち共通するものを挙げています)
二次試験の個人面接対策に役立てていただければ幸いです。
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【2県共通】二次試験の個人面接で聞かれたこと【保健体育】
1.なぜ本県を受験したのか。
2.複数の県を受験しているが、合格した場合どちらを優先するか。
3.部活動を指導するにあたって、心がけていることはあるか。
4.専門競技以外の部活動は何が指導できるか。
5.体罰についてどう考えるか。なぜなくならないのか。
6.学級でいじめが起こった場合、どのように対応するか。
7.不登校の生徒にどのように対応するか。
8.教員の仕事は多忙と言われているが、どのように対処していくか。
9.教員の不祥事について、その原因と予防策はあるか。
10.最後に何か言いたいことはあるか。
ポイント
①保健体育という教科を担当する以上、部活動(しかも運動部)についての質問は必ず問われるので自分の考えをまとめておく。
他にも、
・部活動の休養日についてどう思うか。(A県)
・「ブラック部活動」という言葉を知っているか。それについてどう考えるか。(B県)
などの質問をされました。
基本的には「部活動はあくまでもサブで教科指導に力をいれます」という姿勢で挑みました。
保健体育の教員以外でも、質問4のような、
専門外の部活動を任されたときどうするか。
という部分に対する自分なりの答えを用意しておくと、本番で質問されたときに慌てなくてすみます。
最近は部活動に関するいろんな考え方があるので、悩んだり迷ったりする部分はあると思います。ですが、各都道府県の教育委員会が進めるスタンスと同じような考えであれば間違いはないです。
主人の場合は、
・まず教科指導に力をいれる
・部活動では結果よりも過程を大切にする
・どんなスポーツにも積極的に楽しむ姿勢を大切にしているので、自分が未経験の競技もぜひやってみたい!でもできれば他の指導者(経験者)もサブとして1年間つけて欲しい。
というスタンスで指導しますとアピールしました。
②いじめ・不登校・教員の不祥事・ストレス解消法など、最近の教育業界を取り巻く問題については、自分なりの考え対処法をまとめておく。
小論文や集団討論にも活かされてくることなので、簡潔に自分の考えをまとめておいて下さいね。
③出身地以外の場所や複数の自治体を受験する場合は、なぜ○○県を受験するのか聞かれるので、必ず答えを用意しておこう。
○○県の教育理念に~などといった難しいこと言わずに、素直な気持ちを言葉にしました。
例:大学で築いた人脈を今後も活かしたい。
父親の出身地で小さい頃から親しんでいる。
要するに、簡単に辞めたり、よその自治体に移動しませんよ。とアピールできればいいんです。
さいごに
実はこの質問、九州の2県で共通して出された10個の質問です。どれもスタンダードな質問なので、一度ご自分の考えを整理するためにも、答え方をまとめておくと役にたちますよ!
さぁ、二次試験に向けて頑張ってくださいね!
このブログの教員採用試験についてのまとめページあります。
あわわ、背中で赤子がないてるわ!
またねっ