実写版がこの人というわけじゃないです
こんにちは、M(エム)です。更新がだいぶ怪しいですがストックしてたやつアップします。皆さんはシティーハンターという漫画をご存じでしょうか?かなり古いものなのですが、実写化されたり続編が描かれたりと息の長い作品になっています。よく読んだことのない方は、ハードボイルドのアクション漫画だと思っておられるかもしれませんが、それはこの作品の一面にすぎません。草食系男子という言葉がなかった頃の男の生き方を学ぶことができます。
Warning !ご注意・1
※この作品は何十年も昔の作品のため、現代のコンプライアンスに照らすと眉をひそめる描写があるかもしれません。特に下ネタを不快に感じる女性読者の方はどうかお読みにならないようお願いいたします。
※画像に関しては、できる限り速やかに削除いたします。記事を書く際に勢いをつけるためお借りしましたが、著作権に配慮し書き換えますので一時的に利用させていただきました。画像の権利はもちろんしかるべき権利者に帰属します。
スイーパー冴羽獠、登場
前作「CAT'S EYE」でも人気を博した漫画家北条司ですが、本作が彼の代表作となりました。トラブル解決を請け負う職業(スイーパー)で、最初の頃はカッコよかったです。最初は。
初回のストーリーを説明すると、女医・岩崎めぐみの恋人であるボクサー・荻野がチャンピオンへの挑戦権を得るのですが、何者かに射殺されます。彼の死で稲垣というボクサーが荻野の代わりにチャンピオンに挑戦することに。稲垣の犯行だと確信しためぐみは、実は余命いくばくもない病にかかっており、自身の生命保険の受取人にすることを報酬として冴羽に復讐を依頼するのでした。
試合当日、会場の歓声の中、冴羽の狙撃により誰にも気づかれることなく復讐は果たされます。その後、依頼人の前で保険の書類を破りながら、残りの人生俺の恋人になってくれみたいなセリフでエンディング。まあカッコいいじゃないですかこの時点では。
実を言うと初対面で仮病を使って依頼人にセクハラしにいっとるわけです、獠ちゃんは。漫画界では、うっかり事故や偶然で女性とえろい接触をすることをらっきーすけべと言うらしいのですが、彼の場合完全に犯罪ラインだと思うので現代なら賛否両論となるかもしれません。しかしこの程度はほんの序章にすぎませんでした。
「スッ」って(゚д゚)
普通は通報→逮捕かな
これは最近のスピンオフ作品 ↓
Warning !ご注意・2
※ここから先はどうぞ女性の皆さんはブラウザの×印を押すか、戻るボタンを押してください。これ、ダチョウ倶楽部の「押すな、押すなよ!」というネタふりではありません!本当に不快になる可能性があります!
※性的描写というよりは「下品な下ネタ描写」です。Uターンしてお帰りになられてお心を汚さず、どうぞ今日もよい一日をお過ごしくださいますよう。
男子も苦笑するおバカワールド
ちょっと女に弱いタフガイという設定で行くのかなと思っていたところ、瞬時にしてそのキャラは崩壊です。少年ジャンプの編集者のアドバイスという話もありますが。下ネタ大好きのアブない人がたまに真面目に仕事して超人的な能力を発揮するというギャグとシリアスが入り乱れた漫画となりました。射撃も格闘も超一流で、ボディーガードも狙撃も失敗したことありませんが、それ以外はほとんど発情しています。
Warning !ご注意・3
うっかり目に入ったら困るのでスペース開けます。本日の記事は以上です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
はい!ということでね!そこそこの年齢の男性は懐かしいのではないかと思います。1985~1991年まで連載されていたので、少年ジャンプが日本国内500~600万部ぐらい発行されていた頃の人気漫画です。毎週毎週これでもかとばかりにもっこりもっこり見せられてさすがに男子も苦笑していたのではと推察されます。
これでもまだ控え目
作者も若かったんだなあ(遠い目)
どんなズボン?
さあドン引きしてください
空も飛べるはず(スピッツ)
水飲み鳥、ドリンキングバード、平和鳥などというそうですね
顔が真剣すぎ
毎回あらゆるタイプの美女が
男子大好きハーレム展開。毎回美女といちゃこらしますが、その話が終わったらまた別の美女に鼻の下を伸ばして下ネタ全開になるという、「男ってバカじゃないの」と女性陣が大合唱しながら絶対零度のオーラを放ちそうなストーリーの連続でした。いやさすがに男もバカだろこれと読んでたと思います。でも何だかんだ楽しいので人気漫画として支持を獲得し長く連載していたんですね。
本命はただ一人
最初、冴羽の相棒は猫背のやる気なさそうな槇村という男だったんですが、見かけによらず腕利きの彼も麻薬組織に殺されてしまいます。その後相棒になったのが槇村の妹、香。ハンマーの使い手です。 獠をどつくためだけに使用しますが。
これがお約束の100tハンマー
獠は毎回いろいろな美女にふらふらしますが、結局一番大事なのは香であるということがストーリーの中で一貫して示唆されているわけですね。好きだから逆に全く手を出せないというベタな設定ですが、この漫画はベタとわかっていてそれを楽しむものでありました。いうなれば吉本新喜劇や時代劇みたいなお約束の宝庫。
それにしてもやっぱり1人の女性をずっと愛し続けるというのは素晴らしいと思いませんか。最終回は漫画とアニメで異なるそうですが、どちらもハッピーエンドとのことです。パラレルワールドとなる続編「エンジェル・ハート」では最初から香は亡くなっており、その心臓を移植された少女が主人公の作品です。
おわりに
いかがだったでしょうか。これぐらいの描写やセリフ回しは当時の漫画では「バカだなあ」で笑って済んでいましたが、現実世界とはしっかり線を引いておかないといけませんね。それはともかく、主人公の一途な愛に注目したい作品だと思います。それについては多少異論があるかもしれませんが。うーむ。ここまで読んでいただきありがとうございました。※画像はのちほどはがして辻褄合わせます