トップ 製品・サービス 導入事例 パートナー ダウンロード サポート 報道発表 企業情報 お問い合わせ
PacketiX VPN 2.0 マニュアル 第12章 PacketiX VPN ソフトウェア仕様 12.5 エラーコード一覧表

 

< 12.4 PacketiX VPN プロトコル仕様第13章 サポート>

12.5 エラーコード一覧表

PacketiX VPN 2.0 の各ソフトウェアを使用していると、エラーメッセージ、コード番号またはその両方が表示される場合があります。ここでは、エラーコードからエラーメッセージの検索ができるように 、一覧を提供すると共に、各エラーが発生する主な原因について解説します。

 

エラー1: サーバーへの接続が失敗しました。ネットワーク接続や、接続先サーバーのアドレスやポート番号を確認してください。

このエラーは、ユーザーが指定したサーバーの、ホスト名・IP アドレスおよびポート番号に対する接続が失敗した場合に発生します。このエラーが発生した場合は、指定したサーバーのホスト名・IP アドレスおよびポート番号が正しいかどうか、またコンピュータがネットワークに接続されているかどうかを確認してください。

エラー2: プロトコルエラーが発生しました。接続先サーバーからエラーが返されました。

このエラーは、VPN サーバーコンピュータに対して VPN クライアントコンピュータが接続を試行した際に、 VPN サーバーからエラーが返された場合に表示されます。このエラーが表示された場合は、接続先のサーバーのホスト名またはアドレスとポート番号上で、正しく VPN サーバーソフトウェアが動作しているかどうかを確認してください。また VPN サーバーソフトウェアまたは VPN クライアントソフトウェアのどちらかのバージョンが古い場合は、最新バージョンにアップデートしてみてください。

エラー3: 接続が切断されました。

このエラーは、VPN サーバーソフトウェアに対して管理接続している場合や、VPN クライアントソフトウェアに対して、 VPN クライアント接続マネージャなどから制御用の接続をしていた場合などで、ネットワークの回線状態が悪化したか、接続先のソフトウェアのプロセスが異常終了したか、またはユーザーまたはシステムの指示によって 、コネクションが切断またはサービスが再起動した場合に発生します。このエラーが発生した場合は、もう一度サーバーに対して接続を行ってみてください。

エラー4: プロトコルエラーが発生しました。

このエラーは、VPN サーバーコンピュータに対して VPN クライアントコンピュータが接続を試行した際に、 SSL 暗号化通信の初期化段階でエラーが発生した場合に発生します。このエラーが発生した場合は、接続先のサーバーのホスト名またはアドレスとポート番号上で、正しく VPN サーバーソフトウェアが動作しているかどうかを確認してください。特に VPN サーバーコンピュータ上の 443 番ポートを、他のソフトウェアによって奪われている状態で PacketiX VPN Server に 443 番ポートに対して接続しようとするとこのエラーが表示される場合もあります。また、プロキシサーバーや透過型ファイアウォールが原因で、このエラーが発生する場合もあります。

エラー5: PacketiX VPN ソフトウェア以外のクライアントがポートに接続しました。

このエラーは、VPN サーバーコンピュータ側で待機していたリスナーポートに対して、 VPN クライアントソフトウェア以外のソフトウェアが接続してきた場合に発生します。もしログファイルなどにこのエラーが大量に残っていた場合は、あなたの VPN サーバーコンピュータの VPN サーバーが提供しているリスナーポートが、ポートスキャンなどを受けている可能性もあります。

エラー6: ユーザーによってキャンセルされました。

このエラーは、何らかの処理の途中でユーザー (システム管理者を含む) によって、その処理が中断された場合に発生します。このエラーの大半はユーザーによって発生したものであり、通常は気にする必要はありません。

エラー7: 指定された認証方法はサーバーによって拒否されました。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、VPN サーバーコンピュータに対して使用できない認証方法を指定した場合に発生します。

エラー8: 指定された仮想 HUB がサーバーに存在しません。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 VPN サーバーコンピュータに対して接続する際に指定した仮想 HUB 名について、そのような名前の仮想 HUB が VPN サーバーコンピュータ上に存在しない場合に発生します。

エラー9: ユーザー認証に失敗しました。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 VPN サーバーコンピュータの仮想 HUB に接続するためにユーザー認証を試行した結果、ユーザー認証に失敗した場合に発生します。多くの場合は、認証方法の指定の誤りやユーザー名またはパスワードの入力ミス、証明書と秘密鍵の間違いなどです。もう一度認証情報をよく確認してから再試行してください。

エラー10: 指定された仮想 HUB は現在停止中です。しばらく待ってから、再接続してください。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 VPN サーバーコンピュータに対して接続する際に指定した仮想 HUB が現在「オフライン状態」になっていることを示します。仮想 HUB はオンライン状態でなければ VPN クライアントコンピュータからの接続を受け付けません。

エラー11: VPN セッションが削除されました。管理者がセッションを切断したか、クライアントから VPN Server への接続が切断された可能性があります。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 VPN サーバーコンピュータとの間で VPN 通信を行っていた場合に、VPN サーバーまたは仮想 HUB の管理者が、その VPN 通信セッションを強制切断したり、VPN サーバーコンピュータ側でサーバーまたは仮想 HUB が再起動されたり、通信がタイムアウトした場合などの理由で発生します。多くの場合は VPN セッションを再接続することにより解決できます。

エラー12: アクセスが拒否されました。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 VPN サーバーコンピュータに対して何らかの要求を出したり、また VPN サーバー管理マネージャや vpncmd などの管理ツールで VPN サーバーコンピュータに対して指示を出したりした結果、その内容がアクセス権違反である場合に発生します。たとえば VPN 接続する際のユーザーが無効にされている場合でもこのエラーが発生します。

エラー13: VPN セッションの通信がタイムアウトしました。クライアントから VPN Server への接続が切断された可能性があります。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 VPN サーバーコンピュータとの間で VPN 通信を行っていた場合に、通信回線の状態が不安定になるなどの原因で VPN 通信が途切れた場合に発生します。多くの場合は VPN セッションを再接続することにより解決できます。

エラー14: プロトコル番号が不正です。

このエラーは、通常表示されることはありません。

エラー15: TCP/IP コネクション数が多すぎます。

このエラーは、通常表示されることはありません。

エラー16: 接続先のサーバーまたは仮想 HUB に接続しているセッション数が多すぎます。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 VPN サーバーコンピュータの仮想 HUB に接続しようとした場合に、その VPN サーバーコンピュータまたは仮想 HUB に設定されている最大同時接続セッション数以上の VPN セッションが、その VPN サーバーまたは仮想 HUB にすでに接続されているため、新しいセッションを確立することができなかった場合に発生します。

エラー17: プロキシサーバーへの接続に失敗しました。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 HTTP プロキシサーバーまたは SOCKS プロキシサーバー経由で VPN サーバーコンピュータに接続しようとしたときに、指定したプロキシサーバーに対して接続することができなかった場合に発生します。このエラーが発生した場合は、プロキシサーバーの設定を見直してください。

エラー18: プロキシサーバーでエラーが発生しました。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 HTTP プロキシサーバーまたは SOCKS プロキシサーバー経由で VPN サーバーコンピュータに接続しようとしたときに、指定したプロキシサーバーに対して接続した後、何らかのエラーが発生した場合に表示されます。多くの場合、使用することができないプロキシサーバーを経由して VPN 接続しようとした場合に発生します。このエラーが発生した場合は、プロキシサーバーの設定を見直してください。また、プロキシサーバーの管理者に連絡して 、どのような原因で問題が発生しているのかを確認してもらってください。

エラー19: プロキシサーバーでのユーザー認証に失敗しました。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが、 HTTP プロキシサーバーまたは SOCKS プロキシサーバー経由で VPN サーバーコンピュータに接続しようとしたときに、指定したプロキシサーバーに対して送信したプロキシサーバーを使用するためのユーザー名とパスワードが間違っているか、認証に使用できない場合に発生します。

エラー20: 同一ユーザーのセッション数が多すぎます。

このエラーは、通常表示されることはありません。

エラー21: VPN Server でライセンスエラーが発生しました。VPN Server の管理者にお問い合わせください。

このエラーは、接続先の VPN サーバーコンピュータ上で動作している VPN サーバーソフトウェアが、体験版であり有効期限が切れていたり、ベータ版であったりした場合に発生します。VPN サーバーの管理者に連絡してください。

エラー22: 仮想 LAN カードデバイスドライバにアクセスできません。仮想 LAN カードがインストールされており、無効になっていないことを確認してください。

このエラーは、仮想 LAN カードを使用する必要があるにもかかわらず、仮想 LAN カードデバイスドライバがオペレーティングシステムによって無効にされている場合、またはデバイスドライバファイルが破損している場合などに発生します。

エラー23: 内部エラーが発生しました。

このエラーは、それほど頻繁に発生しませんが、多くの場合はユーザーが設定を行った際に、パラメータ (設定値) として不正な値を入力した場合に発生します。

エラー24: スマートカードまたは USB ハードウェアトークンデバイスへのアクセスに失敗しました。

このエラーは、スマートカードなどを使用する際に、そのスマートカードに対してアクセスすることができない場合に発生します。このエラーが発生した場合は、スマートカードの種類が正しく選択されていてカードがリーダに接続されてあるか、リーダとカードのドライバのインストールは完了していて正しくコンピュータに認識されているか、カードまたはリーダの初期設定が必要な場合はその初期設定が完了しているかなどを確認してください。

エラー25: PIN コードが違います。

このエラーは、スマートカードなどを使用する際に入力した PIN コードが間違っている場合に発生します。セキュリティ上の理由により、複数回 PIN コードを間違えて入力すると、カードが使用できなくなる場合がありますのでご注意ください。

エラー26: スマートカードまたは USB ハードウェアトークンデバイスには、指定された証明書は格納されていません。

このエラーは、ユーザーが指定した証明書オブジェクトが、スマートカード内に格納されていない場合に発生します。

エラー27: スマートカードまたは USB ハードウェアトークンデバイスには、指定された秘密鍵は格納されていません。

このエラーは、ユーザーが指定した秘密鍵オブジェクトが、スマートカード内に格納されていない場合に発生します。

エラー28: スマートカードまたは USB ハードウェアトークンデバイスへの書き込みに失敗しました。

このエラーは、スマートカードに対してオブジェクトを書き込もうとした際に、書き込みに失敗した場合に発生します。スマートカードの空き容量や書き込み権限を確認してください。

エラー29: 指定されたオブジェクトが見つかりません。

このエラーは、多くの場所で発生します。大半の場合は、ユーザーが指定した名前のオブジェクトが、システム上に登録されていないため発生します。

エラー30: 指定された名前の仮想 LAN カードはすでに存在します。別の名前を指定してください。

このエラーは、新しく登録しようとした仮想 LAN カードの名前が、すでに存在する仮想 LAN カードの名前と同一である場合に発生します。

エラー31: 仮想 LAN カードデバイスドライバのインストールに失敗しました。

このエラーは、新しく仮想 LAN カードを作成しようとしたところ、その仮想 LAN カードのデバイスドライバを、システムにインストールすることができなかった場合に発生します。このエラーが発生した場合は、VPN クライアントソフトウェアのプロセス (vpnclient) をサービスモードまたは Administrators / root 権限で動作させているかどうかを確認してください。

エラー32: 指定された名前は、仮想 LAN カードのデバイス名として使用できません。

このエラーは、ユーザーが指定した仮想 LAN カードの名前に、使用できない文字が含まれている場合に発生します。仮想 LAN カードの名前には、英数字と一部の記号しか使用できません。

エラー33: サポートされていません。

このエラーは、ユーザーが指定した機能が、システムによってサポートされていない場合に発生します。たとえば PacketiX VPN Bridge 2.0 に対して、仮想レイヤ 3 スイッチを作成する命令を呼び出した場合は、このエラーが発生します。

エラー34: 指定された名前の接続設定はすでに存在しています。

このエラーは、ユーザーが新しく作成しようとした接続設定と、同一の名前の接続設定がすでに存在している場合に発生します。

エラー35: 指定された接続設定は現在接続中です。

このエラーは、ユーザーが接続しようとした接続設定が、すでに接続中または接続済みである場合に発生します。

エラー36: 指定された接続設定は存在しません。

このエラーは、ユーザーが指定した接続設定の名前と、一致する接続設定が存在しない場合に発生します。

エラー37: 指定された接続設定は接続されていません。

このエラーは、ユーザーが VPN 接続を切断しようとした接続設定が、まだ接続中または接続済みでなかった場合に発生します。

エラー38: パラメータが不正です。

このエラーは、さまざまな理由で発生します。多くの場合は、ユーザーが設定を行った際に、パラメータ (設定値) として不正な値を入力した場合に発生します。

エラー39: スマートカードまたは USB ハードウェアトークンでエラーが発生しました。

このエラーは、スマートカードに対してアクセスしようとした結果、ハードウェアからエラーが返された場合などに発生します。

エラー40: スマートカードまたは USB ハードウェアトークン認証を選択しましたが、使用するデバイスが選択されていません。接続マネージャの [スマートカード] メニューで選択してください。

このエラーは、使用するスマートカードが選択されていない場合に発生します。

エラー41: 指定された仮想 LAN カードは 1 つ以上の接続設定によって使用されています。この仮想 LAN カードを使用している接続設定を削除するか、接続設定が使用する仮想 LAN カードを変更してください。

このエラーは、仮想 LAN カードを削除しようとした際に、その仮想 LAN カードを使用中の接続設定が存在する場合に発生します。仮想 LAN カードを削除する場合は、まずその仮想 LAN カードを使用している接続設定を削除してください。

エラー42: 指定された接続設定が使用する仮想 LAN カードが見つかりません。仮想 LAN カードが存在していることを確認してください。また、仮想 LAN カードデバイスが無効化されていないことを確認してください。問題が解決できない場合は、この接続設定の使用する仮想 LAN カードを変更するか、同じ名前の仮想 LAN カードを新規作成してください。

このエラーは、仮想 LAN カードを使用する必要があるにもかかわらず、仮想 LAN カードデバイスドライバがオペレーティングシステムによって無効にされている場合、またはデバイスドライバファイルが破損している場合などに発生します。

エラー43: 指定された接続設定が使用する仮想 LAN カードは、すでに別の接続設定によって使用中です。同じ仮想 LAN カードを使用している別の接続設定がある場合は、その接続設定を切断してください。

このエラーは、同一の仮想 LAN カードを 2 つ以上の接続設定が使用するように設定されている状態で、ある接続設定が仮想 LAN カードを使用しているときに、別の接続設定が同時にその仮想 LAN カードを使用しようとした場合に発生します。

エラー44: 指定された接続設定が使用する仮想 LAN カードが無効化されています。この接続設定を使用する前に、仮想 LAN カードを有効化して、使用可能な状態にしてください。

このエラーは、仮想 LAN カードを使用する必要があるにもかかわらず、仮想 LAN カードデバイスドライバがオペレーティングシステムによって無効にされている場合、またはデバイスドライバファイルが破損している場合などに発生します。

エラー45: 指定された値が不正です。

このエラーは、さまざまな理由で発生します。多くの場合はユーザーが設定を行った際に、パラメータ (設定値) として不正な値を入力した場合に発生します。

エラー46: 接続先はクラスタコントローラではありません。

このエラーは、クラスタコントローラに対して行うべき命令を、それ以外の種類の VPN サーバーソフトウェアに対して指示した場合に発生します。

エラー47: 接続試行中です。

このエラーは、クラスタコントローラへの接続状態が接続試行中であることを表します。

エラー48: クラスタコントローラへの接続に失敗しました。

このエラーは、クラスタメンバサーバーがクラスタコントローラに対して接続できなかった場合に発生します。

エラー49: クラスタコントローラはクラスタ上に新しいセッションを割り当てることができませんでした。

このエラーは、クラスタコントローラが VPN セッションを、クラスタ上の VPN Server に対して割り当てる処理に失敗した場合に発生します。

エラー50: クラスタメンバサーバーの仮想 HUB を管理することはできません。

このエラーは、クラスタメンバサーバーの仮想 HUB に対してオプションを設定しようとした場合に発生します。クラスタ環境では、すべての仮想 HUB への管理および設定は、クラスタコントローラ経由で行ってください。

エラー51: 接続しようとしたユーザーのパスワードは空のため、リモートから接続を行うことはできません。空のパスワードを使っている場合、VPN Server のローカルコンピュータ localhost (127.0.0.1) 上からのみ接続できます。

このエラーは、VPN サーバーソフトウェアに対してリモート接続しようとした際に、認証のためのパスワードがサーバー側で設定されていないため、リモートからの認証を受け付けられない場合に発生します。このエラーが発生した場合は、まずサーバーソフトウェアが動作しているコンピュータのローカル画面上から localhost に対して接続してパスワードを変更してください。

エラー52: 権限が不足しています。

このエラーは、ユーザーが行おうとした行為が、権限不足によって実行できなかった場合に発生します。

エラー53: 指定したリスナーが見つかりません。

このエラーは、ユーザーが指定したリスナーポートが存在しない場合に発生します。

エラー54: すでに指定したポート番号のリスナーが存在しています。

このエラーは、ユーザーが作成しようとしたリスナーポートと同一のポートが、すでに存在している場合に発生します。

エラー55: クラスタメンバサーバーではありません。

このエラーは、ユーザーがクラスタメンバサーバーに対してのみ行うべき操作を、クラスタメンバサーバー以外の VPN サーバーに対して行おうとした場合に発生します。

エラー56: 指定した暗号化アルゴリズム名はサポートされていません。

このエラーは、ユーザーが VPN サーバーがサポートしていない SSL 暗号化アルゴリズム名を指定した場合に発生します。

エラー57: 指定した名前の仮想 HUB はすでにサーバー上に存在します。

このエラーは、ユーザーが新しい仮想 HUB を登録しようとしたとき、すでに同一の名前の仮想 HUB が VPN サーバー上に存在している場合に発生します。

エラー58: 登録されている仮想 HUB が多すぎます。これ以上登録できません。古い仮想 HUB を削除してください。

このエラーは、ユーザーが新しい仮想 HUB を登録しようとしたとき、すでに VPN サーバー上に最大個の仮想 HUB が登録されていて、これ以上の仮想 HUB を登録することができない場合に発生します。

エラー59: 指定された名前のカスケード接続がすでに存在します。

このエラーは、ユーザーが新しいカスケード接続を登録しようとしたとき、すでに同一の名前のカスケード接続が仮想 HUB 上に存在している場合に発生します。

エラー60: カスケード接続はクラスタ上のサーバーに作成することはできません。

このエラーは、ユーザーがクラスタリン環境の VPN サーバー上に、カスケード接続を作成しようとした際に発生します。

エラー61: 指定されたカスケード接続がオフラインになっています。

このエラーは、ユーザーがオンライン状態のカスケード接続を指定しなければならない場合に、オフライン状態のカスケード接続を指定した場合に発生します。

エラー62: 登録されているアクセスリスト数が多すぎます。

このエラーは、仮想 HUB に多くのアクセスリストが登録されており、これ以上の数のアクセスリストを登録できない場合に発生します。

エラー63: 登録されているユーザー数が多すぎます。

このエラーは、仮想 HUB に多くのユーザーが登録されており、これ以上の数のユーザーを登録できない場合に発生します。

エラー64: 登録されているグループ数が多すぎます。

このエラーは、仮想 HUB に多くのグループが登録されており、これ以上の数のグループを登録できない場合に発生します。

エラー65: 指定したグループは存在しません。

このエラーは、指定した名前のグループが、仮想 HUB 上に存在しない場合に発生します。

エラー66: 指定した名前のユーザーがすでに仮想 HUB 上に存在します。

このエラーは、作成しようとしたユーザーの名前と同一の名前のユーザーが、すでに仮想 HUB 上に存在する場合に発生します。

エラー67: 指定した名前のグループがすでに仮想 HUB 上に存在します。

このエラーは、作成しようとしたグループの名前と同一の名前のグループが、すでに仮想 HUB 上に存在する場合に発生します。

エラー68: 指定した名前のユーザーはサーバー上に存在しますが、認証の種類はパスワード認証ではありません。パスワードを変更することはできません。

このエラーは、VPN クライアントソフトウェアを使用して、 VPN サーバーソフトウェア上に登録されているユーザーのパスワードを変更しようとしたが、そのユーザーが標準パスワード認証でない場合に発生します。

エラー69: 入力されたユーザー名または古いパスワードが正しくありません。パスワードは大文字・小文字を区別されます。

このエラーは、VPN クライアントソフトウェアを使用して、 VPN サーバーソフトウェア上に登録されているユーザーのパスワードを変更しようとしたが、指定されたユーザー名またはパスワードが正しくない場合に発生します。

エラー73: カスケード接続のセッションは切断できません。セッションを削除するには、カスケード接続を停止してください。

このエラーは、カスケード接続セッションを誤って切断しようとした場合に発生します。

エラー74: VPN Server への接続設定が未完了です。先に VPN Server に接続するための接続設定を行ってください。

このエラーは、接続設定がまだ 1 つも登録されていない状況で、接続設定が必要な処理を呼び出すと発生します。

エラー75: すでに VPN Server への接続を開始しています。

このエラーは、すでに VPN サーバーコンピュータへの接続処理が開始されている場合に発生します。

エラー76: VPN Server に接続されていません。

このエラーは、まだ VPN サーバーコンピュータへの接続処理が開始されていない場合に発生します。

エラー77: 指定された X509 証明書ファイルは RSA 1024bit または 2048bit の公開鍵を持っていません。PacketiX VPN ソフトウェアは RSA 1024bit または 2048bit 証明書をサポートしています。

このエラーは、ユーザーが指定した X.509 証明書のビット長が 1,024 bit または 2,048 bit でない場合に発生します。

エラー78: SecureNAT のセッションは切断できません。セッションを削除するには、SecureNAT 機能を停止してください。

このエラーは、SecureNAT セッションを誤って切断しようとした場合に発生します。

エラー79: SecureNAT 機能はクラスタリング環境では有効にすることはできません。

このエラーは、SecureNAT 機能を、クラスタリング環境の VPN サーバー上で有効にしようとした場合に発生します。

エラー80: SecureNAT 機能が動作していません。

このエラーは、SecureNAT 機能が動作している必要がある処理を呼び出した際に、 SecureNAT 機能がまだ動作していない場合に発生します。

エラー81: この VPN Server への接続セッションは、ネットワーク管理者によって設置されているファイアウォール装置によって遮断されました。ネットワーク管理者にお問い合わせください。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが VPN サーバーコンピュータに対して VPN 接続しようとした際に、ネットワーク上の VPN 通信を遮断する装置によって VPN 接続がブロックされた場合に発生します。このエラーが発生した場合はネットワーク管理者にお問い合わせください。

エラー82: ローカルブリッジセッションは切断できません。セッションを削除するには、ローカルブリッジ機能を停止してください。

このエラーは、ローカルブリッジセッションを誤って切断しようとした場合に発生します。

エラー83: ローカルブリッジ機能が動作していません。

このエラーは、ローカルブリッジ機能が動作している必要がある処理を行う際に、まだローカルブリッジ機能が動作していない場合に発生します。

エラー84: 接続先の VPN Server では、ローカルブリッジが使用できません。お使いの VPN Server でローカルブリッジを使用するための設定方法については、オンラインヘルプなどを参照してください。

このエラーは、ローカルブリッジ機能をサポートしていないオペレーティングシステム上で VPN サーバーソフトウェアを動作させている状態で、ローカルブリッジ機能を使用しようとした場合に発生します。

エラー85: 接続先サーバーの提示した証明書が信頼できません。接続設定でサーバー証明書を必ず検証する設定が有効になっています。信頼できるルート証明書を登録するか、固有証明書を登録してください。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータが VPN サーバーコンピュータに接続しようとしたときに、接続先の VPN サーバーコンピュータの提示した X.509 証明書が信頼できない場合に発生します。

エラー86: 接続先サーバーの製品コードが違います。このクライアントから接続することはできません。

このエラーは、通常は発生することはありません。

エラー87: クライアントとサーバーのバージョンが違います。ソフトウェアをアップデートしてください。

このエラーは、VPN クライアントソフトウェアと、接続先の VPN サーバーソフトウェアとの間のバージョンが大きく異なるため、プロトコル上の互換性がない場合に発生します。VPN サーバーソフトウェアまたは VPN クライアントソフトウェアのどちらかのバージョンが古い場合は、最新バージョンにアップデートしてみてください。

エラー88: キャプチャデバイスの追加に失敗しました。すでに同一のキャプチャデバイスが登録されている可能性があります。

このエラーは、通常は発生することはありません。

エラー89: 接続先サーバーはクライアントから接続することはできません。専用クライアントソフトウェアが必要です。

このエラーは、通常は発生することはありません。

エラー90: 指定したキャプチャデバイスは登録されていません。

このエラーは、通常は発生することはありません。

エラー91: 仮想レイヤ 3 スイッチセッションは切断できません。セッションを削除するには、仮想レイヤ 3 スイッチを停止してください。

このエラーは、仮想レイヤ 3 スイッチセッションを、誤って切断しようとした場合に発生します。

エラー92: 指定された名前の仮想レイヤ 3 スイッチは既に存在します。別の名前を指定してください。

このエラーは、新しい仮想レイヤ 3 スイッチセッションを登録しようとした場合に、同一の名前の仮想レイヤ 3 スイッチセッションがすでに登録されている場合に発生します。

エラー93: 指定された名前の仮想レイヤ 3 スイッチが見つかりません。

このエラーは、指定した名前の仮想レイヤ 3 スイッチが登録されていない場合に発生します。

エラー94: 指定された名前が不正です。使用できない文字が含まれていないかどうかチェックしてください。

このエラーは、指定した名前に、使用することができない文字が含まれている場合に発生します。

エラー95: 仮想レイヤ 3 インターフェイスの追加に失敗しました。

このエラーは、VPN サーバーコンピュータに、仮想レイヤ 3 スイッチを追加することができなかった場合に発生します。

エラー96: 仮想レイヤ 3 インターフェイスの削除に失敗しました。

このエラーは、VPN サーバーコンピュータから仮想レイヤ 3 スイッチを削除することができなかった場合に発生します。

エラー97: 指定された仮想レイヤ 3 インターフェイスの接続先仮想 HUB に接続している仮想レイヤ 3 インターフェイスが仮想レイヤ 3 スイッチの中に既に存在します。1 つの仮想レイヤ 3 スイッチの中では、同一の仮想 HUB に接続する仮想レイヤ 3 インターフェイスは 1 つしか定義できません。

このエラーは、指定された仮想レイヤ 3 インターフェイスの、接続先仮想 HUB に接続している仮想レイヤ 3 インターフェイスが、仮想レイヤ 3 スイッチの中に既に存在する場合に発生します。

エラー98: ルーティングテーブルの追加に失敗しました。

このエラーは、レイヤ 3 スイッチに新しいルーティングテーブルを追加するのに失敗した場合に発生します。

エラー99: ルーティングテーブルの削除に失敗しました。

このエラーは、レイヤ 3 スイッチから指定したルーティングテーブルを削除するのに失敗した場合に発生します。

エラー100: 指定されたルーティングテーブルはすでに存在します。

このエラーは、レイヤ 3 スイッチに新しいルーティングテーブルを追加しようとしたところ、同一のルーティングテーブルがすでに存在している場合に発生します。

エラー101: クライアントとサーバーの間の時計がずれています。時刻設定を確認してください。

このエラーは、VPN クライアントコンピュータと VPN サーバーコンピュータとの間で、時計が大幅にずれている場合に発生します。

エラー102: この仮想レイヤ 3 スイッチを開始できません。仮想レイヤ 3 スイッチを開始するには、最低でも 1 つの仮想インターフェイスが仮想レイヤ 3 スイッチ内に定義されている必要があります。

このエラーは、仮想レイヤ 3 スイッチに 1 つも仮想インターフェイスが登録されていない場合に発生します。

エラー103: 接続先の VPN Server のクライアント接続ライセンス数が不足しています。サーバー管理者にお問い合わせください。

このエラーは、VPN サーバーコンピュータに登録されている、クライアント接続ライセンス数以上の VPN 接続セッションがすでに確立されているため、新しい VPN セッション (クライアントモード接続) を確立できない場合に発生します。

エラー104: 接続先の VPN Server のブリッジ接続ライセンス数が不足しています。サーバー管理者にお問い合わせください。

このエラーは、VPN サーバーコンピュータに登録されている、ブリッジ接続ライセンス数以上の VPN 接続セッションがすでに確立されているため、新しい VPN セッション (ブリッジまたはルータモード接続) を確立できない場合に発生します。

エラー105: 接続先の VPN Server は、現在技術的な問題で接続を受け付けていません。しばらく待つか、VPN Server の管理者に連絡してサーバーのログファイルを確認するよう要請してください。

このエラーは、通常は発生しません。発生した場合は VPN サーバーの管理者に連絡してください。

エラー106: 接続先の VPN Server の証明書の有効期限が切れています。VPN Server の管理者にご連絡ください。

このエラーは、接続先の VPN サーバーコンピュータが提示した X.509 証明書 (サーバー証明書) の有効期限が切れている場合に発生します。

エラー107: モニタリングモードで接続を要求しましたが、接続に使用したユーザーのセキュリティポリシーはモニタリングモードを許可していません。

このエラーは、 VPN クライアントコンピュータが VPN サーバーコンピュータの仮想 HUB にモニタリングモードで接続しようとした際に、そのユーザーがモニタリングモードでの接続をセキュリティポリシーによって許可されていない場合に発生します。

エラー108: ブリッジ / ルータモードで接続を要求しましたが、接続に使用したユーザーのセキュリティポリシーはブリッジモードもルータモードも禁止しています。

このエラーは、 VPN クライアントコンピュータが VPN サーバーコンピュータの仮想 HUB にブリッジ / ルータモードで接続しようとした際に、そのユーザーがブリッジ / ルータモードでの接続をセキュリティポリシーによって禁止されている場合に発生します。

エラー109: VPN Server の仮想 HUB のアクセス制御リストの設定によって、クライアントの IP アドレスからの接続は拒否されました。

このエラーは、 VPN クライアントコンピュータが VPN サーバーコンピュータの仮想 HUB に接続しようとした際に、接続元の IP アドレスが仮想 HUB のアクセス制御リストの設定によってブロックされ、接続が拒否された場合に発生します。

エラー110: 項目数が多すぎます。

このエラーは、さまざまな場所で発生する可能性があります。一般的に複数個のオブジェクトを登録できるリスト項目で、すでに最大個数のオブジェクトが登録されているため新しいオブジェクトを登録できない場合に発生します。

エラー111: メモリが不足しています。

このエラーは、コンピュータのメモリが不足しており、新しいメモリを確保できない場合に発生します。

エラー112: 指定されたオブジェクトはすでに存在しています。

このエラーは、さまざまな場所で発生する可能性があります。一般的に複数個のオブジェクトを登録できるリスト項目で、新しいオブジェクトを登録しようとした場合に 、すでにリストに同一のオブジェクトが登録されている場合に発生します。

エラー113: 致命的なエラーが発生しました。プログラムの動作が継続できない可能性があります。

このエラーは、通常は発生しません。発生した場合は VPN サーバーの管理者に連絡してください。

エラー114: 接続先 VPN Server でソフトウェアライセンス違反が検出されています。接続は許可されません。VPN Server の管理者にお問い合わせください。

このエラーは、1 台用の VPN サーバーソフトウェア製品のライセンスキーを、複数台の VPN コンピュータで使用しているなど、PacketiX VPN ソフトウェアのライセンス契約違反が行われているサーバーに接続すると発生します。

エラー116: クライアント側でソフトウェアライセンス違反が検出されました。接続は許可されません。

このエラーは、通常は発生しません。発生した場合はシステム管理者に連絡してください。

エラー117: コマンドまたはファイル名が不正です。

このエラーは、 vpncmd で正しくないコマンドを指定した場合に発生します。

エラー118: ライセンスキーが正しくありません。

このエラーは、 VPN サーバーソフトウェアに登録しようとしたライセンスキーが正しくない場合に発生します。発生した場合はシステム管理者に連絡してください。

エラー119: VPN Server に有効な製品ライセンスが登録されていません。VPN Server の管理者に連絡してください。

このエラーは、 VPN サーバーソフトウェアに有効な製品ライセンスが 1 つも登録されていないため、VPN サーバーとして動作することができない場合に発生します。発生した場合はシステム管理者に連絡してください。

エラー120: VPN Server がクラスタとして動作するために必要な製品ライセンスが登録されていません。VPN Server の管理者に連絡してください。

このエラーは、 VPN サーバーソフトウェアに、クラスタリング機能を使用することができる有効な製品ライセンスが 1 つも登録されていないため、クラスタリング機能を使用した VPN サーバーとして動作することができない場合に発生します。発生した場合はシステム管理者に連絡してください。

 

 

< 12.4 PacketiX VPN プロトコル仕様第13章 サポート>

PacketiX VPN 2.0 オンラインマニュアル (Web 版) バージョン 2.20.5280.01
Copyright © 2004-2007 SoftEther Corporation. All Rights Reserved.
 www.softether.com | サポート情報 | 使用条件