2018年8月23日 02:00
Netflixは、8月23日午前2時、日本でのサービス利用料を値上げする、と発表した。同社はアメリカなど他国で利用料金を値上げしているが、日本での値上げは、2015年秋の市場参入以来初めて。新料金はベーシックが800円、スタンダードが1,200円、プレミアムが1,800円。150円~350円の値上げとなる。
8月23日午前2時より新規加入者向けの価格は、変更されている。既存加入者については、支払いの一カ月前にメールやサービス上などで値上げの告知がなされ、告知後の支払いより値上げが適用される。実質的に最初に値上げが適用されるのは、9月分の支払いからとなる。
なお、NetflixはKDDIと提携し、通信料金を含めた「auフラットプラン25 Netflixパック」(Netflix・ベーシックプランをバンドルし、月額5,500円)の提供を準備中だが、料金変更に伴うこちらへの影響については、分かり次第補足する。
値上げの理由について同社広報は「オリジナルコンテンツの充実や、字幕・吹き替えなどのローカライゼーション、技術的イノベーションへの投資が目的。他国の状況や日本での契約状況から判断したものではない」としている。
なお、Netflixには契約期間の縛りや料金プランの変更に関する縛りはなく、その点は今回も変更がない。