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高知県立大学は2018年8月20日、同大学の管理するメールサーバーが不正アクセスされたと発表した。不正アクセスを受けたのは、G Suite for Educationという教育機関向けのサービス。管理者のアカウントが乗っ取られ、教職員向けに送られたメールの情報が流出した。
高知県立大によると、8月20日の午前4時ごろに内部情報を含んだメールが全教職員228人に一斉送信された。内部情報には、酒気帯び運転をした男性入試課長(現在は懲戒解雇処分)への対応に関する情報や、図書館新設の際に蔵書を焼却処分してしまったことへの謝罪文などが含まれているという。
同大学は高知県警に相談するとともに、学内の教職員向けメールを停止する処置を取った。学生の個人情報などが流出していないかは「現在調査中」(高知県立大担当者)という。