大阪桐蔭に敗れ、涙する金足農・吉田輝星(中央) © デイリースポーツ/神戸新聞社 大阪桐蔭に敗れ、涙する金足農・吉田輝星(中央)

 大阪桐蔭の史上初の2度目の春夏連覇で幕を閉じた「第100回全国高校野球選手権」の決勝戦を緊急中継した秋田朝日放送の視聴率が、視聴率調査対象外地域だったことから数字が出ないことが分かった。決勝戦は秋田代表の金足農が秋田県勢として103年ぶりに決勝進出で全国的に話題となっていた。デイリースポーツの取材に秋田朝日放送側は、高い数字が期待できただけに「残念です」と無念さをにじませた。

 金足農の決勝進出は、秋田県勢としては103年ぶり。しかも全員地元出身で戦い続けてきた“雑草”軍団の集大成の試合とあって、決勝戦では「秋田の街から人が消えた」と言われており、県民の多くが金足農応援のため、テレビ中継に見入っていた。秋田では、決勝戦はNHKと秋田朝日放送の2局が中継。決勝前日に中継を決めた秋田朝日放送の視聴率にも注目が集まっていた。

 だが、秋田朝日放送によれば、そもそもこの日は、秋田地区は視聴率調査対象外だったといい、視聴率は今後も分からないという。デイリースポーツの取材に秋田朝日放送担当者は「皆さん、NHKをご覧になっているのでは」としながらも、高い数字が期待できただけに「残念です」と無念さをにじませていた。

 同局は金足農の試合ごとに興奮ツイートを連発し、一躍注目を浴びていた。決勝戦が終わり一夜明けた22日には「すったげ甲子園ロスだけど仕事します…!」とつぶやいていた。

 なお、NHK総合の視聴率は関東地区で20・3%だった。(ビデオリサーチ日報調べ)。

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