こんにちわ。
うちのブログは基本的にコスメを中心とするレビューブログなので「商品レビューは正直に」がモットーで、それ以外の雑記には当たり障りのないことしか書いておりません。
ただ、最近ちょっと思うところがありまして、少しだけ毒を吐かせていただきます('A`)
顔文字多用しているのも検索ユーザー向けのコスメレビュー記事ではないので、中の人の本質が現れているからです(ノ)ω(ヾ)
蔓延する釣りタイトル
検索エンジンを意識したブログ運営をしている皆様ならよくお分かりだと思いますが、アクセスを増やすにはタイトルの付け方って大事ですよね。
狙ったワードで検索上位に表示させられるか、ユーザーにクリックしてもらえるか。前者は記事内容を充実させることが必須条件ですが、後者はほぼタイトル勝負です。
ユーザーの目を惹いてクリックを促す、アクセスUPのためにはそんなタイトルが理想ではありますが、記事内容と合っていない釣りのようなタイトルを付けているブログも多いのです。
たとえば気になっている商品・サービスがあって、実際に使用した人の口コミや評判を知りたかったら「●●●● 口コミ」と検索しますね。
ここではいくつかの商品を検索した例を出させていただきます。
泥洗顔 どろあわわの例
一番上に出てくるのは@コスメで、その次にこのような一般サイトが表示されました。
中には普通のレビュー記事もありますが、多いのは「口コミを信じるな!」、「悪い口コミ」など。この手のネガティブワードを使ったタイトルです。
ちなみにうちのブログのどろあわわレビュー記事は圏外( ;∀;)
他にも「口コミが悪い」、「効果なし」など悪評が目立ちます。
こんなのが出てくると、どろあわわに興味を持っているユーザーは「えっどろあわわって評判悪いの?効果ないの?」と思ってクリックしてしまうことでしょう。
で、それらの批判ブログにはどんなことが書かれているかというと・・・
どろあわわにはこんな悪い口コミがあるよ!
↓
でも良い口コミも沢山あるよ!
↓
こんな良い成分入ってて効果あるよ!
↓
すごく良い商品だからおすすめ!
↓
今なら●●%OFF(アフィリエイトリンク)
ほぼこのパターンです( ∵ )
いわゆる消費者の不安を煽るようなネガティブワードで誘導して、最終的に購入を促す手法です。
もう一つ例を挙げてみましょう。
美白化粧品 ビーグレンの例
これはもっと露骨ですねー。
「嘘」、「シミは消えない」、「買ってはいけない」など一見散々な言われようではありますが、全て最終的に「ビーグレンおすすめ!是非買いましょう!」という安定の流れとなっています( ∵ )
「ハイドロキノンでシミ対策&予防できる」って書いてあるなら、タイトルと違うじゃないですか( ´_ゝ`)
@cosmeより上に表示されるくらいのSEO対策が出来るのなら、正しく商品情報を伝えるだけで良いと思うのですけどね。
ちなみにこのような記事が多いのはネット販売を主としている商品です。つまりアフィリエイトができる商品。
発信するなら正しい情報を
批判なら批判で良いと思います。 有名なカネボウの白斑事件、茶のしずく事件など、化粧品に特定の成分が配合されていたことによって被害が発生してしまうことは実際にあります。
化粧品を使用して皮膚の炎症や、アレルギーなどの問題が起こってしまったら口コミサイトやブログを通じて情報を発信することで、多くの人に呼びかけられます。
そういった口コミによってメーカーが問題に気付くのが早まるかもしれません。
でも一見批判と見せかけるためのタイトルで誘導するのは誰も得をしません。
検索結果にネガティブワードばかり並んでいたらユーザーは「この商品評判悪いんだな」ってあらぬ誤解が生じるでしょう。
それについて記述してあるこんなサイトも。
書いてあることを要約すると「どろあわわ批判に見せかけた宣伝ブログのステマに注意!」といった内容です。
ブログを運営している人、ネットリテラシーの高い人ならアフィリエイターが勝手にやっていることだって分かりますが、一般人がこれを見たら「何これ?メーカーがステマサイト量産してるの?怪しいな」って思いますよ。
実際に悪くない商品だったとしてもユーザーには疑念が生まれる。メーカーはステマを疑われて信頼感がなくなる。こんなの誰も得をしません。
勿論、自分もアフィリエイトをやっています。このブログにもGoogleアドセンスやAmazon・楽天などの商品リンクが貼っています。
でも本来のアフィリエイトって、メディアや個人ブロガーがメーカーの販促活動だけでは伝えきれない商品(サービス)のメリットやデメリット、リアルな口コミを発信して、それを読んでより内容を理解した上でユーザーが商品を購入するものだと思うのですよ。
そうなればユーザーは自分に合った価値のある商品を見つけられ、紹介者やメーカーも利益が出てWin-Winです。
それも全て正しい情報が発信されることが前提です。いい加減なことを垂れ流すアフィリエイトはやっちゃいけないと思うのですよ。
最後に。
私自身も売りたい商品があれば過剰なアピールをしてしまいたくなるかもしれません。
そういうことがないように戒めのつもりでこの記事を書かせていただきました(´-ω-`)