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竜決めた、大阪桐蔭・根尾を1位指名 竜熱望!!スーパー万能球児

2018年8月22日 紙面から

金足農-大阪桐蔭 金足農を破り、2度目の春夏連覇を果たし喜ぶ根尾(左)ら大阪桐蔭ナイン(隈崎稔樹撮影)

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 中日が21日、今秋のドラフト会議で大阪桐蔭高の根尾昂遊撃手(18)を1位指名することが確実となった。大阪桐蔭は、第100回全国高校野球選手権大会決勝で、金足農(秋田)に13-2で勝ち、史上初2度目の春夏連覇を達成。根尾は5回に今大会3本目の2点本塁打を放ち、優勝に貢献した。中日は高校通算30本塁打の強打と最速148キロを計測する強肩を高く評価。岐阜県飛騨市出身の地元出身でもあるスター候補生の獲得に狙いを定めた。

 地元出身、そして甲子園のスターを放っておくわけにはいかない。中日がこの日までに、今秋のドラフト会議で根尾を1位指名することを内定。大阪桐蔭の2度目の春夏連覇で幕を閉じたこの日、取材に応じた西山和夫球団代表は「誰とは言わないが、方針は決まっている」と明言こそしなかったが、根尾の最上位指名が有力となった。

 というのも、早くから根尾を1位の筆頭候補に挙げていた。西山球団代表はかねて「力が同じなら地元優先」と話しており、根尾は岐阜県飛騨市出身。異例の徹底マークも続けてきた。甲子園では初戦の作新学院戦に続き、2回戦の沖学園戦も松永幸男編成部長を含むスカウト全12人態勢で視察。例年は初戦のみで後にするだけに、1大会2度目の視察は高い評価の表れだった。

 根尾は177センチと大柄ではないが、最速148キロの強肩、高校通算30本塁打の長打力に、50メートル走6秒1の俊足。中学時代にスキーで日本一となった強靱(きょうじん)な足腰を生かした遊撃の守備にも定評がある。持ち前の高い身体能力を生かし、甲子園でも好守を連発。投攻守で優勝に大きく貢献した。今年打ち出した地元重視のチーム方針にも合致し、知名度を考えれば営業面でも大きな期待ができる。

 

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