中村倫也:岡田将生演じる伊藤は「愛される伊藤」 「伊藤くん A to E」インタビュー動画先行公開
テレビ連続ドラマ「伊藤くん A to E」(MBS・TBS)の第4話が5日深夜、TBSで放送され、“クズケン”こと久住健太郎を演じている中村倫也さんのインタビュー動画がMAiDiGiTVで先行公開された。中村さんは、映画版で岡田将生さんが演じる「伊藤くん」について「ものすごく子供ですよね。ナチュラルに夢を見ちゃってる。でも、岡田将生さんがやったら、愛される伊藤なんだろうなと思って。どんなふうにやったとしても」と期待を寄せている。
「伊藤くん A to E」は、柚木麻子さんの同名の恋愛小説が原作。聞くにつけ首をかしげたくなるほどの“痛男”の伊藤を巡る恋愛ミステリーで、過去の栄光で何とか一流としてのプライドを保っている崖っぷちのアラサー脚本家・矢崎莉桜を木村文乃さんが演じ、岡田さんとのダブル主演で2018年に映画公開も決定している。
また、若手の売れっ子脚本家を演じる中村さんは「矢崎莉桜の後輩で、締め切りに間に合わない男。莉桜のことを慕っているし、煮詰まったときに『姉さん聞いてくださいよ』と多分甘えにいっているんだと思う」と役どころについて語り、「この作品には、いろんなイタい人たちが出てきます。そこに指を向けて笑うもよし、一緒に痛みを分けるもよし、いろんな楽しみ方ができる作品になってます。ドラマ版と映画版で切り口が変わってきたりもするので、一度で二度楽しめる作品になっていると思います」とアピールしている。第5話はMBSで10日深夜、TBSで12日深夜に放送される。
第5話「C 愛されたい女 相田聡子 前編」では、脚本家の矢崎莉桜の3人目の相談者となる相田聡子(池田エライザさん)のストーリーが描かれる。SNSに可愛い自撮りをアップしまくる今どきの“リア充女子”の聡子だったが、実は男性とまともに付き合ったことがなかった。一方、中学時代からの親友・神保実希(夏帆さん)は、大学の先輩・伊藤をいちずに思い続け、最近はうまくいきそうな気配も。焦りを感じた聡子は、勤務先のタルト店に実希のバースデーケーキの予約に来た伊藤にトラップを仕掛けるが……というストーリー。