Facebookがユーザーの信頼性を、0~1の範囲のスコアで評価していると報じられている。
The Washington Postに米国時間8月21日に掲載されたインタビューの中で、Facebookの偽情報対策を担当する製品マネージャーのTessa Lyons氏は、同社が偽ニュース対策として評価システムを開発したと述べた。
Facebookは、問題のあるコンテンツをユーザーに報告してもらうという方法に頼っているが、Lyons氏はThe Washington Postに対し、一部のユーザーは自分の意見と違うからというだけの理由で、そのコンテンツを偽情報だと誤って報告する場合があると述べた。同社は現在、偽情報対策においてユーザー自身の評価を考慮に入れているという。
信頼性スコアが低くても、それによってその人の信頼性が完全に判断されるわけではなく、また、単一の総合スコアがユーザーに付与されるわけではないとLyons氏は述べた。スコアは、Facebookが新たに行動の手掛かりとして考慮する数千もの項目のうちの1つの測定値であると報じられている。
また同社は、どのユーザーが他者のコンテンツを問題ありと報告する傾向が高いか、また、どの投稿者が他者に信頼性が高いとみなされているかをモニタリングするとも報じられている。
すべてのユーザーにスコアが付くのかどうか、また、Facebookが考慮する全項目の詳細については不明だ。同社にコメントを求めたが、直ちに回答は得られなかった。
Facebookは2016年の米大統領選におけるロシアからの干渉をめぐって批判されており、今回の動きはそれを受けたものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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