取材から受けた会社の印象
オフィスの警備などを行なっている同社。実はオフィスの警備だけでなく、セキュリティに関する様々な事業を展開しています。たとえばイベントや交通警備。企業はもちろん自治体などからの依頼を受け、お祭りやフェスといったイベントの安全な進行を守っています。さらに美術品や現金といった貴重品の輸送を守る仕事や芸能人・著名人などの要人警備といったきわめて重要度の高い警備のほか、企業の情報漏えい調査や海外の治安調査、セキュリティシステムの構築など「守る」対象は人間にとどまりません。また対企業・自治体だけでなく、ストーカーや防犯対策として一般のお客様の警備を行なうほか盗聴・盗撮機器の発見といった個人向けのサービスを展開するなど、その事業の幅に驚くばかりだった取材者。セキュリティへの意識の高まりなどを見据え、さらに警備サービスへのニーズが高まる中、同社の将来性に期待が持てた取材となりました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい世界的にも有名な外資系企業や有名企業などを担当することもあり、自分の仕事が企業の情報や機密事項を守っていると実感できる機会も多いそうです。また巡回を行なうこともありますが基本はオフィス内であることに加え、デスクワークも多いです。寒い中一日中立っているといった体力的な負担が少ない点も魅力と言えます。
厳しさセキュリティを守るため、厳しいルールがたくさんあります。たとえば、「仕事に関係のないものはロッカーまでしか持ち込めない」「スマートフォンは事前登録必須」「IDカードは家族にも見せてはいけない」「仕事中に得た情報は一切話してはいけない」など、様々。まずは、このルールを遵守しなければ、日々の仕事ができません。また、うっかりロッカーにしまい忘れて必要のないものを持ち込んでしまったという時には、信頼問題に関わるため厳しい注意を受けることになるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人毎日、同じ仕事を正確に行なうことが大切な仕事です。セキュリティにおいては、何も起きないことが良い状態。何もない状態を維持し続けることが、お客様からの信頼に繋がるのです。そのため、「いつもと同じことを、いつも正確にできる方」が向いています。
向いていない人時間を守るなどの人として「基本的なマナーを守れない人」は、仲間やお客様から信頼してもらうことはできません。また、業務ではシステムへの数値の入力やメールの送受信、報告書作成などを行ないますので「PC操作に抵抗がある方」は活躍が難しいでしょう。