exciteブログではインテリアや子育てカテゴリーで何年にもわたり上位をキープし続けているブログがあります。
それが「OURHOME」です。
そのブログの管理人でもある整理収納アドバイザーのEmiさんは何冊も本を出されていますが、その中の1冊。
2015年に出版された「おかたづけ育、はじめました。 子どもと一緒にたのしく [ Emi ]」を今日はレビューしたいと思います。
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「子供への愛がお片づけ」に表現された本
私がこの本を読むまで、この本は「インテリア系やお片づけ系の本の一種」だと思っていました。
でも読んでいくと所々にEmiさんの子供への思いや育児への思いが綴られていて、「あ、これは育児本なのか。それが片づけとして表現された本なのか」と感じるようになりました。
そう思えた2つの学びです。
①空間がもったいないと思っていた収納
は、子供への配慮だった
※参照「おかたづけ育、はじめました。 子どもと一緒にたのしく [ Emi ]」P94参照
2015年にこの本が発売されてから、たくさんのお母さんがこの表紙のおもちゃ収納をマネされてきました。
もはや「おもちゃ収納」の流行というより、スタンダードだと言えるくらいに今でも浸透している気がします。
でも私はずっと思っていたんです。
空間、ちょっともったいなくね???
どこの棚も収納の上半分が開いていて、ちょっとしか入らないよ…?
とね。←失礼
でもこれ違ったんですよね。
あえて上半分を空間として使っているんですよ。
この空間があることで子供にとっては中身が見えやすく、とりだしやすい。
さらに言えば片づけやすい。
奥のおもちゃも、空間があることで一目瞭然。
「取り出しにくい」「見えづらい」「片づけにくい」を解消された愛情空間なんですよね。
知らなかったなぁ~(遠い目)
と言うことでわが家も、まだまだ片づけが苦手な2歳息子のおもちゃ収納には、たっぷりの愛情空間を設けています。
※2歳の息子は片づけが苦手なので、分類せずにポイポイボックスにしています。
②一番大切なのは「親に愛されている気持ち」。それがあれば何でもできる
※参照「おかたづけ育、はじめました。 子どもと一緒にたのしく [ Emi ]」P106参照
この本では、章の合間にいくつかのコラムが載っています。
その1つで「どんな子育てがしたい?」というタイトルでEmiさんと旦那さんの話が載っています。
「どんな子に育ってほしい」と聞かれると、つい「●●できる子」と考えがちなんですが、この旦那さんは一枚上手。
「親に愛されている気持ちがあればなんでもできるよ」だそうです。
まさに…まさにその通り。
この本では、こういう旦那さんや保育士さんとの話がちょこちょこ載っていています。
それがEmiさんのお片づけの幹や根になっているんだな~と。
どれもEmiさんのお子さんへの愛情がちりばめられています。
★私が大切にしたい子育ての根や幹はここからです
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公共のスペースを参考にする
※参照「おかたづけ育、はじめました。 子どもと一緒にたのしく [ Emi ]」P40参照
大人にも当てはまることですが、不慣れな場所に行くと、看板をさがしたり、案内図を見たりしますよね。
道を尋ねて、一度口で言われただけでは、ちょっと複雑な道や、似たような内装の施設内だと迷ってしまいます。
子供ももちろん一緒。
子供たちの公共のスペースと言えば、「小学校」「幼稚園」「保育園」「児童館」でしょうか。
子供たちの目線に合わせて看板が設置され、行動が表現されていて
おもちゃの片づけも写真や色で識別してあり、子供たちでもできるようになっています。
Emiさんは双子のお子さんをお持ちのお母さんです。
そういう意味では、集団行動に近い部分があり、保育園の様なシステムはかなり有効かもしれませんね。
わが家も「ラベリング」と言う形で取り入れています。
これは4歳の娘のリビングで遊ぶものたちです。最近少しいじりました。
引出1つ1つにラベリングしていますが…
娘用にすべてひらがなで表示しています。
現在、娘はひらがなブームの真っ只中。
大人が使うものには漢字やマークでラベリングしていますが、娘が使うものなので、娘に合わせてラベリングしてみました。
引出ごと引き出せるタイプの収納なので、遊びたい時には引出をごっそり出してきてお道具箱として使っています。
憧れています!「ファミリーライブラリー」
※参照「おかたづけ育、はじめました。 子どもと一緒にたのしく [ Emi ]」P57参照
Emiさんのお宅では家族の本をリビングに持ってきて「ファミリーライブラリー」としているようです。
私…漫画が好きでして…特に自分が幼少期の頃から共に過ごした漫画を手放せずにいます。
※この記事の最後にちらっと我が家の漫画が出てきます⇒【子供部屋】4歳娘の遊びの場を作りました - gu-gu-life’s blog
さらに、絵本も大好きでして…実家から譲り受けた本も含めると、結構な数が溜まっております。
こんな私ですが、子供の頃は本が大嫌いでした。
夏休みの読書感想文は巻末のあとがきを読んでその感想を書くくらい…←コラ
しかし私の兄は漫画でも小説でも雑誌でもなんでも読む人間で、納戸から母の本を持ってきては、読み漁っていました。
わが家の子供たちはどっちなんだろう?
一時期すごく流行したこちらの本。
これを読む限りでは、やっぱり幼少期から本が身近にある環境は大事かなって思います。
今はまだ本にイタズラしちゃう子供がいるので、もう少し先になりそうですが…。
わが家もゆくゆくは、雑誌、漫画、絵本、小説、図鑑…どんなジャンルでもまぜこぜにしたファミリーライブラリーを、リビングに導入してみたいです。
「今だからこそ読んでよかった」と思えた本
2015年に出版されたこの本。
Emiさんの双子のお子さんは保育園児でした。
今のわが家の子供たちは4歳ちゃんと1歳君と胎児の3人。
正直!
ひねくれ者の私には、2015年(娘1歳)に読んでも、今より学びは少なかったと思います。
しかし、お子さんと自分自身の子供たちの年齢が近くなった今だからこそ、読んで学ぶべき点や親として共感すべき点が多かったです。
2015年からすでに3年の月日が流れ、Emiさんもたくさんの本を出されています。
お片づけに関してもそうですが、写真整理や家事など、様々なジャンルで書かれています。
お好きな時期やジャンルの本を選んで読んでみるのもいいかもしれませんね。
▼Emiさん著書「おかたづけ育、はじめました。」はこちら▼
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▼Emiさんが綴るブログ「OURHOME」はこちら▼
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