『ゼロ 一獲千金ゲーム#06』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド)
- ヒロシ
- ゼロ
- 小太郎
- アンカー問題
- 正解
- 問題
- パネル
- アンカー
- 不正解
- クイズ
『ゼロ 一獲千金ゲーム#06』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報の引用
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(後藤峰子)
宇海 零 天才肌で仲間思い。
あきれるほど実直な性格。
偽善者の化けの皮を
剥いでやりなさい。
「ようこそ、ザ・アンカーへ!」台の上に寝かされたゼロ達の前にMCの小太郎が現れた。鉄のアンカーの鋭い刃が顔の真上で振り子のように行き来する過酷なゲームが始まる。
詳細情報
出演者
加藤シゲアキ(NEWS)、間宮祥太朗、小関裕太、加藤諒、岡山天音、杉野遥亮/佐藤龍我(東京B少年/ジャニーズJr.)/ケンドーコバヤシ、梅沢富美男、小池栄子 ほか
番組内容
「ようこそ『ザ・アンカー』へ!」台に寝かされたゼロ(加藤シゲアキ)達の前にMCの小太郎(手越祐也)が現れた。鉄のアンカー(錨)の鋭い刃が顔の真上で振り子のように行き来する過酷なゲーム。パネルから問題を選び、3人の挑戦者が順に解答、不正解が続けばアンカーが徐々に下がり「アンカーが頭に直撃!どっか~ん!」ゲームの進行役に峰子(小池栄子)が送り込んだのが友情や人の絆を憎悪するサディストの小太郎だった…
監督・演出
【演出】丸谷俊平
原作・脚本
【原作】福本伸行「賭博覇王伝 零」
【脚本】小原信治音楽
【音楽】グランドファンク
【主題歌】NEWS「生きろ」
制作
【プロデューサー】櫨山裕子、秋元孝之
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】オフィスクレッシェンド
おしらせ
【公式HP】 http://www.ntv.co.jp/0/
【公式Twitter】https://twitter.com/ZERO_dorama
(小太郎) OK 子猫ちゃん。
(宇海 零) お前はゴミだ。
役立たずのくせに ひとの周り
うろちょろしやがって。
今まで どれだけ俺に
迷惑掛けて来たと思ってんだ。
全部 お前のせいなんだよ!
本当に?
《これが化けの皮を剥いだ
偽善者の正体?》
(小太郎) これこそ まさに
「ザ・アンカー」だ~!
ショータイム。
(ヒロシ) うわ~~‼
やっと1つ。
(チカラ) 今日こそ 我々も
リング ゲットですよ。
(スナオ)
チカラ氏 気合 入ってますね。
行こう。
はい。
(梨本) 標様が呼んでいる。
(標) あげる。
えっ?
(標) 昨日 助けてもらった お礼。
いや 受け取れないよ。
(標) なぜ?
君とは対等でいたいんだ。
1000億へのリングは
自力で取る。
ゼロ 組まないか? 僕と。
2人で一緒に 在全を倒そう。
在全を倒す?
世界を変えるために。
それ どういう意味?
在全を倒して
総資産100兆円を奪う。
本気で言ってる?
その金があれば変えられる。
世界を。
ちょっと待ってよ。
在全を甘く見ちゃいけない。
それに あいつ一人
倒したところで…。
ゼロは義賊なんだろ?
この腐った世の中が
このままでいいの?
そうは思わないけど…。
僕は死んでも構わない。
ゼロは死ぬのが怖いの?
俺の今の目標は
リングを4つ取ること。
それが在全に勝つって意味なんだ。
それに…。
それに?
守らなきゃいけない仲間がいる。
甘いよ。
君には失望した。
(ざわめき)
どうして
クローズばっかなんですかね?
≪おい こっちも閉まってるよ
これじゃゲームにならないじゃん≫
(ざわめき)
(騒ぎ声)
何で急に?
≪おい!≫
向こうに
開いてるゲームがあるって。
こっちです。
(スナオ) あれ?
クローズですね。
ガセですか?
あれ? いない。
あのTシャツ野郎め!
あいつのTシャツ
キツネだったな。
(スナオ) キツネでしたね。
キツネは ウソつきっていうしな。
それは単なる固定概念です
偏見ですよ。
そうだよ 『ズートピア』 見てないの?
あ~ 見た。
そんなことよりも
ゲーム見つけないと。
はい。
どこかに開いてるゲームが
あるはずです。
(扉が開く音)
♬~
あるには あったけど…。
(ヒロシ) 「LEVEL HARD」。
(チカラ) クリアで3。
(チカラ) 行きましょう!
(スナオ:ヒロシ) えっ!?
ゼロが一緒なら
何とかなりますよ ねぇ?
やめましょう。
えっ?
さすがに
「HARD」は危険過ぎます。
何が起こるか予測がつかない。
チカラさんたちには
リスクが大き過ぎる。
だよね。
じゃ… ど… どうするんですか?
集団戦なら 「MILD」か
「SAFETY」を探しましょう。
とにかく
チカラさんたちには無理です。
何ですか? それ。
結局 ゼロは僕たちを
見下してるんじゃないですか?
いや 違います
そういう意味じゃなくて…。
チカラ…。
分かりましたよ!
じゃあ ダメじゃない人と
組めばいいんじゃないですか?
邪魔者は消えてやりますよ。
チカラ氏 待って!
えっ 競歩!? 速い!
《標君は すでにリング3つ》
《ここで3つ取って
状況が覆せるなら
先に 1000億に手が届くなら
「HARD」だっていい》
《いや むしろ
リスクを冒してでも
「HARD」に潜るべき》
《問題は3人だってことだ》
《俺が張れるのは 俺の命だけ》
《自分以外の命が懸かった
ゲームは もう…》
ヒロシさん。
連れてってくれ ゼロ。
ただの頭数でいい
何か… 役に立ちたい。
いや でも ヒロシさんを
巻き込むわけには…。
俺は 自分の意志で
巻き込まれたいんだよ。
ゼロが1000億を手に入れて
変わって行く世界を見てみたい。
参加することで
ゼロの役に立てるなら
覚悟はしてる。
《自分が 1000億円
手にするためではなく
俺の思いに
命を張るっていうのか?》
(ユウキ) いいね 美しい友情。
いや 師弟愛かな?
うらやましい限り。
これで3人
参加資格は ととのった。
いや けど あんたは…。
僕は リングが欲しいだけ。
君たちの気持ち悪い友情とは
無縁で
リングのために
一緒に戦うだけの関係。
ゼロ君が必要としてるのは
まさに僕みたいな奴だろ?
あぁ…。
大丈夫 それなりに仕事はするよ。
(黒田) では 参加者たちは中へ。
よし…。
頑張ろうね。
♬~
(白井) 横になれ。
(ヒロシ) えっ?
おぉ…。
♬~
宇海 零 天才肌で仲間思い。
あきれるほど実直な性格。
というか もはや変人ね。
自分のメリットより
仲間を優先する変わり者。
どう? あなたの好みでしょ?
(小太郎)
いいね~ 壊しがいがある。
偽善者の化けの皮を
剥いでやりなさい。
OK 子猫ちゃん。
(指を鳴らす音)
♬~
♪~
(拍手と歓声の効果音)
(小太郎) ブラザー! ウエルカム。
待ってたよ ブラザー。
ようこそ 「ザ・アンカー」へ!
フゥ~! サンキュー!
(拍手と歓声の効果音)
何か変な奴 出て来た。
(拍手と歓声の効果音)
僕は 君たちの命運を握る
この 「ザ・アンカー」の支配者…。
小太郎ヒルマウンテンウィリアムス・
ハリソンジャガーサタケ・ジェームス 城山だよ。
よろしくね!
(拍手と歓声の効果音)
ふざけた名前。
あの これじゃ
何もできませんけど。
ノンノン ノンノン
それは ノープロブレムだよ。
えっ?
ハハハ…。
(ヒロシ) うぉ~!
このゲームは 口さえ動けば
何の問題もない。
なぜなら これは クイズショー
だ か ら!
ハハハ…。
クイズ!? この体勢でクイズ?
(小太郎) ところで 君たち3人は
フレンズなのかな?
僕は 友達ではないかな。
あれ? 大丈夫?
これは 仲間同士の絆を試す
ゲームだよ。
絆を試すゲーム?
まぁ でも今は
一緒にクリアを目指す仲間だよ。
終わったら リングを奪って
殺しちゃうかもしれないけど。
(小太郎) ハッハハハ…!
ナイスジョーク。
そう 冗談。
(小太郎) いいねぇ~。
今は それぐらいの
余裕があったほうがいいよ。
だって このゲームで君たちは
生涯最高の恐怖を味わうんだから。
(機械の作動音)
何だ? あれ。
(小太郎)
では ご登場いただくとしよう。
このクイズショーの主役
ザ・アンカー君!
(ヒロシ) あ~!
重量30kg。
特別製の船に付いている いかり
アンカー君だよ。
(ヒロシ:ユウキ) あっ…。
(小太郎) お~っと
気を付けてよ ブラザー。
下の刃は 切れ味 抜群だから
うっかり触れると
肉がスパっと切れちゃうよ。
(ヒロシ) おぉ… おっ!
OK ここが定位置だよ
覚えておいて。
定位置?
何? 何のこと?
ここまで来たら分からない?
何が起こるのか。
まさか…!
やっぱり そうか。
ヒュ~。
来ます!
(ヒロシ) うわ~~‼
あっ あっ あっ あ~!
落ち着いてください ヒロシさん
まだ随分 上です。
(ユウキ) マジかよ。
これこれこれ…
これなんだよ! ブラザー。
この「ザ・アンカー」が
どんなゲームか分かったよね?
(ヒロシ) 分かりませ~ん!
こんなのクイズと
関係ないじゃないですか!
(小太郎)
あ~ 残念! バカなのかな?
つまり クイズに正解したら
このアンカーが上に上がる。
不正解なら
アンカーが下に下がる。
(ヒロシ) えっ!?
(ユウキ)
まぁ そういうことだろうね。
じゃあ 不正解が続けば…。
30kgのアンカーが
頭にドッカ~ン!
3人まとめて 頭がスッパリ。
そんな…。
あ~ 見たくない 見たくない…
見たくないよ そんなスプラッター!
お願いだよ ブラザー 頑張って。
僕を人殺しにしないで。
よく言うよ。
(ヒロシ) 人でなし 人でなし
人でなし 人でなし 人でなし!
大丈夫です
クイズに正解し続ければ
アンカーは下がらない。
《こうなりゃ その命 必ず守る》
俺が全部 答えます。
そうだよ
ゼロなら絶対に間違えない。
必ず正解してくれる。
気持ち悪いほど信頼してるね。
でも そっか 要は解けばいいのか。
間違えさえしなければ
一見 恐ろしげな このゲームも
しょせん こけおどしです。
分かっててもビビるけど。
(小太郎) あいつがゼロ? ふ~ん。
確かにイラっと来るわ!
ええ あなたにとって
大好物のはずよ。
そう思って わざわざ
この「ザ・アンカー」まで
ゼロを誘導したの。
仲間同士の絆
友情を壊すのが何より好きな
陰湿で残虐
サディストの あなたとね。
(小太郎)
そんなに褒めないでよ。
まぁ 僕にかかれば
壊れない友情はないもんね。
楽しみだわ お手並み拝見ね。
チッ。
(小太郎) OK ブラザーたち。
クイズを始めよう。
《目に見える恐怖に
惑わされるな》
《目を閉じて
真理だけを見つめろ》
《怖くない
ゼロが必ず解いてくれる》
では 一問目。
一問目は…。
左端の眼鏡君に答えてもらおう。
えっ? 俺?
(小太郎) 目の前に
アルファベットのパネルがあるだろ?
その「B」から「Z」の中から
好きなものを選んで。
君 名前は?
さ… 佐島ヒロシ。
OK ヒロシ パネルを選んで。
えっ いや… ちょっと待って。
おい 金髪 どういうことだ?
おいおいおい…。
僕は君たちの命が懸かった
ゲームのMCだよ?
そんな言い方 ひどくない?
僕のことはフレンドリーに
「こ た ろ う」って呼んで。
小太郎
このクイズは順番制なのか?
えっ? みんなで答えていいなんて
いつ言ったっけ?
ちゃんと 一人一人
平等に答えてもらう。
1問ずつ チェンジだ。
当然 他の誰かが
答えを教えてもいけない。
《マズい…》
クイズの責任は
一人一人が個別に背負う。
でも1人のミスは
全員の連帯責任だ そこが面白い。
《マズ過ぎる》
最終的には 互いを
バカだクズだと ののしって
アンカーがドッカ~ン!
友情と命が同時に消滅する。
これが「ザ・アンカー」の醍醐味だ!
あ~。
参ったな 順番制か。
ってことは 最初の奴に
一番多く回って来るってことか。
よりによって 一番頭の悪い奴に。
あ~ ゼロ 端っこで ごめん。
いや ヒロシさんのせいでは。
さぁ 早く パネル オープン!
(ヒロシ) ゼロ!
大丈夫です 自信持って。
「G」。
おっ 1ポイントの問題だ
簡単だよ。
《1ポイント?
ポイント分 下がるのか?》
では 第一問。
「日本の都道府県で 二番目に
面積が小さいのは『大阪府』。
では、 一番面積が小さい
都道府県は?」。
えっ?
(ヒロシ) えっ あ…。
岐阜。
(不正解のブザー)
あっ!
何やってんだよ。
(小太郎) ウソだろ? ブラザー。
こんな小学生レベルの問題で…
あ~ 情けない!
う~!
まだ一問目です 気にしないで。
不正解だったから
DOWN 1ポイント。
あ~!
次はゼロの番だよ。
パネルの…
「J」!
では 第二問。
「鉛筆の『HB』。
『H』はハード。
『B』はブラックの頭文字だ。
では、 鉛筆の『F』
これは何の頭文字?」。
「F」… 鉛筆に「F」なんてあった?
「F」は「FIRM」の頭文字。
「しっかりした」という意味
硬さは「HB」と「H」の間。
(正解のチャイム)
合ってるよ ゼロ。
余計な豆知識まで
どうも ありがとう。
では UP 2ポイント。
(ヒロシ) やった!
これで 俺のミスも帳消し。
(小太郎)
第三問 お待たせ イケメン君。
氷川ユウキだ。
パネルの「S」。
問題。
「『ROAS』(ロアス)は
何の略称?」。
リターン オン
アドバタイジング スペンド。
広告費用の回収率のことだ。
(正解のチャイム)
(小太郎) 正解
得意なジャンルだったかな?
フゥ~。
初めは どうなることかと。
君がいきなり 足引っ張るから。
あっ はい。
けど まぁ 僕とゼロ君で
このまま正解を重ねて行けば
余裕でクリアできるんじゃない?
どうでしょう?
《妙だ 正解でも不正解でも
さっきから アンカーが
上下している感じがしない》
《いや ただの錯覚?》
《動いてるから
分からないだけ?》
《それに あのポイント表》
《なぜ「UP」と「DOWN」2つに
表示が分かれている?》
♬~
バカなんじゃないですかね?
ヒロシ氏は。
他のゲームに行くんじゃ
なかったんですか?
ゼロに付き合って
「HARD」に挑むなんて。
シ~!
何か聞こえます?
何か ブ~ンって
地鳴りみたいな音が。
地鳴り?
心配なんだ ヒロシ氏とゼロが。
向こうは僕のことなんて…。
案外 けろっと3つのリング
取って来るかもですよ?
なんたって ゼロが一緒だし。
もう~… 僕も連れてって
ほしかったですよ。
(末崎セイギ) バカか お前ら。
そんな単純なゲームなわけ
ねえだろ。
(末崎さくら) 何だよ もう
どこもクローズ クローズ ってよぉ。
前に ここに入った奴 全員
頭が粉々に砕けてたんだと。
頭が粉々?
うわぁ~!
(においを嗅ぐ音)
血。
血 血…。
(チカラ) えっ えっ ちょ…!
(さくら) 血…。
(チカラ) やっ…!
あいつ…。
では ヒロシ君 次の問題に…。
パネルの「N」。
A?
おっと
ついに来たね アンカーパネル。
アンカーパネル?
(小太郎) ブラザー
大事なことだから よく聞いて。
もう
気付いていたかもしれないけど
実は あのアンカーは まだ
上がっても下がってもいないんだ。
《錯覚じゃなかった》
じゃあ 今までの正解は?
ちゃんと たまってるよ
ポイントとして。
ほら UPとDOWNに
それぞれ表示されてるだろ?
正解の4ポイント分と
不正解の1ポイント分。
で そのUPとDOWN
どちらのポイントを執行するか
決定するのが
このアンカー問題。
アンカー問題を正解すれば
UPポイントを執行。
不正解なら
DOWNポイントを執行だ。
いくら正解を重ねても
アンカー問題をとちれば
全部 パ~?
ザッツ ライト!
えっ えっ…
じゃあ 俺が そのアンカー問題?
《何という非道な後出しルール》
《それは ただでさえ自信のない
人間のプレッシャーを
増幅させる》
少しの間 アンカー君はストップ。
では 命運を握る
今回1発目のアンカー問題!
行くよ。
ヒロシさん。
間違えちゃいけない。
間違えたら アンカーが下がる。
問題!
ラッキーだね ヒロシ。
またまた
非常に優しい常識問題だ。
さて これは
おなじみの千円札ですが…。
分かった!
野口英世!
ではなくて…。
「この千円札の裏側に
描かれているものは何か?」。
答えてちょうだい。
裏?
千円札の裏側?
えっ… さすがに分かるよね?
うん 分かるよ 千円でしょ?
落ち着いて。
アンカーのことは忘れて
目の前の問題を。
千円…。
千円札の裏側…。
(ヒロシの声)
何百回も見て来たはずだ。
分からないはずがない!
あっ 思い出した
千円札の裏側は
鶴だ‼
鶴?
(不正解のブザー)
(小太郎) ハッハッハ~!
ハハハハ ハハッ! ハハハ…!
ざんね~ん!
アンカーDOWNポイント 執行!
アンカー君 ゴー!
(ヒロシ) うわぁ~! 下がった!
下がっちゃった 俺のせいで。
まだ上です。
ゼロ。
下がったといっても
まだ 1ポイント分だけ。
まだ平気だ。
そうだよ!
次は もっと景気良く
ド~ンと下げよう。
そのほうが こっちも
ハラハラできて楽しいからさ。
俺 お前 嫌い!
オッケー サンキュー。
あの金髪…。
僕はね ブラザー
もっとヒリヒリしたいんだよ。
ギリギリのせめぎ合いにこそ
最高の快感があるんだからさ。
ハッハ! ヤバい奴。
(小太郎) でもね ヒロシ。
さっきの1ポイントDOWNは
後々 命取りになるかもしれない。
君のせいで 死に一歩近づいた。
小太郎!
な~に?
さっき 1発目のアンカー問題
って言ったよな。
アンカー問題は
全部で いくつある?
アンカー問題は合計6つ。
最後に答えてもらう パネル「A」
それもアンカー問題だ。
ってことはアンカーの上下を
決める問題は あと5つ。
クリアの定義も発表しておこう。
(小太郎の声)
君たちに最初に確認させた
アンカーの位置。
全てのパネルが開き
クイズが終了した時
アンカーを最初の定位置よりも
上へ上げることができていれば
君たちの勝ち。
完全クリアで
1人にリングを3つずつ。
それができなくてアンカーが
下がりに下がって顔面すれすれ。
それでもゲーム終了まで耐えれば
温情の暫定クリア。
リングを1つ贈呈しよう。
要するに 生き残ればクリア
ってことだよ ブラザー。
ハッハッハ…。
生き残れれば… ね?
今のところ順調ね
あなた ステキだわ。
乙で~す。
でもゼロは
どんなに厳しい状況にも
かすかな光明を見つけ出す。
(小太郎) えっ?
気を付けなさい。
仕掛けた罠を
逆手に取って来る男よ。
心配性だね 子猫ちゃ~ん。
奴らが今いるのは
罠どころの騒ぎじゃ ない。
ギロチンの断頭台だよ?
命のためなら友情なんて
簡単に壊れるところを
見せてあげるよ。
もっとも 醜くあがいたところで
助からないんだけどね。
ハッハッハッハ!
ア~ハッハッハッハ! アハハ…!
ア~ハッハッハ…!
ヘラヘラしない!
は~い。
あと 「子猫ちゃん」は やめて。
えぇ!? えっ…。
あ~ 怖っ。
(せき払い)
それじゃあ
アンカー問題が出たから
UP DOWNポイントを
リセットするよ。
(ヒロシ) ごめん 間違えてばっかで。
でも あのアンカーを見てると
頭がパニックになって…。
ヒロシさん…。
《待てよ?》
ダメだ… プレッシャーで
押しつぶされる。
勝手につぶれても困るんだけど。
《もし仮にヒロシさんが
ずっと不正解で
DOWNポイントが
大きくなっても
アンカー問題にさえ正解すれば
執行されるのはUPポイント》
《DOWNポイントは
関係なくなる》
《つまり正解すればいいのは
極論 アンカー問題のみ》
《生きるか 死ぬか
命運を握るのは
どのタイミングで
誰が アンカー問題を引くか》
アンカー問題は あの中に5つか。
《ひょっとして…》
(小太郎)
アンカー問題は合計6つ
最後に答えてもらう
パネル「A」
それも アンカー問題だ
《そのアンカー問題が
隠されている位置っていうのは
全部で6つ》
《そのうちの2つが 「A」と
さっき
ヒロシさんが引き当てた「N」》
《偶然とは思えない》
《いや むしろ奴みたいに
他人の感情をもてあそぶことが
好きな人間が
何の規則性もなく
アンカー問題を置くはずがない》
《そうか だから全部で6つ》
《「A」と「N」》
《その上で奴は
ギリギリのヒントを与えて
それでも気付かない俺たちを
あざ笑っているんだ》
《だとしたら 恐らく
アンカー問題はパネルの
「A」「N」「C」「H」「O」「R」》
《つまり 「ANCHOR」に
隠されている》
《奴は最後の最後で
笑うつもりだったんだ》
《この大ヒントに気付かなかった
俺たちのことを》
《だが 今は… 行ける》
次の解答はゼロだよ。
《悟られる前に
アンカー問題を引く》
《最高のタイミングで
アンカー問題に俺が全て答える》
《それしか道はない》
《ならば 今は…》
パネルの… 「T」。
《このターンでは
奴に こっちの思いを
悟られるのを避けるためにも…》
3ポイント
これは ちょっと難しい問題だね。
「1,
3,
5,
7
この中で 1つだけ
仲間外れの数字は?」。
その理由も言ってね。
仲間外れは 1。
1以外の数字は 全て素数。
(正解のチャイム)
(小太郎) 正解。
《あえて アンカー問題を引かず
少しでもUPポイントを
稼ぐのに とどめるのが得策》
ヘイ! 六問目はユウキだよ。
ああ。
《まだ「C」「H」「O」「R」は
ダメだ》
《次に俺の番に回って来るまで
避けてくれ》
パネルの…
「B」。
4ポイント。
最高難度の問題だよ!
さぁ 誰でも知ってるラーメン丼。
この
よく見る うず巻き模様は
古代中国の稲妻の文様から来た
って説が最も有力なんだけど
もう1つ 説がある。
(ユウキ) もう1つの説?
実は
古代ギリシャにも
この うず巻きの文様があるんだ。
さて 「ギリシャでは
この模様を何という?」。
はぁ?
分かんないよ こんなの。
(不正解のブザー)
は~い! 不正解~!
4ポイントDOWN!
う~わっ!
(小太郎) ドンマイ ドンマイ。
最高難度の問題だもん
仕方ないよ。
ちなみに正解は…。
ゼロに答えさせなさい。
えっ?
ゼロなら解答できるはずよ。
だって これ
最高難度の問題だよ?
相当なクイズマニアじゃなきゃ
無理だよ。
いいから答えさせなさい。
は~い。
ちなみにゼロは
このクイズの答え 分かる?
《なぜ俺に? 何の意図で?》
分かんないよね~?
《意図は分からないけど これが
アンカー問題の気付きから
小太郎の目を 少しでも
遠ざけてくれるならば…》
古代ギリシャの
メアンドロス模様。
合ってる…。
すごいよ ゼロ!
どうして知ってたの?
いや たまたまです。
まさか あいつ…
クイズを
1問も間違えないつもりか?
外さないという自信が
奴の余裕?
(ヒロシ) ねぇ 今の正解のポイントは?
黙れ‼
あるわけないだろ! そんなもん。
(ヒロシ) じゃあ 何で
ゼロに答えさせたんだよ。
黙れっつってんだろ!
僕に逆らうなら クイズを
もっと難しくしちゃうぞ!
(ユウキ) ハハハ…。
《うまく行ったのか?》
ほらね ゼロは正解するの
油断しちゃダメよ。
何でだよ。
何なんだよ あの目は。
何なんだよ~!
落ち着きなさい。
この僕を
こんな気持ちにさせて~!
いい?
ゼロには普通の問題じゃダメ。
スペシャル問題を使いなさい。
(小太郎) スペシャル問題?
そう。
解答不可能な問題よ。
今 送るわ。
あっ いいねぇ この問題。
こりゃ面白い。
確かに解答不可能だ~!
また次は俺の番…。
《不正解でもいいんだ》
《アンカー問題さえ
引かなければ》
さぁ! 次は第七問目。
あ~!
(小太郎) 七問目。
ラッキーセブンだね。
だから特別に この問題だけは
解答者を選ばせてあげよう。
えっ?
順番を変えてあげる。
《どうして?》
ハッ… 何だ 急に 都合のいい。
じゃあ ゼロだ
ゼロが答えるべきだ。
ではゼロ パネルを選んで。
《俺自身の番なら 迷わず
アンカー問題を選ぶところ》
《この解答権は いわば
突如 降りて来た蜘蛛の糸》
《釈の救いか…
あるいは
俺の気付きを絡め取る罠か?》
《いや… まだ怪しまれてるとも
思えないけど
確かに都合が良過ぎる》
《だとしたら
何か別の意図が?》
《ならば ここは…》
パネルの「Z」。
《1ターン捨てたおかげで
確かめることができた》
《やはりアンカー問題は
「C」「H」「O」「R」》
在全?
(小太郎) そう!
在全グループの会長で
このドリームキングダムの帝王
在全無量様だ。
在全様は御年71歳。
まだまだ人生の春を
謳歌していらっしゃる。
(在全) そこ そこ。
あ~ん。
鬼さん こっちら… はっ!
ハッ! ヨッ!
おぉ~。
乾杯。
マジ卍~。
これ どんな気持ちで
見ればいいのよ?
それで? クイズの問題は?
まさに これが問題。
えっ?
「現在、 在全さまの愛人の数は
一体何人でしょ~う?」。
(ヒロシ) 個人のことだろ
分かるわけない ふざけるな
こんなのクイズじゃ ない!
(小太郎) 黙れヒロシ!
在全の愛人の数…?
想像して イメージング
これは想像力のクイズだよ!
52…?
はぁ?
いや… 53。
在全の愛人の数は53人。
(不正解のブザー)
残念~!
不正解~!
(小太郎) 正解は365人。
在全様は ロマンチストだから
愛する人との逢瀬は 年に1度って
決めてるんだよね。
何それ…!
七夕かよ。
ということで
2ポイントDOWN!
(小太郎) ハハ…。
53? そんな中途半端な数字
どっから出した?
53って…。
週替わり?
在全様の愛人を日替わりではなく
週替わりと読んだ。
一年は 52週と一日。
だから53?
うぅ~…!
いくら間違えたとはいえ
推理 推測の方向は合っていた。
解答不可能な問題で
正解に にじり寄って来やがった!
クソっ。
おっ?
《しくじった
DOWNポイントを積んでしまった》
《生き残るには
リングを取るには
俺が全て正解するのが
大前提なのに》
来たね~! いいね いいね~!
いら立ってるね ゼロ~。
惜しくても 間違いは間違いだもん
そりゃ悔しいよね~?
《もはやアンカー問題だけは
絶対に外すわけにはいかない》
《そのためには
置き位置の気付きを
小太郎に悟られることなく
俺が選ぶこと》
おまけに次は~?
ガ~ハハハ~! カカカカカ~…!
ダメ眼鏡のヒロシだ~!
ゼロ…。
《すなわち 他の2人には
絶対にアンカー問題を
選ばせないこと》
《残りの「C」「H」「O」「R」は
全て 俺が…》
ではヒロシ 行ってみよう!
あぁ…。
《でも
小太郎に悟られることなく
その気付きを
どう2人に伝える?》
ヒロシ パネルを選んで。
引くなよ アンカー問題だけは。
そんなこと言ったって…。
パネルの… 「D」。
それか… 「R」。
「D」「R」 どっち?
え~っと…。
いや… どっちを選んでもダメだ。
だって そうだ。
さっきみたいな問題を出されたら
俺に解けるわけない。
だって… ゼロにだって
解けなかったじゃないか!
ヒロシさん…。
えっ?
不正解だった俺を
責めてるんですか?
そういうわけじゃなくて
俺が言いたいのは
あいつは 絶対に解けない問題を
用意してるんじゃないか
ってことで。 は?
だから何が言いたいんですか?
おいおい…。
ハハハ…!
(ヒロシ) だから
俺たちが どんなに
必死にやったって これは…。
そうだよ! ゼロ。
ヒロシは
君のことを責めてるんだ。
ゼロなら必ず正解してくれる
ゼロが助けてくれるっていう
強い信頼を裏切ったんだから。
違う…!
でもゼロだって たまらないよね?
そんなふうに頼られても
負担だし お荷物だよね?
少しは役に立つ荷物ならいいよ?
でも そいつ全っ然ダメじゃ ない
ゴミだよ ゴミ!
ゼロ 俺は…!
(小太郎) そのゴミ野郎が
こう思ってるんだよ?
「裏切られた 期待外れだ」って
腹が立たない?
怒れよ ゼロ! ゴミ野郎が
君を地獄に引きずり込もうと
してるんだからさ。
ゴミ ゴミって!
うるさい‼
さっさとパネルを選べ!
じゃあ…。
パネルの アー…。
ハハハ…!
ハハハハハ…!
ゼロ?
ハハっ…。
あいつの言う通り お前はゴミだ。
あいつの言う通り お前はゴミだ。
ゼロ?
役立たずのくせに ひとの周り
うろちょろしやがって。
今まで どれだけ俺に
迷惑掛けて来たと思ってんだ。
やった~。
分かってんのか?
全部 お前のせいなんだよ!
ヒャ~ハッハ~! ハッハ~!
ハハハ…!
キレた ついにキレた!
バンザ~イ!
これこそ まさに
「ザ・アンカー」だ~!
ハハハ…!
あ~あ。
(小太郎) マジ! ハハハ…!
(小太郎) ハハハ…!
本当に?
《これが化けの皮を剥いだ
偽善者の正体?》
(小太郎) ハハハ…!
あ~あ。
(小太郎) ハァ ハァ…。
何で こんな奴と
チーム組んだんだ。
(小太郎) ハハハ…!
あ~ 痛い あ~…。
(ヒロシ) 《何だ? その指》
《何かの形?》
(ヒロシ) 《キツネ?》
(ヒロシ)キツネは ウソつき
っていうしな
《ウソ?》
何が 「役に立ちたい」だよ
お前なんかに何ができる?
ケケケ…! プ~!
《気付いてください》
《直接 アンカー問題の位置を
教えることはできないんです》
《気付いてください ヒロシさん》
(ヒロシ) 《そうか これはウソ》
《ゼロは これはウソだって
言ってるのか》
《でも 何のために?》
じゃあ パネルのアー…
ハハハ…!
(ヒロシ) 《あの時 俺はパネルの「R」を
選ぼうとしていた》
何だよ 偉そうに。
お前を信じて ついて来て
こっちこそ最悪だよ!
死ぬ時は 絶対お前を
道連れにしてやるからな‼
(ヒロシ) 《俺は ゼロを信じる》
《絶対 一緒に生きて帰ろう》
パネルの「D」だ!
《通じた!》
(ヒロシ) ハァ ハァ ハァ…。
アンカー問題じゃ ない。
(小太郎) 問題!
「2018年の1月1日の元日は
月曜日でしたが
2018年12月31日
大晦日は何曜日?」。
(ヒロシ) え~っと…。
水曜日!
(不正解のブザー)
あ~!
(小太郎) 正解は
2018年 大晦日も
月曜日!
DOWNポイントは 7か。
《DOWNポイントは大きいけど
行ける》
《次の解答は俺》
《アンカー問題を選び
必ず正解する》
では 次の解答者。
ユウキだよ。
(ユウキ) はっ?
どうして? 次は俺だろ!?
忘れちゃったの?
ラッキーセブンで
先に答えたじゃない。
だから ゼロは飛ばして
次はユウキの番だよ。
あれは 特別に
解答者を選べるって。
(小太郎) 言ったはずだよね?
解答者の順番を変えてあげるって。
順番を変えてあげただけなんだ。
何だって?
最初に言ったよね?
クイズは一人一人 平等だって。
ゼロが 1巡で2回答えたら
不公平だよ。
《マズい マズい マズい》
このクイズは みんなが平等に
答えるから楽しいんだ。
(ヒロシ) そんな…。
僕が答えるの?
そう! パネルを選んで。
「R」。
《マズい》
アンカー問題。
《ここに来て痛恨》
必ず正解しろよ。
では 問題。
司会者の僕の名前を
フルネームで答えて!
はぁ?
したよね? 初めに自己紹介。
(ヒロシ) 言ってたじゃないですか
何か こう… 長ったらしい名前。
小太郎ジャガー・ウィリアムス…。
あと何だっけ?
《絶体絶命!》
ブッブ~!
(不正解のブザー)
不正解~!
僕の名前は
小太郎ヒルマウンテンウィリアムス・
ハリソンジャガーサタケ
ジェームス城山だよ~ん。
ヤッベ。
(さくらの声) そもそも
あのユウキって奴は何だ?
知らねえよ。
俺も ここに来てから
つるんでるだけだし。
HARDじゃ自分も危険だろ。
ただ 好き勝手やる代わりに
いつ死んでもいいっていうのは
聞いたことあるな。
多分 あいつは 吹っ切れてんだ。
そこんとこ。
♬~
(小太郎) 7ポイントかぁ。
かなり下がったねぇ。
ハァハァ… 頭に当たる!
どうかな? やってみれば分かる。
うわ~~‼ もうダメだ!
(指を鳴らす音)
ショータイム!
(ヒロシ) うわ~~‼
♬~
(天の声)
綾小路 翔を もっと知りたい。