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祖父江・大野雄、きょうにも1軍に合流 “竜投総動員”で苦境乗り切る

2018年8月21日 紙面から

ランニングする吉見(左)ら投手陣=ナゴヤドームで(小沢徹撮影)

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 投手陣総力戦だ! 中日は20日、ナゴヤドームで21日からの阪神3連戦(ナゴヤドーム)に備えた指名練習を行った。抑えの固まらない状況で、守護神を務めていたライデル・マルティネス投手(21)が同日、出場選手登録を抹消された。代わりに祖父江大輔(31)、大野雄大(29)両投手が21日にも1軍に合流する見通し。救援陣が崩壊し、最下位にあえぐ竜は“投手陣総動員体制”で苦境を乗り切る。

 救援陣がさらなる苦境に追い込まれた。この日の練習に参加したR・マルティネスが、森監督から2軍降格を告げられた。「『しっかりファームで準備してくれ』と言われた。どこにいても(抑えは)難しいと思う」。キューバ代表でもクローザーを経験した右腕は、役割を果たせず帰路に就いた。

 相変わらず台所事情は火の車だ。開幕から抑えだった田島は7月中旬に2軍落ち。代わって抜てきされたドラフト1位の鈴木博も登録抹消中だ。左の中継ぎで期待されたロドリゲスは3戦連続で敗戦投手。入れ替わる形で昇格したR・マルティネスは14日のDeNA戦(ナゴヤドーム)、19日の巨人戦(東京ドーム)とセーブのつく場面で逆転を許した。19日にはカリビアン右腕の登板直前に岩瀬も3失点を喫し、役割を果たせなかった。

 リーグ打率トップの平田やビシエドをはじめ、打線は活発だ。救援陣が踏ん張れば活路は見えてくる。朝倉投手コーチは「状態のいい人を使っていく」と話し、好投を続ける佐藤をはじめ岩瀬、福谷、岡田らの調子を見極めながら、ブルペンをやりくりすることになりそうだ。

 また、21日にはウエスタン・リーグで6試合連続無失点中の祖父江と、大野雄が1軍に合流する見通しとなった。

 

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