小雪がちらつく寒さです。
あと1か月ちょっと後には桜が咲くなんて想像できません。
今日は「りかりかりんと私がショップを作った理由」についてブログを書きたいと思います。
昨年11月の中旬、りかりかりんと私は「シールや手帳のお店」を作ろうと具体的な計画を練り始めました。
どうして「ネクラ」にこだわったのか?どうして「シールや手帳」というものにこだわったのか?を書きたいと思います。
私とりかりかりんは2人ともいじめに遭っていました。
いじめというものは、「いじめている側」が悪いのですが、いじめられている側もその事実をなかなか認めたくないものです。
同時に両親や身近な人にも相談しにくいものです。
「いじめている側」が悪いことは頭の中ではわかっているのですが、そのことに立ち向かえなかった自分も格好悪いなどと考えてしまいます。
両親にだけは心配かけたくない、仲の良い子にだけには知られたくないと、どんどん自分を追い込んでいくことになります。
そのような中、「私は今苦しんでいる」、「私はもう限界だ」といった気持ちをシールにして、そのシールを身近な文房具である手帳やノートに貼ることで大人の誰かに気づいてもらえたら、と思いました。
手描きの文字で「苦しい」とか「限界だ」とか、そういったネガティブなことはちょっと書きづらいかもしれない、でもシールだったらそのハードルが少しは下がるのではないか、と思ったのがきっかけです。
そこから、りかりかりんと私は一緒に企画書を作り、りかりかりんのどの絵で何を伝えるシールを作成するのか、同時にそのようなシールを気軽に貼ることができる手帳も考え始めました。
いじめられたからこそ分かる気持ちを、「ネクラなシール」という形で、同じように声に出せない悩みを抱えている誰かの一助となれば、という思いで発表しました。
この企画を静かに見守ってくれたりかりかりんのご両親、私の両親、相談に乗ってくださった先生方、皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に有難うございました。