今日はりかりかりんのブログを読んで、私自身の抱えている障がいについてブログを書こうと思います。

 

プライベートメッセージをくださったブログ友達さんにはお話していることもあるのですが、私は現在、全身性エリテマトーデス(SLE)という自己免疫疾患に罹っていて病院に出たり入ったりを繰り返しています。

SLEは「自分自身の体を異物とみなし、各種免疫細胞が自分自身の細胞を攻撃する」病気です。ですので、治療には大量のステロイドや免疫抑制剤を使用します。そんなわけで私もなかなか外出できない日々が続いています。

 

SLEに罹ってステロイドパルス療法をした人に起こりやすいのが「大腿骨骨頭壊死」です。

昨日、有名な俳優さんも「特発性大腿骨骨頭壊死」に罹って芸能生活を休業するというニュースを聞きました。私の場合は「特発性」ではなく「続発性」なのですが、症状は同じような感じだと思います。

大腿骨骨頭が壊死するので、私の場合は両側大腿骨骨頭を人工関節に置換する手術を数回受けています。

リハビリが軌道に乗るまでは歩き方がぎこちなかったりもします。そのような時に私はクラスに居場所をなくしました。

ただでさえ入退院を繰り返すとクラスに居場所がなくなるのに加え、ぎこちない歩き方やみんなの歩くスピードについていけないことに、色々と言われ、色々と感じたりします。

 

りかりかりんの言う通り、障がいをどうして一つの特徴だと思ってくれないのでしょうか?そして、そのことでどうして仲間外れにされたり、心無い言葉を浴びせられたりするのでしょうか?

 

もちろん、私だけが「どうしてわかってくれないの?」と言うことに限界があることは承知しています。人とのコミュニケーションの問題ですので私自身も「わかってもらえる努力」をしないといけないことは理解しています。

 

昨日りかりかりんと電話をしました。理由は別のことなのですが、電話口で泣いている私に「大丈夫、大丈夫だよ」と言ってくれました。それだけで「友達ってありがたいな」と思いました。黙って話を聞いてくれるだけで嬉しいものです。仲間外れは動物の本能だともいいます。それなら逆に、人間は他の動物に比べて高い知能と豊かな感情を持っている、ということをどうにかして社会に活かせないものかとも思いました。

 
このような長文を最後まで読んでくださって本当に有難うございました。