その6・・・ハイランド・ピーコックバス群のIDと分布
ハイランド・ピーコックバス類の代表種ブルー・ピーコックバス(シクラ・ピキティ)
イエロー系とジャイアント系の中間くらいのサイズになるピーコックバス類です。ブラジル高原が天然分布地です。現在3種が記載されています。
ブラジル・ハイランド・ピーコックバス系・グループの色彩パターン
グループのIDキー
1.眼球の後ろの黒斑がある。スポット状で、数は少ない(図①)。
1. 胸ビレ後部の腹側部に、側線と並行した方向に延びる雲状の黒斑がない(図②)。
2. 他のグループの種類より、成魚で体高がある。
3. 最大サイズは、イエロー系とジャイアント系の中間に位置し、マックスで5~6キロ程度である。
4. ブラジル高原からアマゾン河の南岸に注ぐ河川の中流部より上流に生息する。
① シクラ・ピキティー(★印が、天然分布地域)
② シクラ・メラニナエ
③ シクラ・ミリアナエ
④ ツクナレ・フォゴ(レッド・ピーコックバス)
⑤ ミリアナエの分布地とされるが、別種になる可能性がある地域