お疲れ様です。バツミラです。
私は、過去に費やした、二度と戻ってこない時間やお金(サンクコスト)を取り戻そうと、行動・判断をしてしまいガチです。しかしサンクコストは二度と戻ってこないので、それらを取り戻そう(元を取ろう)と行動する事は合理的ではありません。
Wikipediaさんの『埋没費用』のページが、映画館のチケット代を例にわかりやすく説明してくれています。
埋没費用 - Wikipedia
本日は、『合理的でない』と頭では理解しつつもサンクコストに執着してしまうバツイチ男の行動を見て頂きたいと思います。
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サンクコストに執着した行動
私がサンクコストに執着し、とった(とっている)行動を、いつも通り殴り書き形式で書いていきたいと思います。
ネット通販
私は大手通販サイトの会員で、4,000円弱の年会費(月換算300円ちょっと)を払っています。批判する内容ではないですが会社名は伏せておきます(笑)
元々は動画配信サービスが目的で加入したのですが、通販でも『お急ぎ便・時間指定が無料』など特典が多いのでネット通販も多用しています。何より年会費を払っていますから、動画配信サービス以外の そういった特典をフルに活用しないと『もったいない』気持ちがありますので、他の大手通販サイトで値段を比較したりせず購入しています。
本来、買い物をするにあたって『その店に会員費を払っているから』という事は、商品購入の判断材料とはなりません。商品代金・送料やポイントを考慮した総費用、納期、店への信頼性やサービス、だけで判断すれば良いです。
保険
現在、4種類 加入している民間保険に月2万円(!!)ぐらい払っています。
その中でも1番高い保険料を払っている『変額保険』は、休日に6時間程、商品説明などの長話をしてもらってから即決で加入しました。当時の心境は、下記の感じだったと思います。
『投資を用いた資産運用は重要なんやな。何より せっかく休日の貴重な時間を使ったんやから何かせんと もったいない。よし加入しよう』当時は変額保険を投資に最適な商品だと思い込んでいました。
『説明を受けた時間』は保険を契約する際、判断材料にはなりません。本当に良い保険なのか、自分に必要な保険なのか、だけで判断すれば良かったです。
家の購入
家の購入にあたり、まずチラシを見て地元工務店に相談に行きました。すると営業マンの方が親切丁寧に何週間もかけて購入の仕方や、自社のPR・各地モデルルームへの案内をしてくれました。結局、私は一番最初に相談に行った工務店で購入を決めました。
『何週間もの休日を使って、色々と話をしたんや。他の工務店で建てたらココの工務店で使った時間が全て無駄になる』
これだけが工務店決定の判断材料ではありませんでしたが、こういう思いも少なからずありました。
ギャンブル
私はTOTOBIGを毎週500円分 買っていますが、やめる事が出来ません。やめれない心境の一つに『今やめてしまうと、今までに毎週 買ってハズレた費用が無駄になってしまう、当たるまで続けるんや』というのがあります。
過去に100万円ハズレている人と、初めて購入する人で、当たる確率に違いが生まれるハズがありません。
最後に
多分まだまだあると思いますが、疲れましたので終わりにします。
他にも私は、FXでサンクコストに執着して『FXで勝てるようにならないと、今までFXで負けた分や1年以上勉強した時間が無駄になってしまう』と、下手なトレードを繰り返しました。失敗を経験に変え勝率を上げる事が出来る方も多くおられるでしょうが、30万の損失を出して2年弱 勉強しても勝てるようにならない人間(私)がいるのも事実です。
興味を持ってくれた方は私のFX武勇伝へ。
サンクコストを取り戻す(元を取る)事に執着していては誤った選択をしてしまう事もある、という事を意識して欲しくて書きましたが、私の国語力で伝わりましたでしょうか…
え?私はこれからもサンクコストに執着して行動しますよ?未練たらしい男ですからね。ぐへへ。
本日もご覧いただき、ありがとうございます。