井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

「分際を知る」

2018-01-15 | 歴史・政治

「朝まで生テレビ」を私は、見ません。

討論自体が、人の意見を食い気味の罵り合いレベルに堕しがちで、こちらの血も荒れるので。
実は私は報道番組に対しては、時に画面に「この嘘つきアマ、くたばりやがれ!!」などと
怒鳴っているたぐいの、良くも悪しくも「熱い」人間なんです。

というわけで「尖閣はもともと中国のもの」やら「逃げる」やら口走った芸人さんの
出演を見てはいないのですが、ご本人や批判者の人々の事後ツイッターは
ちらちら目にします。

まあ、芸人さんが酷いですね。論外。

勉強していない、知識がないことの正当化は見苦しいです。

昨今、報道番組に芸能人が出ていることが多く、首をかしげています。
芸能人だからよくない、という偏狭なことではなく、基礎知識すら心得ず
「ひどいなぁ」と思うことがしばしばだからです。

出るなとは言いません。出るなら、そこそこ影響力のある場なのだから
勉強してから出ましょうよ、ということです。

私は、「真相報道 バンキシャ!」という番組でかなり長いこと、コメンテーターを
やっておりました。(当時の時点で、最古参と言われていました)

生放送でしたが、私は出演時には少なくともまる二日間トピックについて、学習しました。
その上で、過不足なく伝わるよう与えられる数十秒間でどう表現するのかも
何度となくシミュレーションしました。

ドラマの書き手なので、1秒いくらの電波の貴重さが骨身に染みてもいます。

「たかが脚本家」の分際で、政治外交を語ることのおこがましさと、怖さを知る。それが「分を知ること」なのだと
心得ていました。多大の緊張感でスタジオに向かいました。

と、その文脈から「たかが芸人」「たかが芸能人」の分際で、政治外交を語るなら基礎くらいは
勉強してから臨みなさいよ、と申し上げたいのです。

 

ちなみに私はテレビ朝日では、小松 靖アナウンサーを支持しています。
応援しています・・・・とテレ朝の誰か、伝えてくれないかな・・・・

フジテレビでは、平井文夫・解説員が救いです。

ついでに申せば、韓国の金慶珠さんのトリッキーな論法で
焦点をずらす話芸の「嘘つきペラペラ口」が大嫌いです。

私がわからないのは、この人の起用が「イロモノ芸人」としてのそれなのか、
本気で論客として捉えているのか、ということなのです。
一つの論に対してカウンターを置くのは、ありです。しかし、正当な反論でなければ
不毛です。

韓国人の方への差別から申し上げてはいません。

ブックマークしているのが韓国人であり、元韓国人です。
呉善花さんと仲良しです。

 

誤変換他後ほど。

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3 コメント

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金慶珠 (チッチョ)
2018-01-15 21:02:16
日本に帰化してるんですよね。なぜ帰化したのかと尋ねられて「得だから」と、ほざいてました。
日本の方が稼げて年金も健康保険制度も整ってるし、海外でも日本のパスポートの方が優遇される(出稼ぎの売春婦に間違われる心配もないw)と、確かに得ばかりです。あまりの図々しさに、もしかして嫌韓要員?と思ったこともあります・・・実際この人をTVで見て嫌韓になった人はいると思いますが。
帰化が事実なら (井沢満)
2018-01-15 21:07:45
国籍剥奪、国外追放ですね、

帰化要件のゆるさが、昔から気になっています。

便利だから、と帰化されて反日されるケースが中国人でもあります。
同感です (総太郎)
2018-01-15 22:26:13
先生、チッチョ様の御意見に同感です。

テレビ朝日のS様にも、後日、小生からも御連絡して、井沢先生や私達の小松アナウンサーへの激励の気持ちをお伝えさせて頂ければと考えております。

フジテレビ・平井解説委員もそうですが、既存の大手メディアでも素晴らしい方々が沢山いらっしゃる訳ですから、心ある方々の奮闘・言論を私達で精一杯お支えしたいものですね!

それにしても、上品な先生がテレビ画面に罵声を浴びせるのは、ちょっと想像が出来ないですね・・(笑)

外国人の方々であれ、日本を愛して節度を弁える方々の帰化には何の異論もございませんが、
問題の女史のような方々への日本国籍寄与は
正直、反対せざるを得ませんね・・(-_-;)

昨日、お話した、ビートたけしさんも、かつてよく引き合いに出されていた
昭和54年の大阪・三菱銀行人質籠城事件!

店内で警官・行員ら四人を惨殺し、乱暴狼藉を働いた犯人の梅川昭美は、少年時代に広島県で強盗殺人を犯しながら、少年法で僅か一年位ですぐ出所(-_-;)

御丁寧に社会人となってから、大阪府公安委員会のお墨付きで、猟銃の使用許諾を与えられ、
愛用の猟銃を凶行に使用!

失礼ながら、日本に悪意を持つ反日的外国人に日本国籍を簡単に与えるのは、梅川に猟銃を与えた当時の大阪府警並びに公安委員会と同じような物でしょう(~_~;)

この事件も、当時の「朝日新聞」が社説で異常な論調を記し、メディアの在り方を色々な意味で考えさせられますので、改めて御紹介致しますm(__)m

ビートたけしさんも、恐らく色々な意味で鮮烈な印象・教訓として頻繁に振り返っておられたのでしょう・・。

昭和54年と本年・平成30年の暦が同じ事は、お話致しましたが、今月1月26日・金曜日に梅川が押し入り、28日・日曜日の朝まで立て籠り(~_~;)
あれから39年経過した訳ですが、少年法の問題始め、社会の環境・対策が追い付いたとは、とても思えませんね・・。

では、新作「あすきみ」を楽しみにしております!

若干、脱線失礼致しましたm(__)m

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