競輪初となる、電子周回告知板が今節から使用される。
前検日には競技関係者が作動状況をチェック。係員が告知板の側面にあるスイッチを押すたびに、表示が残り周回数の「5」から「4」「3」「2」「1」、そしてゴールの「決」へと変わった。
告知板は従来のものよりサイズが大きく、LED照明で明るさが3段階に使い分けできる。2月に地元選手に協力してもらい、昼夜のさまざまな条件下でテストを繰り返した。レースでは周回通告員が直接告知板に触れて操作するが、その通告員が操作が困難な事態になると、審判室から遠隔操作をする。周回練習をしながら告知板を見た和田真久留(27=神奈川)は「今までと全然変わらず、違和感がなかった」と感想を話した。