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【Aidemy Interview】25歳、社会人2年目の文系エンジニアが、機械学習エンジニアとして転職した話

こんにちは、アイデミーのDai(@never_be_a_pm)です。

 

今回は、Aidemy Premiumプランを受講して、機械学習エンジニアとして転職された寺田優也(@mktrdbg)さんにインタビューをさせていただきました。

 

寺田さんのプロフィール:

 

・現在24歳、大学卒業後、ベンチャーに就職し、現在ソフトウェアエンジニアとして働く。現在社会人2年目で、機械学習エンジニアとして転職を決意。Aidemy Premiumを受講する前に、独学で機械学習、ディープラーニングを学び、その後Aidemy Premiumカスタマイズコースを受講。型破りな転職方法で、見事機械学習エンジニアとして内定を獲得。

 

参考:ブログ等でも精力的に発信されています。

 

www.mktrdbg.com

 

 

文系社会人2年目のPythonエンジニアが、機械学習エンジニアに転職を決意 

 

DAI: 現在のご職業について教えてください。

 

寺田さん:現在社会人2年目で、Pythonのソフトウェアエンジニアをしています。ベンチャーで、Chatbotを作っています。

 

DAI:入社される前にプログラミングの経験があったんですか?

 

寺田さん:はい、学生時代、今の会社に1年間インターンをしていて、コードは書いていました。最初の3ヶ月はSwift(※1)からはじめました。その後、Tech Campにいって、1週間のコースで勉強してから、会社の研修を受けて、AndroidでJavaを半年やりました。

(※1 Swift: iOSアプリケーションを作るための言語)

 

DAI:なるほど、学生時代からプログラミングの経験があったんですね!ちなみに大学は文系でしたか?理系でしたか?

 

寺田さん:文系でした。経済学を学んでいたのですが、特に統計を学ぶ等のことはしていませんでしたね。

 

DAI:そうなんですね。会社に入られてから、Pythonを学習されたということなんですかね?

 

寺田さん:そうですね、入社後から未経験で、Pythonを利用したチャットボットの開発を行なっていました。

 

DAI:転職をしようと思ったきっかけについて、教えてください。

 

寺田さん:今の会社のプロジェクトが終わったのがきっかけですね。その後に、今の技術からもう少し幅が広げられそうなスキルをつけたいと思っていて、何かなぁと思っていた時に、機械学習がよいと思い、機械学習を利用できる仕事につきたいと考えるようになったことがきっかけです。普通に他のプログラミング言語を学んでも、みんなができるようなプログラミング言語を学ぶよりは、エッジの効いたスキルセットを身につけたいと思ったからですね。

 

DAI:転職活動をされる際に、機械学習はどのように学びましたか?

 

寺田さん:そうですね、Aidemy Premiumを受講する前には、一通り機械学習の基礎は書籍や動画などを通して学習を進めていました。

 

DAI:具体的にはどのような書籍を利用して学習していましたか?

 

寺田さん:Coursera Andrew教授のMLコース、ゼロから作るDeepLearning、深層学習青本、Kaggleの各種コンペのKernel、『Pythonによるスクレイピング&機械学習 開発テクニック BeautifulSoup,scikit-learn,TensorFlowを使ってみよう』を利用して学習を進めていました。

 

Machine Learning | Coursera

 

www.oreilly.co.jp

 

深層学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)

深層学習 (機械学習プロフェッショナルシリーズ)

 

 

https://kaggle.com

 

 

 

DAI:かなり初心者にはレベルの高いものを使って学習されていましたね。正直、かなり大変ではなかったですか?

 

寺田さん:そうですね、かなり大変でした。特に最初に『ゼロから作るDeepLearning』を学んだ時は、ほとんど理解できなかったです。

 

ただ、実際に他の機械学習やディープラーニングを実装して行く中で、理論的な部分が経験的に落とし込めたので、実践的な学習をしてからもう一度戻ると、理解が深まったりしましたね。特にPythonの知識をしっかりつけてから、もう一度やったら理解できるようになりました。

 

DAI:なるほど、実際に体験しながら理論を学んで行くのがよかったんですね。転職活動はどのように進めていったんですか?

 

寺田さん:実は会社を辞める前から、転職活動を始めました。プロジェクトがひと段落したところで、会社を決める前にやめることは上司に伝えていました。もちろん他のプロジェクトなどをすすめてくれましたが、自分のやりたいこととは違うので、断りました。ちょうどそのくらいから、有給をもらっている間に一気に転職活動をしようと決めて、Aidemy Premiumで本格的に機械学習を学ぼうと考えました。

 

 

 

DAI:なるほど、ある程度自学自習した上で、転職活動を進められたのですね。ちなみに数ある機械学習を学べるプログラミングスクールの中で、Aidemy Premiumを受講することにしたのですか?

 

寺田さん:僕自身、すでにPythonの基礎や機械学習の基本的なことは学べていたので、それ以外のコンテンツをしっかりと取捨選択して受講したいと思っていたからですね。

他のスクールだと、一律パッケージになっていて取捨選択できないので、Aidemy Premiumのカスタマイズコースを受講することにしました。

 

DAI:なるほど、だから弊社の「カスタマイズコース」を受講されていましたよね。

 

寺田さん:そうですね。私自身、学習の希望としては、特にどの分野をやりたいということはなく、ビジネス上で必要になりがちな優先度の高い技術項目を学んで行くことにしました。そして、もし全ての学習コースが終わっても、他の学習をやらせてくれるというのもカスタマイズコースを受講するきっかけとなりました。

 

DAI:実際に機械学習エンジニアとして転職する時には、どのように準備しましたか?

 

寺田さん:エージェントを利用していました。Linkedinを利用していましたね。グローバルな経験のある人材を探しているエージェント企業の外国人エージェントから連絡が来ました。Linkedinのプロフィールを充実させていると、海外からアプローチされるんですよね。エージェントから10人くらい連絡がきました。その人に対して、「データサイエンスなどのプロジェクトで探しています。」と伝えましたね。エージェント経由で紹介してくれたのが50社ほどで、そのうち30社ほど書類選考を出しました。そのうち10社くらいが通りました。

 

DAI:おぉ、Linkedinを使うという方法もあるんですね。ちなみに採用面接や書類選考では、どのような点が評価されていたと思いますか?

 

寺田さん:もともとPythonを未経験から1年間業務で学んでいたという点を評価されました。また、ポートフォリオとしてKaggleを使って学んでいたので、書類選考の際にKaggleの実績等を載せておくと、学習ポテンシャルがあると判断していただけたと思いますまた、プログラミングスクールで学んでいるということも、評価が高いようでした。技術的なところの質問はそこまでありませんでしたね。あとは前職でのグローバルな経験がありましたので、英語は今の内定先でも結構評価されました!

 

DAI:なるほど、学習意欲のポテンシャルとして、Kaggleで学んでいることや、Aidemy Premiumで学習を進めていることも高く評価されたのですね。次の転職先では、どのようなお仕事をする予定ですか?

 

寺田さん:次の会社はジェネシスヘルスケア株式会社という会社で機械学習エンジニアとして採用していただけました。保有している遺伝情報や生活習慣データ(歩数・睡眠時間・心拍数など)の分析基盤の構 築から遺伝情報に基づく予測モデリングの構築・最適化、機械学習アルゴリズムの開発を 行うことで科学的インサイトを導き出すことが仕事となりますね。

 

DAI:Aidemy Premiumを受講して、どうでしたか?

 

寺田さん:最初は教師あり学習や、教師なし学習は簡単だと思って受講していたのですが、回を重ねるにつれて難しくなってきました。ただ、自分で一人ではたどり着かなかった部分にも、カリキュラムが包括的でたどり着けたので、そこがよかったです。

 

教材の内容も充実していてよかったですね。また、チューターからのレスポンスが早かったのもよかったです。

 

DAI:なるほど、本日はありがとうございました!

 

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