こんにちは!ハンザワです。
本日は資産運用についての記事です。「投資はやっているけど、チャート分析ができない。勉強した方が良いのだろうか?」と悩んでいる人、いるのではないでしょうか。
そのような人が安心できる統計データが、日経マネーの調査で出てきましたので紹介します。資産運用の参考にしてください。
- 資産運用で勝ち組と負け組の差は何か?
- 特徴① 負け組はチャート分析重視のテクニカル投資が多い
- 特徴② 負け組はテーマ投資・イナゴ投資(超短期投資)が多い
- 特徴③ 勝ち組は高配当・優待狙い・割安株狙いの取引が多い
- 特徴まとめ 「やっぱり投資の基本は長期保有」
- 最後に
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資産運用で勝ち組と負け組の差は何か?
日経マネーが行っている個人投資家調査で、興味深いデータがありました。まずは下記の表をご覧ください。
上記は2015~17年の運用成績が3年連続で5%以上プラスだった人を「勝ってる人(勝ち組投資家)」、3年連続マイナスだった人を「勝てない人(負け組投資家)」として、両者の傾向・違いを分析した資料です。
表を見る限り「勝ち組」と「負け組」に傾向の差は色々とあります。気になる特徴を下記にまとめました。
特徴① 負け組はチャート分析重視のテクニカル投資が多い
チャートを分析するテクニカル投資をスタイルとしている投資家は、負け組になることが多いようです。
一般的にテクニカル投資は売買の数が多いため、取引手数料が多くかかります。そのため、少しの利益では手数料負けしてしまうため、勝ち組になるのはなかなか難しいのでしょう。
特徴② 負け組はテーマ投資・イナゴ投資(超短期投資)が多い
テーマ投資やイナゴ投資(超短期投資)は、上手くいけば大きく儲けることが可能ですが、タイミングが難しいです。
負け組が多いことを考えると、やはり大きく儲けているのは一握りの人で、大勢の人は損しているのでしょう。
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特徴③ 勝ち組は高配当・優待狙い・割安株狙いの取引が多い
意外だったのは「高配当・優待狙い・割安株狙い」をスタイルとする投資家に勝ち組が多いことです。
高配当・優待狙い・割安株狙いは、近年株式市場が好調だったこともあり、雑誌で特集が組まれることが多かったですから、「みんなが高配当・優待狙い・割安株狙いの銘柄を購入する→株価が上がる」の良い流れになっているのかも知れません。
特徴まとめ 「やっぱり投資の基本は長期保有」
「勝ち組投資家」と「負け組投資家」には色々な傾向の差がありますが、勝ち組に共通しているキーワードは「長期保有」です。
勝ち組に多い「高配当・優待狙い・割安株狙いの取引」は全て長期保有が前提でしょう。負け組に多い「テクニカル投資・テーマ投資・イナゴ投資」は短期投資が前提です。
つまり、「勝ち組投資家ほど長期投資を好む」と結論付けて良さそうです。バイアンドホールドは有効な投資戦略なのです。
ちなみに長期投資を行うのならば、証券マンや銀行員のアドバイスは不要であり、対面式の証券会社や銀行で購入するメリットがありません。手数料の安い「ネット証券」で購入しましょう。
最後に
今回の調査結果を踏まえて「投資をするのにチャート分析はできなくて良い」と言えるでしょう。勉強しなければいけないのかと、不安に感じていた投資家の人は安心してく大丈夫です。
たまに「投資するためには、まず勉強しなくては」と考えている人がいますが、そのような考えは必要ないです。
今回の日経マネーの調査結果を信じるならば、チャート分析をしたところで、負け組投資家になってしまうのですから。
それでは!