コンデジ買うなら「サイバーショット RX100」シリーズで間違いない、と言っても過言ではない最高のカメラ。
私の父が人気機種「RX100M3」を使っているということもあり、実家に帰るたびに触らせてもらっていたんですが、
と、いつも思っていました。
圧倒的な描写力と高画質撮影がコンパクトサイズで撮れるので、そのうち普段使い用カメラとしてM3を買おうかなと思っていたんですが、さらに上位機種である「RX100M5」を購入しました。
その結果・・・
ということで実際に使ってみた感想を中心にRX100M5をレビューしてみようと思います!
目次[表示]
サイバーショットRX100M5が届いた!
付属品
リチャージャブルバッテリーパック、ACアダプター、マイクロUSBケーブル、リストストラップ、ストラップアダプター、取扱説明書
RX100M5は一般的なコンデジよりも大きな1.0型センサーを搭載し、約2100万画素の高画質撮影が可能。レンズはカール・ツァイスで24-70mm相当の広角系ズーム、明るさはF1.8-2.8となっておりコンデジとしてはかなりハイスペックな仕様です。
最大のポイントは「携帯性に優れたコンパクトなボディで、緻密な高画質撮影ができる」という点。
スマホカメラでは物足りない人や、普段からカメラを持ち歩きたいという人にはベストなカメラだと思います。
RX100はオート撮影がすごく良いので、カメラに詳しくない初心者でもパシャパシャ撮るだけ想像以上の撮影ができるという利点も。
コンデジのなかではトップクラスのハイエンド機。初心者から玄人まで誰もが満足できる機種だろうというのがRX100M5の感想です。
よりセンサーサイズが大きいAPS-Cサイズのコンデジ「RICOH GR2」も素晴らしいカメラですが、個人的にはRX100M5のほうがトータルで使いやすい。GR2は単焦点レンズということもあり比較できませんが。
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で、こちらがRX100M5の外観。
RX100シリーズはほぼ同じ見た目をしているので、一見してM5だとは分かりません。上部に「RX100Ⅴ」とか「4K」いう刻印はされてるけど。
電源をONにするとこんな感じでレンズが出てきます。
撮影最短距離は広角で5cm〜望遠で30cmまでとなっていてブツ撮り撮影でもガンガン使えるので、ブログ用写真やインスタ用として愛用していくつもりです。
焦点距離が35mm換算で24-70mmなので、望遠がやや物足りない感じですが個人的には十分ですね。
RX100シリーズで望遠を求めるならRX100M6(24-200mm、F2.8-4.5)になりますが、価格が高額過ぎるので手を出すつもりはないし、この機種を買うならミラーレス一眼の望遠レンズを買ったほうが得策かも?
背面モニターは“超”がつくほどキレイ。チルト式なので自由に角度調節が可能です。
ペットや子供を撮る時は90度にしてローアングルから撮ったり、180度回して自撮り撮影することも可能。下の写真は私がこのカメラのブツ撮りしている様子。笑
EVF(電子ファインダー)はポップアップ式で、本体左側上部から出てくる仕組みになっています。
ファインダーがあるので日差しが強い日でも問題なし!モニターが反射して見えづらいなんてことなく、完璧に被写体を捉えることができます。
実際に使ってみるとコンデジでもミラーレス一眼のような感覚で使えるんですね。左手に持つレンズがあるかないかの違いくらい。
本体中央にはストロボも内蔵されています。
快適過ぎる“携帯性”はミラーレス一眼に代わる一台として
RX100M5の重さはたった300gと携帯性抜群。
そっとカバンにカメラを忍ばせておいて、いつでも高画質な撮影ができる。そんなカメラだと思いました。
装着している周辺機器(ケース、ストラップ、マウントなど)については別途記事で紹介したいと思います。
私が愛用しているミラーレス一眼は「OLYMPUS OM-D E-M5 Mark2」。
M.ZUIKOのPROレンズ「12-40mm F2.8 PRO」、さらに超広角ズームレンズ「7-14mm F2.8 PRO」をセットで持ち歩くと「肩が壊れる!」って重さになるんですよ。さらに子供と出掛ける時は、着替+水筒持ったりと荷物は増えるばかり・・・。
そんなミラーレス一眼レフの問題点をあっさりと解決してくれたのがM5でした。
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サイバーショットRX100シリーズの中からM5を購入した理由
RX100シリーズには現在7機種がラインナップされていますが、なぜ私がRX100M5を選んだのか?
- RX100(初代)
- RX100M2
- RX100M3
- RX100M4
- RX100M5
- RX100M5A
- RX100M6
これらの機種は全てがほぼ同じデザインで、初代RX100をベースモデルに“機能というオプション”を付けてならがグレードアップさせていくようなイメージ。
最新機種になればなるほど価格が上がっていくなか、RX100シリーズの買い方のポイントとしては“機能と価格のバランス”を見て購入することになります。性能が上がるにつれ価格が数万円単位で上がるんですよ。最新モデルなんてちょっとしたミラーレス一眼買える価格ですからね。笑
最も人気機種となっているのが「RX100M3」。
サイバーショットRX100シリーズについて、私が感じた点をざっくりまとめて一覧にしてみました。
RX100シリーズを買うなら、RX100M3の基本性能を基準に考えるのがベスト。
4K動画も欲しいならM4〜のモデル。さらにAFや連写などの機能面でストレス無く使いたいならM5〜のモデル。
最新モデルであるM5A・M6は、M5をベースにしたモデルとなっており、性能的にはM5で十分すぎる機能を搭載していると感じました。
そんな本機で撮影した写真を軽く紹介します。
【作例】RX100M5で撮影してみた!
RX100M5を片手に有楽町〜日比谷辺りで撮影した写真を紹介。ブログ用に高圧縮した荒い画像ですが、コンデジでここまで撮れるとは驚きでした。
やはりこの描写力のカメラを「手軽に持ち運べる」というのが最大の魅力ですね。
高級コンデジの良さが一発で分かるフォトウォークとなりました。
RX100M5はAFが超速い!瞬時にピントが合う!
M5はM3に比べて様々な性能がアップしていますが、なかでも高速連写とAF(オートフォーカス)速度は圧倒的にM5が快適。
特に、AF速度が0.05秒という超高速レスポンスは確実に撮りたいものを捉えてくれるので、シャッター半押しでピント合わせするのが超快適です。さらに315点のAFセンサーになっているので、全画面の隅々まで正確にピントを合わせる事が可能。
使ってみるとその違いは絶対に分かります。
AFのスピードの遅さはカメラを使う上でのストレスになるし、コンデジって基本オートで撮影することが多いと思うんですよ。だからフォーカスを合わせるのも含めて「コンデジはオート撮影でどこまでできるかが重要」だと思うんです。
M3のAFだとそのうちストレスが出てくるかも。。。という点を見事に解消しているのがM5だと思いました。
4K動画撮影もスゴイ
M5は4K動画が撮れるので、サクッと撮影してみました。一回の撮影で5分までが限界(都度撮り直し)というデメリットもありますが、5分以上4K動画を取り続けることもないし、とくに問題だとは思っていません。
フルHD時はスーパースローモーション(最大960fps)撮影もできるし、ちょっとした動画機としても十分楽しめるカメラだと思います。
旅行ならこれ一台で全然行けますね。
さいごに│RX100M5を買って良かった
やはりRX100M5はポケットサイズで高画質な撮影ができるという点が最大のポイントですね。
ミラーレス機を持ち出さずにお出かけしても「これさえあれば!」という安心感があるし撮影頻度もグッと上がっています。
これ以上の言葉が見つからないくらい素晴らしいカメラです。
RX100シリーズは“M3かそれ以上の機種か?”で迷うと思いますが、いずれM3でストレスが出てきそうな点をクリアしているのがM5ではないかと思います。
普段使い用のカメラ、いや、それ以上の価値があるカメラRX100M5を購入して良かったと思っています。