【トンデモ】小川壺太郎『エバ国家の運命』

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 「安倍晋三は、今や、日本の国力そのものである」(p.3)。「日本の霊性の根源世界に於ける表の伊勢、裏の出雲」…「いわば、神々の世界の霊的な改まりと軌を一に、安倍の『日本を、取り戻す』戦いは開始された」(pp.10-11)。エバ国家日本を、とりもろす。「これは、時代錯誤の神がかりなどではない。世界史は、現在でも宗教を基軸に動いている」(p.11)。家庭連合(旧統一協会)のことですね、わかります。安倍壺三氏は「民主党との対決姿勢を鮮明にして」(p.47)文が統一され、小川壺太郎氏は「下村の推薦で」「安倍晋三再生プロジェクトに呼ばれた」(p.62)。「安倍は、経済理論についても、財務省、日銀幹部らの行動心理学的な特性や、市場の反応などについて、洞察を重ねていた」(p.140)という設定になっているけど、なにこれ。「第一次安倍政権で『お友達内閣』と揶揄された人事は、はるかに練れたものとなった」(p.156)ので、第二次安倍壺三政権では「文科相には、教育をライフワークとし、安倍と思想的に近い下村博文」(p.159)で下村博文鮮明しぐさ。小川メッコール太郎は「『安倍礼賛本』を出したことで」「御用文士という世評が定着することになるのであろうか。それも面白かろう」(p.259)…。御用文士(文師)…。そっ閉じ。

 

引用文献
小川榮太郎(2013)『国家の命運 安倍政権 奇跡のドキュメント』幻冬舎