どうも皆さんこんにちは。
ネタが被ってきちゃうのはなんとかしたいけれど、難しいですね(^_^;)
篠虫です。
今回はちょっと真面目に幽霊の存在について考えてみましょう。
※2枚ほど心霊写真と呼ばれるものがあるので、怖い物が苦手な方は一応注意!
前回の記事
natuno-wunderkammer.hatenablog.jp
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夏真っ盛りのこの時期、全国各地でお化け屋敷イベントやテレビで心霊番組が放送されたりと、「幽霊」に涼と刺激を求める人は少なくないでしょう。
先日も毎年恒例の中山秀征のバスで移動しながらゲストと心霊動画をみたり心霊スポットに行ったり、心霊体験談を聞いたりする特番が放送されましたね。
私も当然見たのですが・・・・
やはり「本物」の心霊動画は存在しませんでした。
まあ視聴者が求めているのは、真実性より手頃な恐怖なので怖い物見たさで見る人は偽物だろうが本物だろうが見ると思います(私がその1人)
それならば、もっと怖がらせる構成の心霊動画を作れば良いのに・・・
と思わなくもないですが、テレビで流す物はあまりビックリ要素を入れてしまうとクレームがきてしまうので流さないと思われます。
ネット上には山ほどビックリ系動画やFlashがあるので、好きな人はそっちを見てねってことなんでしょうね。
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前置きはこの程度にしてここからは心霊写真や映像の真偽を入り口にから、「幽霊はいるのか?」について考えていきましょう!
心霊写真はそもそも怖いものではない
心霊写真は「写真」というものが生まれてすぐの時期から存在する、意外と歴史の古い現象です。
そして心霊写真は当初、不思議な現象だとされたましたが、決して恐怖の対象ではありませんでした。
写真を通して故人と会うことが出来る、戦争で帰らぬ人になった息子と写真が撮れる。
そんな死者を思う気持ちが反映された、自然現象ではなく写真屋によって作られた偽造の合成写真でした。
特に日本では戦時中から戦後まで、残された家族が最後に手元に残せる故人との思い出でもありました。
日本においてこの観念に劇的な変化が起きたのが、1970年代。
空前のオカルトブームによって心霊写真はいつしか人々の恐怖の対象へと変化していきました。
欧米ではすでに20世紀初頭にはオカルトブームが起きていて、多数の霊能力者とともに心霊写真も大量に撮影され(作られ)ていました。
そして、技術の進歩によって心霊”映像”も登場し
今ではスマホの普及で高画質の写真・動画が大量に撮影できるようになったわけです。
つまり、現代の
心霊写真=怖い物
という図式は、時代の流れによって人々の考え方と求めるものが変わったことによる、ある意味で当然の変化だったんです。
幽霊は存在するか?
幽霊の存在の論争は人類史が始まって以来、ずっと話されてきたものでもありますが、歴史の大部分では世界的に幽霊は「いる」と考えられていました。
これは各宗教の死生観に由来するものでもありますが、人は魂と肉体に分けることが出来るという考え方は長い間通説だった常識でした。
中世以降、科学がめまぐるしい進歩を遂げ、宗教よりも重視去れ始めると少しずつその存在は薄れていきました。
しかし、人間は想像力が豊かであり刺激を求める生き物です。
科学が世の中のあらゆるところまで光を当てまくる間、それでも解明できない未知なる現象・物体・事象に強い関心を向けるようになりました。
これがオカルトブームや古代文明ブームの始まりです。
・・・ここから現代まで繋がってくる訳なんですが、幽霊の存在を信じている人と信じていない人の割合は半々ほどなんじゃないかと個人的には思います。
例えば、家族の死を経験した人が故人の死後に何か不思議な体験をする。
または、自分もしくは身近に「霊感」のある人がいる。
そうした経験を持つ人も一定数いますよね。
私の周りにもいますし、皆さんの周囲にも、もしかしたらあなた自身がそういう人かも知れません。
ですが、ここでは(私の主観もやや含みますが)「客観的に幽霊の存在はあり得るのか」を考えてみたいと思います。
生物なのか?
「生物」と書きはしましたが、私は別に専門家ではないので100%を保証する物意見ではないのであしからず。
現在確認されている全ての生物には細胞によって形作られた共通の基本構造を持ち、最初の生物も細胞膜によって外界と区別された存在だったので、こうした形態が「生物」の原則と考えられます。
また生命活動を行なうには、呼吸の他に動物なら他の生物から、植物なら太陽光から、というように外部からエネルギーを取り入れ、己の糧にして生活しています。
では「幽霊」はどうでしょうか?
一般的に話に聞く幽霊は、人の形をしています。まれに犬や猫などのペットの霊の話もありますね。ここでは人の霊を中心に見ていきましょう。
外見は、普通の人と大差が無い場合、死因と見られる傷やけが、病気の痕が残っている姿の2通りがあります。
足はあったり無かったり、身体全体も透けていたり実態があったりと様々です。
これだけ見るとちょっと変わった?ただの人のようにも感じます。
ではもう少し詳しく見てみましょうか。
幽霊の特徴には上記の他に、
-
近くにいると冷気が出る
-
〃 と電子機器に故障が起きる
-
夜に出現することが多い
-
人気の無い場所(トンネル、廃墟、墓地など)に出現することが多い
-
一般人には見えないが、見ることが出来る人もいる(霊感)
-
肉眼では見えないが、写真や映像には映る
-
物をすり抜けたり出来る
-
人に危害を加える悪霊もいる
-
清めた塩や念仏・呪文で除霊ができる
etc…
たくさんの幽霊話がある分、多くの人の中にこうした共通イメージがあると思います。
ですが、冷静に考えてこれらに当てはまる特徴を有する生物が地球上に存在するでしょうか?
現在の学会は正面からNO!と言い放つでしょう。
私もその意見に概ね賛成です。
しかし、幽霊はそうした既知のどんな生物とも異なる、全く新しい生物であると考えればどうでしょうか?
私個人の勝手な推測ですが、例えば根本の進化の系統樹からすら外れた完全に独立した生物が存在するとします。
仮にその生物を”X”と名付けます。
その存在Xは、
-
主に夜行性
-
人を含めた大型の動物が多く住んでいる場所は好まず、薄暗いトンネルや廃墟、墓地などに生息
-
身体を構成するプラズマの影響で、電子機器に干渉して故障を起こすことも
-
身体は人の目には見えないが、プラズマの干渉を受けやすい一部の人やカメラを通した写真・映像には写る
-
観察者が人であれば”人”、犬だったら”犬”と言った具合に、見る生き物によってその姿が違って見える
-
数種類が存在するとみられ、温和な種もいれば凶暴な種もいる
-
塩や特定の言葉が天敵
etc…
新手のUMAみたいになってしまいましたが、ひょっとするとこんな今までの常識では考えられなかったような生物が存在するかもしれません。
でも、現状の大勢は幽霊否定派であり、科学的に観測することができない限り存在Xは未確認のままであり続けるでしょう(~_~;)
幽霊はいないのか?
私は「人が死んで幽霊になる」というのはどうも納得いかないです。
この考え方は、人が一番優れた生き物であるという”人間優位”の思考形態に端を発するものです。
ペットの幽霊をみたという事例はある物の、それはその目撃者が一方的にそのペットとの再会を望んでいるから(見間違いや幻覚など)として実現した事例です。
全ての生き物が霊になるのであれば、どうして象やライオン、アリやカブトムシの霊を見たという話は全く聞かれないんでしょうか?
証拠とされる写真や映像も、多くは合成や作り物である偽造作品、その他の物はカメラの仕組みによるものや撮影現場の環境によるものばかりです。
目撃談・経験談も、人から又聞きした話では信憑性は薄いです。
実体験だとしても、人は見間違いも勘違いも錯覚も起こします。自分自身の経験は全て信用できるというのは自信過剰です。
誰しも間違いや勘違いは起こりえますし、固定観念や過去の経験の影響で事実もゆがめて捉えがちです。
あなたが幽霊を含む、不思議な物に出会ったとき、
まずは、作り物と本物かもしれないものを確実に区別しなければなりません。
そして一欠片の疑問の余地もないほどに客観的に不純物をそぎ落とし取り払って、最後に残った本当の「謎」について議論を重ねていかなければなりません。
その為にも、確かな「目」と「思考力」、そして「広い視野」を手に入れ無ければなりません。
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さて、いかがだったでしょうか?
実はこのブログで一番アクセスがあるのが心霊記事なんですよね(笑)
なので新しく記事を書いたんですが、こんな的を得ないような的を射ないような話でちょっと申し訳ありません(^_^;)
もう少し記事に説得力を持たせるにはリサ―チ力が全然足りていませんね…
まあ私の個人的な話をするブログなので、間違った情報は流したくないですが、自由でいてしっかりとした情報を流せるようにしていきたいですね!
それではまた!
(。・_・)ノ
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