こんばんは。
少し前から日本でとても話題になっている映画、「カメラを止めるな!」
ものすごく興味があって、見たい!!と思っていましたが、勿論こちらで見る手段といえば、ソフト化して発売されるまで待って見る以外には無いな と、見るまでに暫くかかるなぁ、早く見たいなぁ とぼんやり思っていたのですが、、、
今年のJapanFilmFestivalで上映されることになりました!!
もうね、すぐにチケットを購入しましたよ!!
元々映画を見る前には余計な知識は入れないようにするタイプですが、この映画は殊更にその方が楽しめるらしいという前評判を入れていたので(結局入れてんじゃないか?)、予告編を見る事も避けて楽しみにしていました。
そして今日、ロサンゼルス ダウンタウンのリトル・トーキョーにある会場のJapanese American National Museumに行ってきました。
ちょっと変わった建物でした。
上から見たら3角なのかな?
昔から残っている建築っぽい雰囲気の建物の一角に増築されたような新しい部分が会場となっていました。
映画館ではない という事は知っていたので、どんなところで上映されるんだろう と思っていたら、かなり小さめの講堂?の様な場所でした。
小さめではありましたが、ほぼSoldOut状態だったみたいで、入場して暫くした時には司会の方が開いている席を未着の人に教えていました。
現在、リトルトーキョーでは2世ウイークというイベントが開催されている最中で、来場者の中には浴衣を着ている人もいらっしゃった様です。
全員が着席しているのを確認して(基本的にこちらの映画は立ち見はありません)、司会が挨拶と映画の紹介をしました。
その中で、この映画は2500ドルの予算で撮影された と説明があったのですが、すごいですね、ビックリしました。
日本人以外のお客さんも多く、映画は日本語音声に英語字幕という形式で上映されました。
さて、肝心の映画ですが。
絶対に予備知識無しで見た方が良いと思います。
ほんとに、余計な事を調べなくて良かった と思えた映画です。
なので、内容については何も言えません、、、が!
むちゃくちゃ良かったです!
超絶おススメします!
かなり期待していたのですが、いい意味で完全に期待を裏切られ、構想から脚本から伏線の張り方に回収、それにこの低予算、、、素晴らしいの一言。
莫大な予算を掛けて制作された大作を見るのも勿論良いのですが、そういうのとは別の次元で楽しめる、新しいスタイルの映画でした。
しかし、新しいジャンルの開拓か というとそうでもなく、同じような映画をもう一度 というと、これはかなり難しそう、、、
何より、単純に撮るのは相当大変だっただろうな というか、難易度が恐ろしく高そうに思います。
脚本家スゲーと何度も驚きました。
いや、ちょっと書き過ぎました。
とにかく、観客が一丸となって楽しめたという事は、満場の拍手で上映が終わった という事ではっきりとわかりました。
ほんとにおすすめです。
未だ興奮冷めやらぬ状態で書いています。
是非何も知らない状態で見て、この感覚を味わって頂きたい。
見ていない人とはこの映画の話は出来ませんから、、、
日本ならまだ上映している映画館もあるのでしょうか?
もし見られるのなら是非映画館に足を運んで見てください。
なるべく白紙の状態で、ね。
あー、もういっぺんみたい、、、
駐車場への帰り道、ビルの向こうに見えたロサンゼルスのシティホール。
今日は「カメラを止めるな!」の前に「羊の木」という映画が上映されていたようですが、こちらもとても良さそうな感じ。
ちょっと早めに来て、これも見たら良かったかな。
とにかく、良い映画を見られて大満足。
来年はどんな映画を持ってきてくれるのでしょうか。
もう今から楽しみです。