立憲民主党の枝野幸男代表は19日、翁長雄志知事の急逝に伴う沖縄県知事選(9月13日告示、30日投開票)に関し、「沖縄の皆さんで良い候補を擁立してほしい。可能な範囲でしっかり支援したい」と述べ、翁長氏後継の擁立に向けた調整を見守る考えを示した。堺市で記者団に語った。

 枝野氏は旧民主党政権で、官房長官として米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設を推進した経緯がある。辺野古移設の是非が最大の争点となる知事選には、積極的に関与しない方が得策と判断したとみられる。 

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今月5日に発生した地震により被災したインドネシアのロンボク島で復旧活動に当たる軍兵士ら、インドネシア軍提供(2018年8月15日撮影・公開、資料写真)。

ロンボク島で大地震、1カ月以内で3回

【AFP=時事】(更新)インドネシアのロンボク(Lombok)島で19日、マグニチュード(M)6.3の強い地震が発生した。同島では1か月以内に今回を含め大きな地震が3回起きており、2回目となる今月5日に発生したマグニチュード(M)6.9の地震による死者は480人を超えた。 米地質調査所(USGS)によると、揺れの中心は東ロンボク(East Lombok)の町ベランティン(Belanting)の西南西で、震源の深さは7キロと比較的浅かったという。また住民らの話によると、東ロンボクでは揺れが強く感じられたという。 東ロンボクのある住民はAFPに対し、「避難者に支援物資を届けようと車を運転していたら、突然電柱が揺れ出し、地震だと気付いた」「人々は悲鳴を上げだし、道路に駆け出した」と語った。 揺れはロンボク島の中心都市マタラム(Mataram)や近隣のリゾート、バリ(Bali)島でも感じられたという。 また、1回目となる先月29日の地震で登山客ら数百人が一時取り残された国立公園では山崩れがあったとの情報もある。 ロンボク島を今月5日に襲った震源の浅いM6.9の地震では数万棟の住宅やモスク、商店などが倒壊し、少なくとも481人が死亡、数万人が負傷している。【翻訳編集】AFPBB News

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US President Donald Trump speaks during a Cabinet meeting in the Cabinet Room of the White House on August 16, 2018 in Washington, DC. (Photo by MANDEL NGAN / AFP)

音声記録200本 トランプ政権に打撃か

【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領の補佐官を辞任した黒人女性オマロサ・マニゴールト氏が、トランプ氏や側近との会話を記録した「音声録音」の小出し戦術で、政権への揺さぶりを続けている。マニゴールト氏は200本の録音を持っているとされ、11月の中間選挙を前に、内容次第では政権への打撃になりかねない。 ただ、トランプ氏が黒人差別発言をしたとマニゴールト氏が主張する内容を裏付ける音声記録は、まだ明らかになっていない。 マニゴールト氏は、辞任後にトランプ氏周辺から毎月1万5千ドル(約166万円)の支払いを提案された際に録音したとする音声をMSNBCテレビに16日、公表した。14日に出版した暴露本で、ホワイトハウスで見聞きしたことの「口止め料」を持ちかけられたと主張している。 音声は、昨年12月にケリー首席補佐官から辞任を求められた数日後、マニゴールト氏がトランプ氏の次男エリック氏の妻ララ氏との会話を記録した内容だ。 録音の中でララ氏は、マニゴールト氏にトランプ氏の再選を目指す陣営で働くことで、ホワイトハウスと同等の報酬を与えると約束していた。マニゴールト氏は、ララ氏に口止めの意図があったと主張している。 ...

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ダム女性遺体、最後にいた男の正体

兵庫県加古川市の権現ダムで11日、大阪市淀川区の小西優香さん(20)の遺体が見つかった事件。 兵庫県警は18日、死体遺棄の容疑で大阪市西区の森翔馬容疑者(20)と大阪市生野区の稲岡和彦容疑者(42)の2人を逮捕した。2人は8月10日から11日朝にかけて、小西さんの遺体を遺棄したとみられる。 「遺体の状況から小西さんは大きな外傷はなく、首を絞められた殺害されたようだ。死亡推定時刻は8月10日午後。遺体は衣装ケースに入れられて重り代わりに土嚢が結び付けられていた」(捜査関係者) 小西さんは、三重県の出身で、地元の高校を卒業後、大阪の医療系専門学校に通っていたが昨年あたりから、大阪の繁華街にある飲食店に勤務していたという。 「優香は『人生、やっぱりカネ』とか平気で言いちょっと口は悪いところがあるけど、根はやさしくて、ペットが大好きな、どこにでもいる、若い子ですよ。路上で猫を見つけたら『あの猫、ちゃんと寝床があるのかな』と真剣に心配するような子です。実家の三重にも『お母さんに顔見せに帰るわ』と月に数回は、片道2時間以上もかけて戻っていた。こんな事件に巻き込まれて、今も信じられません」と話すのは、小西さんの同僚だ。 ...

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朝鮮戦争で生き別れ、家族再会へ

【AFP=時事】朝鮮戦争(1950~53年)などで生き別れになった南北離散家族の再会行事を翌日に控え、韓国側の年老いた参加者たちはほぼ70年ぶりとなる家族との再会に心を躍らせている。 韓国と北朝鮮の急速な雪解けムードを受けて3年ぶりに開催される再会行事は、20日から3日間の日程で北朝鮮南東部の景勝地、金剛山(Mount Kumgang)で行われる予定。 朝鮮戦争の混乱で離れ離れになり、休戦後に朝鮮半島が南北に分断されたために、そのまま38度線の南と北で生き別れてしまった親子や夫婦、兄弟姉妹は数百万人いると言われる。 朝鮮戦争で締結されたのは平和条約ではなく休戦協定であり、韓国と北朝鮮は現在も法的に戦争状態にある。このため、両国の市民のやりとりは家族間のたわいないものでさえ禁止されている。 離散家族らも高齢化が進み、再会のために残された時間も多くはない。 韓国側の再会行事参加者の一人、リ・クムソム(Lee Keum-seom)さん(92)は戦争中に生き別れになった71歳の息子との再会を心待ちにしている。 リさんは家族で避難する際に夫と4歳だった息子を見失い、まだ乳児だった娘だけを連れて船で南側に渡った。その後、韓国で再婚し、7人の子どもを育て上げたリさんだが、北側に残してきた息子のことが常に気掛かりだったという。 リさんは息子との再会を前に「どんな気持ちなのか、よく分からない。良いのか、そうでないのか、これが現実なのか夢なのかも分からない」とAFPに語った。【翻訳編集】AFPBB News

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「子供2人未満で拠出金」中国で議論

【AFP=時事】少子高齢化に直面している中国の出生率上昇を図るべく、子どもがいなかったり、いても2人未満の場合に「母親基金」への拠出金を支払わせる案を経済学者2人が提言し、ソーシャルメディアで激しい論議を巻き起こした。 南京大学(Nanjing University)の劉志彪(Liu Zhibiao)教授と張曄(Zhang Ye)教授は17日付の新華日報(Xinhua Daily)で、40歳未満で子どもが2人未満の人々に毎年、基金への拠出を義務付けることを提案。「2人以上子どもができたら基金に支援金を申請し、妊娠期間中の女性や家族の収入減少を穴埋めできる形にする」とした。また、子どもが2人未満の人々には退職時に拠出金を引き出せるとの構想も披露した。 この提言は中国版ツイッター(Twitter)の「微博(Weibo)」で激しい反発や冷笑を呼んだ。「政府が出産を奨励したいなら、人工授精で五つ子が生まれるようにするか、一夫多妻制を認めてはどうか」との投稿もあった。 国営中国中央テレビ(CCTV)もネット上で「根拠がなく、非合理的で節操がない」と提言を厳しく批判し、「常識に反する上、研究者のプロ意識の欠如が露呈している」と非難した。 共産党の下で数十年間「一人っ子政策」を推し進めてきた中国は、家族計画をめぐる政策の抜本的な見直しを迫られている。中国は世界最大の人口を抱えているものの、労働力の高齢化と縮小で経済が鈍化し、男女比の不均衡が社会問題を引き起こす可能性への懸念が高まったことから、人口の若返り策が求められている。 政府は2016年に子どもを2人まで認める政策に転換したものの、出生率が予想ほど上昇していないため、一段の規制緩和に踏み切るのではないかとの観測が浮上している。【翻訳編集】AFPBB News

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逃走1週間、有利に働いた「偶然」

大阪府警富田林署で勾留されていた無職、樋田(ひだ)淳也容疑者(30)が面会室から逃走した事件は19日で発生から1週間。留置管理の不備に加えて、さまざまな事情が樋田容疑者に有利に働いたことが分かってきた。さらに面会に来た弁護士に退出を促し、「接見終了は自分から伝える」と1人になる時間をつくっていた事実も浮上。決行時期を見計らった計画的逃走の疑いも出ている。 「偶然」が手助け 富田林署東側の約3メートルのコンクリート塀。上部には有刺鉄線が付き、一見ひるむような高さだが、樋田容疑者はさほど苦労せずに乗り越えたとみられる。署の駐車場には脚立があったからだ。 逃走を容易にした“偶然”は脚立だけではない。面会室のアクリル板は約30年前に設置されたものだった。けやぶるのに、さほど時間はかからなかった。 弁護士側のドアを開けても、人の出入りを知らせるブザーは鳴らなかった。少なくとも1年以上前から、電池が入っていなかったからだ。 面会室の隣の待合室。逃走当日は日曜日の夜間のため、警察官は詰めていなかった。さらに、署員のスニーカーまで置かれていた。樋田容疑者はサンダルから履き替え、署のコンクリート塀を越えて夜の街に逃れた。接見終了からわずか約30分間の出来事だった。 ...

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