Flower Trip

旅ブログ

ブルースブラザーズに衝撃を受けた小学生が大人になった

ブルースブラザーズに衝撃を受けた

ブルースブラザーズを初めて観たのはまだ小学生の頃だったっと思う。

ゴールデン洋画劇場

その画面に釘付けになった。

この映画はあまりにも有名な名作で、黒服でサングラスをかけた不気味な二人のならず者が音楽に目覚めて大騒動する話だ。

 ブルースブラザーズ

最初に教会でソウルをぶっ放すのは牧師に扮したジェームス・ブラウンだ!「アーメン!」その横で一瞬だけ登場するのがチャカ・カーンだ。教会はたちまちダンスホールのようになり皆が踊り狂う。二人の男ジェイクとエルウッドも感電したかのように踊り狂う「バ〜〜ンド!!」ソウルの洗礼を受けてバンドに目覚めるのだった。

それを観ていた俺もすっかりソウルの洗礼を受けていた。

サム&デイブの曲が物語を軽快に走らせる。免停中のジェイクとエルウッドはポリスと派手なカーチェイスを繰り広げる。ショッピングモールの中を滑走し何もかもぶち壊しまくる。そしてそんな二人の男を狙う謎の爆破女も登場。

メンフィスソウルの神、ドナルド・ダックダンスティーブ・クロッパーも登場する。彼らはかの忌野清志郎とも共演している。

Memphis

Memphis

 

ジョン・リー・フッカーがブンブン唸る。

先日亡くなってしまったソウルの女王アレサ・フランクリンを知ったのももちろんこの映画が初めてただった。カフェレストランの夫婦の女将。ジェイク達と一緒にバンド活動をするために出て行こうとする旦那を前にして「THINK!(よく考えて!)」と叫び歌うのだ。かっこいい!でも旦那は出て行っちゃうんだけどね。

楽器店のオヤジにレイ・チャールズ。「ケツを振れ!」と、かっこよくエレピを弾いて皆を踊り狂わせる。ツイスト、スイム、マッシュポテトなど、次々とダンスのステップを放り込んで皆を踊り狂わせる!!

キャブ・キャロウェイ「Minnie the Moocher」も名演だ。

 映画で使われた曲はこのサントラ・アルバムに収録されている。どんなソウルのコンピレーションアルバムよりも重要といえるだろう。

The Blues Brothers

The Blues Brothers

 

バンド演奏が見所なのはもはもちろん、この映画のみどことはもう一つある。

カーチェイス

まるでゴミのように車がぶっ壊れていく後半のカーチェイスも見もの。何十台ものパトカーが次々とクラッシュしていく!!当時はキャノンボールトランザムなんかのカーチェイス映画がすごく流行ってたね。 

 

ブルースブラザーズに衝撃を受けた小学生が大人になった

小学生の頃、この映画を観て衝撃を受けた俺は、いまだにソウルミュージックが一番好きだ。ロックやポップスも聴くけどソウルミュージックが一番好きなのだ。

ジョン・ベルーシも、ジェイムスブラウンも、アレサ・フランクリンも、レイ・チャールズももういないけど、ブルーズブラザーズは永遠だ。

今頃は監獄ロックならぬ、天国ロックを奏でているだろう。