前回に引き続き、厚岸蒸溜所の見学についてレポートします。
まず見学する際には、厚岸町にある道の駅、「コンキリエ」のサイトにアクセスして、体験ツアーのなかにある蒸溜所見学のツアーに予約する必要があります。
見学ができるのは、蒸溜を行っている3~11月までです。また、ウイスキーの試飲が含まれているので、車で来る場合はハンドルキーパーを1名設けてください。
実際の見学の集合場所はコンキリエになります。
まず、ツアーガイドがコンキリエ内で概要を説明、どのようにして厚岸蒸溜所が誕生したかの経緯を聞く事ができます。その際に、ガイドブックとコルク製のコースターがもらえます。
説明が終わると、ワンボックスカーで蒸溜所に案内されます。

蒸溜所自体は小規模な物で、建物の中で、モルトの糖化から樽詰めまでの作業を行っています。
周辺は草原が広がっていて豊かな自然に囲まれています。見学当日も野生の鹿を何頭も見かけました。
蒸溜所内部には入れませんが、見学専用のバルコニーに上がって、2Fの窓から様子を伺う事ができます。
しかし、直射日光を抑えるためのLow-Eガラスが張られていて、反射率が高いため、普通に肉眼で見るのも難しくなっています。
一眼レフやミラーレスカメラを持参して撮影する際は、PLフィルターを必ず取り付けて乱反射を抑えながら撮影しないといけないでしょう(私は持ち込めなかったので、写真も見難くなっています)。

建物の中には、見学の窓越しから見て、右側手前にマッシュタン(糖化槽)、左手奥に発酵槽、左手手前にポットスチルがあります。
原料となる大麦麦芽は、スコットランドから輸入しており、モルティングもスコットランドのモルトスターに頼んでいるそうです。
ポットスチルは奥の初溜用、手前の再溜用が1基ずつ設置され、どちらもストレート型で、さらに初溜用の方がくびれが殆どない形状になっています。
この2基のポットスチルはいずれもスコットランドにあるフォーサイス社製ですが、実際に同社の職人が蒸溜所を訪れて設置や調整を行ったそうです(国内でここまでのサポートを受けたのは初だそう)。

樽詰めされた原酒を収める貯蔵庫は3棟あり、事務所や所楡柳絮と同じ敷地に1棟、道向かいに1棟、そして海沿いの離れた場所に1棟があります。
現在使用している樽は、主にバーボン樽とシェリー樽、大きさもパンチョンがメインだそうです。
この中には、厚岸の山林で採れたミズナラの老木を使ったものもあり、見学当時では4樽が作られ、後々に作られるオール北海道産やオール厚岸産のウイスキーに使われると思われます。

樽の貯蔵方法はダンネージ式になっていて、見学できた第一貯蔵庫では4段に積まれていました。
床は土間ではなく、コンクリートになっていました。
見学後、コンキリエに戻ると、2Fにあるオイスターバールで、ノンピートモルトのニューメイクの試飲ができました。
1000円分の食事券を頂けるので、一緒に厚岸産の生牡蠣なども頂けます。
私は地元ブランドの「カキえもん」「金のカキえもん」の2種類を頼み、それぞれにニューメイクを垂らしていただきました。
バールでは通常、アードベッグなどのアイラモルトも飲む事ができますし、カキをセットで頼む事でウイスキーをカキに垂らして食べる事もできます。
厚岸蒸溜所の見学ツアーは3500円で、別途ニューメイクを1本購入する事ができます。
まず見学する際には、厚岸町にある道の駅、「コンキリエ」のサイトにアクセスして、体験ツアーのなかにある蒸溜所見学のツアーに予約する必要があります。
見学ができるのは、蒸溜を行っている3~11月までです。また、ウイスキーの試飲が含まれているので、車で来る場合はハンドルキーパーを1名設けてください。
実際の見学の集合場所はコンキリエになります。
まず、ツアーガイドがコンキリエ内で概要を説明、どのようにして厚岸蒸溜所が誕生したかの経緯を聞く事ができます。その際に、ガイドブックとコルク製のコースターがもらえます。
説明が終わると、ワンボックスカーで蒸溜所に案内されます。
蒸溜所自体は小規模な物で、建物の中で、モルトの糖化から樽詰めまでの作業を行っています。
周辺は草原が広がっていて豊かな自然に囲まれています。見学当日も野生の鹿を何頭も見かけました。
蒸溜所内部には入れませんが、見学専用のバルコニーに上がって、2Fの窓から様子を伺う事ができます。
しかし、直射日光を抑えるためのLow-Eガラスが張られていて、反射率が高いため、普通に肉眼で見るのも難しくなっています。
一眼レフやミラーレスカメラを持参して撮影する際は、PLフィルターを必ず取り付けて乱反射を抑えながら撮影しないといけないでしょう(私は持ち込めなかったので、写真も見難くなっています)。
建物の中には、見学の窓越しから見て、右側手前にマッシュタン(糖化槽)、左手奥に発酵槽、左手手前にポットスチルがあります。
原料となる大麦麦芽は、スコットランドから輸入しており、モルティングもスコットランドのモルトスターに頼んでいるそうです。
ポットスチルは奥の初溜用、手前の再溜用が1基ずつ設置され、どちらもストレート型で、さらに初溜用の方がくびれが殆どない形状になっています。
この2基のポットスチルはいずれもスコットランドにあるフォーサイス社製ですが、実際に同社の職人が蒸溜所を訪れて設置や調整を行ったそうです(国内でここまでのサポートを受けたのは初だそう)。
樽詰めされた原酒を収める貯蔵庫は3棟あり、事務所や所楡柳絮と同じ敷地に1棟、道向かいに1棟、そして海沿いの離れた場所に1棟があります。
現在使用している樽は、主にバーボン樽とシェリー樽、大きさもパンチョンがメインだそうです。
この中には、厚岸の山林で採れたミズナラの老木を使ったものもあり、見学当時では4樽が作られ、後々に作られるオール北海道産やオール厚岸産のウイスキーに使われると思われます。
樽の貯蔵方法はダンネージ式になっていて、見学できた第一貯蔵庫では4段に積まれていました。
床は土間ではなく、コンクリートになっていました。
見学後、コンキリエに戻ると、2Fにあるオイスターバールで、ノンピートモルトのニューメイクの試飲ができました。
1000円分の食事券を頂けるので、一緒に厚岸産の生牡蠣なども頂けます。
私は地元ブランドの「カキえもん」「金のカキえもん」の2種類を頼み、それぞれにニューメイクを垂らしていただきました。
バールでは通常、アードベッグなどのアイラモルトも飲む事ができますし、カキをセットで頼む事でウイスキーをカキに垂らして食べる事もできます。
厚岸蒸溜所の見学ツアーは3500円で、別途ニューメイクを1本購入する事ができます。
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