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【ゴルフ】

春まで本紙の“田村先生”2位浮上 原辰徳さんは最下位転落…

2018年8月19日 紙面から

1番でティーショットをする田村尚之=静岡県裾野市の裾野CCで(櫛谷和夫撮影)

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◇ファンケルクラシック<第2日>

 ▽3日間競技▽18日、静岡県裾野市、裾野CC(7009ヤード、パー72)▽曇り、気温27度、東南東5・4メートル▽賞金総額7200万円、優勝1500万円▽74選手(うちアマ5人)▽観衆9553人

 8位タイから出た田村尚之(54)=ダイクレ=が67をマークし、通算8アンダーでトップと1打差の2位に浮上した。通算9アンダーのグレゴリー・マイヤー(56)=米国=が首位、通算7アンダーの3位に張本茂(51)=至誠館大=がつけた。初日トップだった伊沢利光(50)は通算6アンダーの4位タイに後退。注目のアマチュア、プロ野球巨人の原辰徳前監督(60)は86で通算20オーバーの最下位(74位)に沈んだ。

 今年3月まで本紙の紙上レッスン「ロジカルゴルフ」を担当した“田村先生”が、グッとVに近づいてきた。7番からの3連続を含む5バーディー、ボギーなしのラウンドを終え、意気揚々と引き揚げてくると、「上出来です」と表情を明るくした。

 実は今年2月ごろから背中に痛みが出た。整体や鍼灸(しんきゅう)など多くの治療をしながら参戦し、不調続きだったが、「(治療の)どれが効果的だったのかわからないが、日本シニアオープン(7月中旬)のころからようやくゴルフができるようになった」と話す。

 2週前のマルハンカップで、今季初の1桁順位(5位)に入り「自分にとっての開幕戦」としていた田村が、今大会2日目にして首位戦線に加わった。現在賞金ランキングは31位。「このチャンスを生かして早くシード権を確定させたい」とVロードを見すえた。 (櫛谷和夫)

1番で第1打の行方を見る原辰徳さん

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◆原さん最下位「4タコですね」

 この日も「4番サード原」のアナウンスで、大ギャラリーから大歓声をもらってスタートした原さんだったが、6ボギー、4ダブルボギーに終わり、開口一番「甘いね」。続けて「でも、こんなもんですよ。ベストは尽くしたけれど、リズムに乗れなかった」と話し、前日は「4打数1安打」だった自己評価に対し、この日は「4タコですね」と苦笑した。最終日に向けて「(心配していた体力は)大丈夫と思う。あとは技術ですよ。頑張ります」と話した。

 

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