翁長雄志知事が死去する直前に、自身の後継として、金秀グループの呉屋守将会長(69)と玉城デニー衆院議員(58)の2氏の名前を挙げていたことが18日、分かった。関係者によると、亡くなる数日前に音声として残していた。17日夜、遺族から新里米吉県議会議長に音源の存在が伝えられた。与党の人選に大きな影響を与えそうだ。今後、呉屋氏と玉城氏を軸に人選を進めるとみられる。
関係者によると、翁長氏は「自分が駄目になったら呉屋守将さんか玉城デニーさんにお願いしたい」なとど話した音声を残していた。病室で録音したとみられる。音声が残っていたことを受け、県政与党などでつくる調整会議は19日に会合を開き、対応を協議する。調整会議は当初、22日までに候補者を決定する考えだった。
呉屋氏は18日、本紙に対して「出馬しないという考えは変わらない。翁長知事が伝えたというメッセージは後継の知事も経済人の一人として自分を支えたように引き続きサポートしてもらいたいという意味と捉えている。そういうことであれば微力ながら努力はしたい」と語った。
玉城氏も同日、本紙に対して、調整会議の照屋大河議長に「今の段階で出馬する意思はないことは伝えた」と明らかにした上で「(翁長氏の指名は)非常に重い。今の段階でわたしが行動を起こすことはない」と語った。一方で、所属する自由党の小沢一郎共同代表から「いろいろ考えて判断してと言われた。代表には状況が変われば報告すると伝えた」と述べ、含みを持たせた。
知事選を巡って県政与党は、17日の調整会議で各団体が推薦する候補者を挙げたばかりだった。与党幹部によると、推薦された候補者は呉屋氏のほか、謝花喜一郎副知事(61)、赤嶺昇県議(51)、稲嶺進前名護市長(73)、富川盛武副知事(70)の計5氏の名前が挙がった。
翁長雄志知事が死去する直前、自身の後継として名前を挙げていた呉屋守将氏と玉城デニー氏
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