こんばんは!ビー玉です。
今宵は、【大人の美術館】へようこそ・・・
当館は、素人の素人による素人のための美術館です。私は専門家ではないので、多少のフィクションを交えつつ、自由な発想で絵画を語ります。常識とされている見解とも少し違う箇所があると思いますが、ゆる~い気持ちでリラックスしながらご観覧ください。
これ、どんな場面かわかりますでしょうか?
相撲を見守る女性たち? 意味がわかりませんよね?
今日のお話を読んでもらったら、すんなり理解できる・・・かもしれない٩( ᐛ )و
お時間よろしければ、最後までお付き合いください♪
突っ込みどころ満載のヤコブの話
旧約聖書にでてくるヤコブの話はなかなかセンセーショナルでつっこみどころ満載です。
まず最初の突っ込みどろは・・・・
食べ物につられる兄エサウ
ヤコブがある日、レンズ豆料理を作っていると、猟から帰ってきた兄エサウが食べさせろと迫ります!
そこでヤコブは、「長子の権利をくれるなら食べていいよ」と持ちかけるんです!!
当時は長子と次男では、遺産相続には雲泥の差があったので、レンズ豆料理がいかに美味しかろうと、そんな話にのる人間なんている筈がないんですよ・・・
と、ところが!!兄エサウは了承します エェェェェェェェェ Σ(゚Д゚ノ)ノェェ,,
食い意地張りすぎ
レンズ豆・・・どれほど美味しそうだっただろうか(; ・`д・´)?
持ちかける方も持ちかけるほうだけど、了承するほうが尋常じゃない!
騙される父
兄が了承したとしても、兄を気に入ってる父親が長子の権利をヤコブに渡す筈がないんですよ・・・
それがわかっていたヤコブは兄に変装して年老いて目が見えなくなった父を騙します。
その変装が雑
兄は毛深かったので、獣の毛を腕に巻きつけて父から祝福を受けるんです。
もちろん父は不審に思いはするんですけどね・・「腕はエサウだけど、声はヤコブに似てる・・・」
そして、なぜだか声よりも「毛深さ」を優先します。
エサウ・・・どれほど毛深かったんだろう・・・
兄怒る
レンズ豆でツラれた筈のエサウが、ヤコブが長子の祝福を受けたことを知り激怒します。
レンズ豆を食べたくせに
父が死んだらヤコブを殺すと息巻きます!!
その怒りに恐怖を覚えたヤコブは母の実家に逃げるんですが・・・・
姉妹を嫁に?
母の兄ラバンの娘ラケルに惚れ込み、ラケルはそんなヤコブに7年タダ働きしたら娘を嫁にやろう・・と約束してヤコブは7年働きます。
そして結婚式に現れた新婦は・・な、なんと!!ヤコブが恋い焦がれたラケルの姉レア・・・
「ラケルじゃないっっ!!」
文句を言ったヤコブにラバンは言い放った言葉は・・・・
「あと7年タダ働きしたら妹のラケルも嫁にやるよ」と!!
14年の労働力のために自分の娘を二人も差し出す父って
張り合う姉と妹
一人の男を夫とした女同士、たとえ姉妹といえども争うのは仕方なし・・・
ツッコみたいのはその争い方。
姉のレアは次々に身ごもり4人の子どもを授かるんですが、ラケルには子どもができません、そこでラケルは・・・自分の女奴隷を夫にあてがえて子をなします。
そこで終わりじゃありません!対抗心を、燃やしたレアは自分の女奴隷にも夫の子を産ませます。
なんでや(´・ω・|||)??話がややこしくなるだけやん?
そんな張り合いが功を奏したのか、レアにも子どもが授かり、ヤコブは12人の息子の父となります。
・・・・・ヤコブ絶倫www
ついに天使と戦うヤコブ!
そして、子も財産も得たヤコブは神の指示で、家族を連れて故郷に凱旋するんでけどね・・・
その途中でヤコブは突然天使に襲われて戦う羽目になるんです。
この天使とヤコブの戦いは画家にとっては非常に魅力のある題材だったようで、たくさんの絵が描かれました!!
すいません。絵画ブログなのに、ここまで絵画がほぼ皆無で(^▽^;)
お待たせしました!!
天使とヤコブの戦いは、その躍動感が最大の見せ場となっております。
飛び散る汗!筋肉!霊長類最強の男ヤコブの戦いを存分にお楽しみください・・・
天使とヤコブの戦い Jacob Wrestling with the Angel
えっと・・・ハグですよね?
一応戦ってます!!
こっちはけっこう戦ってますよ!!
でも・・この争いは一晩中繰り広げられるので、家族はもう「寝よ寝よ」・・って感じになっちゃってますけどね(^▽^;)
・・・。社交ダンス?天使がリード取ってますねw
足先がそろってて、綺麗なユニゾンですよぉ(゚∇゚ ; )
熱中症で倒れそうになってる天使を助ける図w
天使の顔色が悪い〜〜〜w
レンブラント・ファン・レイン作
逆に介抱されるヤコブさん・・・というか天国に連れていかれそう(゚∇゚ ; )
レオン・ボナ作
もちろん躍動感溢れる絵もたくさんあるんですけど、もれなくなんかエロいです(゚∇゚ ; )
ギュスターブ・モロー作
頭痒いんでちょっと待ってて・・って感じの余裕の天使w
この状態でヤコブさんはどうやって勝利を勝ち取ったのか?
そして・・・
ポール・ゴーギャン作「説教のあとの幻影、あるいは天使と闘うヤコブ」
もうこの絵が聖書のどんな話をもとに書かれているかわかりますね!
ただね・・・手間の女たちはヤコブの妻たちに思えますが、違うんです。
真ん中の木の向こうは女たちの見る幻覚。神父の語るヤコブの物語・・・
ちょっと変化球でしたね・・私たちは、この女たちの視点で天使とヤコブの戦いを見るのです(* ̄∇ ̄*)
まぁ、こんな感じで天使とヤコブは一晩中戦いまして、天使に関節技を決められて足の関節をハズされても怯まないヤコブに根負けして天使はこう言います。
「イスラエル(神と戦う者)と名乗りなさい」と・・・
こうしてヤコブと12人の息子はイスラエルの始祖となったのです。
ヤコブ一家のその後
シャガール作
この絵画は天使との戦いだけでなく、その後のヤコブ家族の、物語も書かれています。
ヤコブの最愛の息子ヨセフは他の兄弟の嫉妬をかって、裸にされて井戸に放り投げられちゃうんです。ヨセフは命は助かりましたが、行商に売り飛ばされてしまいます。兄たちはヨセフの血のついた服を渡して、父ヤコブにはヤコブは獣に食われて死んだ伝えます。
ヨセフが井戸に投げ込まれている姿は右上、ヨセフの死を悲しんでいるヤコブは右下です。
その後、ヨハネは売られていったエジプトで成功しますが、この一族の末裔は、現代にいたるまで争いが絶えないんですよね・・・
おそらく神は。そんな過酷な運命に打ち勝つDNAを天使を使って試させたんだと思うのですが、どうせなら、戦わないDNAを試して選んで欲しかったですねぇ・・・
ちなみにヨハネの子どもであるモーゼがエジプトから故郷に戻る途中に神から授かったのが有名な十戒です。
イズミヤは枯れない泉
ちなみにスーパーマーケットのイズミヤはご存知ですか?
このイズミヤという社名の由来はヤコブが掘ったヤ言われているヤコブの泉です。
けっして枯れることなく、人々の喉を潤し続ける泉です。
本日は、以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
【この記事を読んだ人にオススメの本】
コメント