中国軍“米国、日本への攻撃”訓練を実施か
アメリカの国防総省は16日、中国の軍事力に関する年次報告書を発表し、中国軍がアメリカや日本への攻撃を想定した訓練を行っている可能性が高いと指摘した。
アメリカ国防総省の報告書では、中国軍が過去3年間で、太平洋地域での爆撃機の展開範囲を急速に拡大していると指摘。アメリカや日本などの同盟国への攻撃を想定した訓練を行っている可能性が高いと分析している。
また、今後、グアムなどへの攻撃能力を示すため、さらに展開の範囲を拡大させるかもしれないと指摘している。
また、中国は、核兵器を搭載できるステルス長距離戦略爆撃機を開発していて、10年以内に運用ができる可能性があるとしている。
さらに、中国の国防費については、去年、1900億ドルを超えたと推定していて、2028年までに2400億ドルを上回るとの見通しを示すなど、警戒感をあらわにしている。外部サイト
「世界の軍事ニュース(兵器・戦争)」をもっと詳しく