三重の五十鈴川など清流に生息するナマズが新種と判明‥57年ぶりに
57年ぶりの新種判明です。
三重県の五十鈴川など、東海地方の清流に生息するナマズが新種のナマズ「タニガワナマズ」であることが新たにわかりました。
新種とわかった「タニガワナマズ」は、愛知県や三重県など、主に中部地方の清流に生息していて、これまでは普通の「ナマズ」として分類されていました。
しかし、琵琶湖博物館の田畑諒一さんや三重大学で研究していた日比野友亮さんらが、五十鈴川などで捕獲した「ナマズ」の遺伝子を調べたところ、新種だとわかったということです。
体が細長く、腹にも模様があるのが特徴で、池や川の下流に住む「ナマズ」とは違い、山間の谷川に生息していることから、「タニガワナマズ」と名づけられました。
日本国内のナマズが新種とわかったのは、57年ぶりで、「タニガワナマズ」は日本に生息する4種類目のナマズになります。(16日18:33)