今週の火曜日8/14日と今朝の早朝にロードバイクで、福井の景勝地「東尋坊」に行ってきた。
何年か忘れたが、しばらく海を見たことがなかったので、平成最後の夏でもあるし、見たいものは見ておこうという趣向である。
他にも行きたい海はあるが、家からロードバイクで行ける範囲で一番近いのが東尋坊なのである。
いくつかルートはあるのだが、それでも往復60㎞以上、休憩などを含めて約3時間といったところである。
ちなみに、うちは病気の両親を抱えているので、外出できる時間は3時間程度が限界なのである。朝は他の家族が朝食などの面倒を見ているが、8時半には出勤してしまうのでそれまでには帰宅しなくてはいけない。
それでも、今週の火曜日は盆休み、今朝は土曜なので、多少遅れても平気だろうということで、ここまで足を延ばしたのだ。
目的地のある福井県坂井市三国町までは、田んぼの中の田舎道をひたすら自転車を漕ぐだけだ。田舎者にはありふれた風景であり、あまり面白いものではない。
またどの道も、路面が荒れていて洗濯板状態であり、乗り心地の固いロードバイクにとっては不快なライドである。雪国では路面のヒビに日中溶けた水が浸み込み、夜間になって凍結すると体積が増えてヒビを押し広げる為、路面が荒れてしまうのだ。一級国道ならば補修もされようが、三桁国道や県道は予算もなくまともな補修はされないようだ。穴だけを部分的に埋めるような補修で、それがまた凹凸となって余計に走りにくい道となる。太平洋側の都会周辺にある、鏡のように快適な田舎道が羨ましい。
という訳で、途中の写真はない。
三国の町に入ると、河口が大きく広がって海が見えてくる。
福井を代表する一級河川の九頭竜川河口に作られた三国港から3km弱海岸線に沿って走ると、東尋坊に至る。
無事到着したが、先にも書いているようあまり時間的余裕はない。岩の上を散策する事もなく上から何枚か写真を撮るのみである。
向こうに見える雄島まで行ってみたいが、時間的余裕がないので、持参したカロリースティックで軽く補給してすぐに引き返す。
本当は最短ルートを走れば50㎞ちょっとで往復できるはずなのだが、車の交通量が少ない道とか、道を間違えて遠回りしていたりするので、結果的に60㎞を超える距離となっている。最短ルートであれば、雄島に行く余裕はあったかもしれない。
道を間違えてしまうのは、自分のスマホは高速通信ができない契約で、アプリの地図が使えないからである。
先に行った火曜日の道を参考に同じ道をたどれば迷わない筈だが、今朝は別ルートを使用したので、また道を間違えて遠回りしてしまった。前に通った道が上でも書いているように洗濯板だったので、違うルートを模索したのだが、やはり洗濯板だった。この地にいる限り洗濯板道路を避けるのは難しいようだ。
普段練習コースにしている一乗谷方面も、お世辞にも快適とは言えない路面状況だが、まだマシの様である。
そんな感じで8/14日の火曜日は全行程65.5kmで平均速度23km/h
今朝は全行程62.5kmで平均速度23.7km/hであった。
良いロードバイクに乗っているベテランであれば平均速度が30㎞/hを超えるのは普通らしい。そうであれば短時間でも、もっと遠くへ行けるが、現状の自分の実力はこんなところだ。
平均速度を意識して普段から練習しているが、平均25を超えるのもなかなか難しい感じである。
なお、8/14日の火曜日は酷暑の夏という感じで汗だくとなったが、ここ2,3日は最高気温30℃前後で、今朝は寒気を感じるほど涼しく、持参した750mlの水も半分以下の消費だった。
酷暑に対応するべく始めた早朝ライドだが、この調子で涼しくなるならば、日中に戻りたいところである。日中も病気の両親が心配ではあるが、片方はデイサービスで施設に行ったり、もう片方は比較的手が掛からないので、短時間であればなんとかなる。
早寝早起きは苦手で、日中の調子が悪く、何度も仮眠をとらないと耐えられない状態だった。このまま涼しくなることを願いたい。