https://anond.hatelabo.jp/20180818141643
http://www.u-kochi.ac.jp/soshiki/7/oshirase.html
高知県立大学図書館からリリースでたけど焼却処分の理由は言及されてないので
個人情報流出を恐れたのかな?と。
図書館の貸出システムがコンピュータ化する前、館内設置の図書目録カードと
公共図書館では貸出カードに利用者氏名が残らないブラウン方式だったけど
学校図書館では生徒の利用状況を把握するために敢えて利用者氏名が残るニューアーク方式を採用してきた。
そのため、20世紀に購入した図書には当時の利用者氏名一覧が記載された貸出カードが表紙裏ポケットに入ってる。
図書館システムのコンピュータ化と個人情報保護法で上記管理方法が絶滅してくれれば良かったのだけど
研究室所蔵図書や学科独自で運営している図書室など、図書館システムを介さない図書貸借を管理する大学の一部では現役で生き残っていたりする。
そしてキャンパス再編や研究室廃止時に図書館所蔵に組み込まれたりする。
さて、上記のような「大学名・学部学科・氏名・借りた書籍」がバッチリわかり、さらに「卒業年数・年齢」が推測できるような
貸出カードが譲渡・売却図書などを通じて学外に流出してしまったら現在の日本ではどうなるのか。
そのため、譲渡・売却する場合は一冊一冊貸出カードを確実に抜く必要があるのだけど、カードがポケットに入っていなくてページ間に挟まっていたり
DATE DUEの方に氏名が書いてあったりと除去作業が非常に煩雑。一枚でも見逃したら大事故発生リスク。
自分の実体験上、図書館新設(移設)の超繁忙期に上記作業をやる余裕はないので燃やすことにしたのかなと勝手に推測。
報道では蔵書3万8000冊(単行本や新書などの図書2万5432冊、雑誌1万2700冊)を3年で13回に分けて除却したとある。
1回あたり平均して3000冊程度の除却リスト作成ならそんなに特別感はない。しっかり計画的に無理なくやってるなという印象。
千葉大図書館の成功はブコメにもある通り、図書館職員・教員の長期に及ぶ熱意と努力と実行力によって実現しているので
ラーニングコモンズをまともに運営するのは並大抵のことではない。
楽しかったけどね。
なお、「図書館のファレミス化」はグループ学習エリアでカードゲームやスマホゲーで盛り上がったりする学生とそれを見つめるだけの図書館職員を揶揄した表現でした。
グループで作業しプレゼンする授業のために図書館のグループ学習エリアを使用するのは正しい利用方法ですので今後も是非活用してください。
高知新聞の記事見出しを見たとき、ツタヤ図書館的なことを 大学図書館がやるなんて世も末だなと衝撃受けたけど 記事読んだら通常業務してるだけじゃねーか!と二度びっくりしたので...
https://anond.hatelabo.jp/20180818141643 http://www.u-kochi.ac.jp/soshiki/7/oshirase.html 高知県立大学図書館からリリースでたけど焼却処分の理由は言及されてないので 勝手に勘ぐり追記。 本を燃やす理由...
高知新聞の取材では「大学のスタンプを押してあるものが古書店に並ぶのはいかがなものかと思った」って大学のコメントだった
図書館ではないけど大学に勤めている人間です。この増田の記事は非常に良い指摘。
「高知短大の20年史」や「高知短大の30年史」の処分について,「インターネットで沿革が閲覧できる昨今その手の需要はかなり薄くなっています」というのもおかしな理屈なんですよね...
新聞記事にはないので、自分も信じられていませんが、関係者と思われる方によると本の廃棄だけでなく、図書館や大学運営にも問題があると言います。 https://twitter.com/BB45_Colorado/status/...