DeNAが1-4の8回に3連発を含む6連打で6点を奪って逆転勝ちした。先頭打者から3連打でつくった好機で筒香が25号満塁本塁打を放って逆転。宮崎、ソトも本塁打で続いた。広島は2番手の一岡が3本塁打を浴びた。
漫画のような展開が再び起こった。DeNAが3者連続本塁打で劇的な逆転勝利。3点を追う8回無死満塁で筒香が右翼席へ逆転満塁弾を放ち、続けざまに宮崎、ソトが左翼席へ運んだ。
「3者連続、あったなぁ…」。口火を切った主砲は1年前の光景を思い出していた。昨年8月22日、同じ横浜スタジアムでの広島戦だった。3点を追う9回無死一塁から筒香、ロペス、宮崎の3者連続弾で逆転サヨナラ勝利。2年連続のAクラス入りへ勢いを取り戻す劇的な1勝だった。
「あの1勝が去年のターニングポイントになった。今年もそうなるんじゃないか」とラミレス監督。もし負ければ借金が今季最多の12に膨らみ、中日に抜かれて最下位に転落していた。筒香は「あした(18日)がすごく大事。良い勝ち方ができればノッていける」と表情を引き締めた。昨年同様、徳俵で見せた驚異的な粘りを反転攻勢につなげる。