現代的銃編のもう一つの主役はこれ、ロングマガジーン。
実銃で言うと、左隣のページに写ってたショートマガジンの装弾数が17発。ロングマガジンだと33発。
わたしのガスガンの場合、ショートで23発。ロングでは49発となります。
概ね2倍の長さになったというわけで。まさしく黒くて硬くて長ーい奴っす。






それをガシッっと挿入して。






これでパーフェクト。
一見、普通の拳銃に見えるG18Cさん。実は特徴的な機能を持ってます。フルオート射撃が出来るというのがそれ。これはつまり、G18Cは短機関銃と呼ぶべき銃だということです。
MP40やMP5みたいな有名な短機関銃と比べると、見た目が違い過ぎてピンとこないところもありますね。そういう方向けには、機関短銃という言い方もあり。
「短」の位置がちょとずれただけじゃねーか!という声が聞こえてきそうですけど、英語にすれば結構違いますよ。サブマシンガンとマシンピストル。拳銃弾を全自動射撃する火器の類で、特に拳銃サイズであることを強調したければ、後者を使えばOK.

G18Cのフルオート射撃時の発射速度は物凄くてですね。実銃もガスガンもどちらも同じく、毎分1200発であります。1秒あたり20発。
ショートタイプのマガジンだと、1秒で撃ち尽くしてしまう。一発一発の命中精度よりも、弾丸をばら撒く(弾幕を張る)ことを重視するようなマシンピストルでは、これはちょっとまずいケースも出てくるだろーと。
フルオート射撃可能な銃にはやっぱ、30発以上の弾倉は必需品でしょうね。
アニメや漫画でよく出てくるフレーズ 「これが○○の真の力」 を引用すれば、ロングマガジンを装着した時こそ、G18Cの真の力を発揮できるってものです。






オーストリア国家憲兵隊の精鋭対テロ部隊からの要請を受けて、G17をベースにして開発されたのがG18C。兄弟分の超有名人G17と比べると少ないものの、個性的な存在である為、それなりにメディアに露出してます。
その中で、わたしが大好きな作品をご紹介。
映画 「マトリックス リローデッド」 にて、主要キャラの一人であるモーフィアスが使ってます。ハイウェイでのチェイスシーンでね。
びっくりドッキリなシーンがてんこ盛りのマトリックスシリーズの中でも、このチェイスシーンはわたしが最も好きなものの一つ。車やバイクの走りも、人間のアクションも銃撃も、とにかく凄くて目が離せない。BGMもノリノリでテンション上がりまくり。
鑑賞後、かなり後になって知ったことがあって、撮影の為にわざわざ2.4Kmの高速道路を作ったんですって、3億円かけて。ますますびっくり。
で、G18Cはモーフィアスが敵側の強力キャラにとどめを指す時に出てきます。
日本刀とG18Cを持った、どう見てもヤクザなモーフィアスがどんな活躍をするかは、是非自身の目で確認してくださいませ。






いかがでした?
100年以上前の銃と、現役バリバリの銃を持ってみました。今回の衣装にはどっちが似合ってたかな。

鉄砲の写真はここまで。
次回は衣装オンリーで行きます。いよいよ大詰めっすよ。お楽しみに♪

2017.5.4