ほむらの神髄、鉄砲持った写真と行きましょう。
まずは、TV版本編/第8話に登場したBeretta M92. ほむほむが、キュウべえを一瞬で穴だらけにする為に使った銃です。






劇中のポーズを意識した一枚。
と言うか、本編観てる時にはこんなポーズしてたかどうか記憶がなくて、後にネットで漁ってみるとこういう画像が沢山出てきたという次第。
見た目真似してるだけなので、何をしようとしているのか真意は不明。おそらくスライドを引いて、初弾を薬室に装填しようとしているのだと思えるんだけど、どうなんでしょね。
わたしとしては、人差し指と親指でセレーションを摘まんでスライドを引っ張るのに馴染んでいるので、この持ち方については 「扱いずらいだけー」 のひと言。
ごめんね、ほむほむ。






ここからはいつもの独自ポーズ。
M92は、イタリアのベレッタ社が1975年に世に出した自動拳銃。
1985年に米軍に正式採用されて大ブレイクしました。色々な国でライセンス生産され、あちこちの軍隊や警察等で使われてます。メディアへの露出も他の銃と比べて群を抜いているんじゃないでしょうか。
わたしが強く印象に残っているのは、
 ゲーム : 「バイオ・ハザード」
 アニメ : 「BLACK LAGOON」
 映画 : 「レオン」
 映画 : 「ダイ・ハード」
 漫画 : 「多重人格探偵サイコ」
です。
前から三つ目までは、作品オリジナルのカスタムモデルが出てきます。
特に「BLACK LAGOON」の主役レヴィが持ってた銃は、ステンレス製のスライドとフレーム、ロングバレル&ロングスライド、特注の装飾を施した象牙グリップというクールな仕様。
「ソード・カトラス(Sword Cutlass)」という、直訳すると 「片刃の短剣の剣」 という、なんか 「頭痛が痛い」 というか、なんで銃に剣の名前つけるん?というか、でも語感がいいので許します。

ただ、わたしみたいな年寄り軍事ファンとしては、cutlassという単語はカットラスという発音であって、これを思い出すんですよね。
わたしが幼少の頃に買った、米大型空母「フォレスタル」のプラモデルに艦載機として付属していました。
変な形の飛行機やな~、ほんまにあんのんコレ? ということでよーく覚えてます。
後に、意外と高性能機であったこと、しかしそれと引き換えに無謀な設計がされていたこと。その為、実戦配備期間たったの3年という超短期間で引退したことを知り、ますます印象に残りました。
どえらいマイナー機なので、わたしも大した情報は持ってませんけど、それでもまあ、フォレスタルのプラモデルとも絡めて、30分くらいは語ることが出来そうではありますよ。






閑話休題。
さすがイタリアンだけあって、流麗なデザインを持つM92.
ホールドオープンした姿も美しいひ。個人的には、All of the auto handguns の中で最強だと思います。
どこがそんなに良いのか?
自分の心の奥を表現するのは難しいのですけど、あえて言えば 『凸凹さ加減がちょうどいい』 でしょうか。
あっちやこっちが露出したり出っ張ったり、へこんだり欠けたり。それらの大きさや配置が絶妙なんですよね。
わたしには、ぐんと突き出たバレルとリコイルスプリングガイドが上顎と下顎で、フロントサイトが耳という獣に見えるんです。ドーベルマンや狼のように。

写真に写ってるのは、ウェスタンアームズ社製のガスガン。
これにホーグのラバーグリップを着けています。M92は、複列弾倉の拳銃の中でも特にグリップが太いのか、素の状態だととっても握り難かったのですが、このグリップのおかげで手への吸い付き感が出ました。
わたしより確実に手の小さいほむほむにもお薦めです。






もう一丁、ハンドガンいっときます。
M92が米軍なら、こちらは独軍御用達。
と、語呂よく書いたものの、正確に言えばドイツ軍が使っているのはフルサイズのH&K USPというモデルであって、わたしが持ってるのは、バレルを短くしたり、装弾数を減らしたUSPコンパクトという弟分モデル。
お兄さんより携帯性に優れているので、ドイツ連邦警察や法執行機関に採用されているとのこと。
兄弟揃ってお利口さんです。






一枚目の写真だと、あまりにちっこく写ってて、どんな銃かわからんちーですよね。なので、少し大きく。
このコメント書くにあたって調べた限りでは、ほむらは劇中でUSPを使っていません。
わたしの独自判断により、ほむらに似合いそうなのをチョイスさせていただきました。

ほむらには、ドイツ臭さを感じます。
理由なんてありません。ほむらにドイツ人の血が混じってるとか、なにかしらドイツに縁があるとか、そんなの聞いたことないですし。でもなんとなく、わたしの脳内ではほむら=ドイツなんですよね。
ついでに、他の魔法少女もなんとなく国に例えてみましょう。
 まどか ->日本
 さやか ->スペイン
 マミ ->スイス
 杏子 ->イタリア
まどか以外、みんなヨーロッパっすね。わたしは日本人でありますので、主人公は当然それとして、他のキャラに他意はないです。なんとなく、心の欲するまま本当になんとなくな結果。






銃を持ったほむらの現実的かつカッコイイポーズないかな~と、レイヤーさんや絵師さんの画像を漁った結果、一枚いいのがありまして。真似したのがこの一枚。

自己評価すると、再現度は100点満点中2点!
あまりに恥ずかしいので、参考にしたイラストがどんなのかは口が裂けても言えません。
今回の撮影で、もっとも時間かけたのがこのポーズだったのになあ。最初は「ちょろいもんだぜ」と思っていたのに、シャッター押しても押しても納得できなくて。最後の方はもう、似せること諦めちゃいましたさ。
しかし、わたしってこういうこと多いわ。
「油断と落胆ばかりを繰り返す、救いようのない撮影だけれど、だとしてもそれは、HiromiがHiromiであることを守る手段なんだ」
「だからわたしは、女装し続ける」
成長しろよ...だよね、ほむほむ。

2016.4.2