1997年、全国の宇宙好きが集まって、
民間による低価格の衛星打ち上げが可能な
最小ロケットの検討がスタートしました。

結果、数十グラムの衛星を軌道投入する打上げ重量数百kgの
超小型ロケットのコンセプトに至ったことが
現在のロケット開発に繋がっています。

当初は実験設備などなく、メンバーが住むアパートの風呂場で
最初のロケットエンジンの燃焼実験を繰り返し、
その後、拠点を北海道赤平町へ。

そして現在は北海道大樹町で、
今も続く夢を追いかけています。

2005
宇宙機エンジニア、科学ジャーナリスト、作家らが集まり、国内における民間宇宙開発を目指す組織「なつのロケット団」を結成、活動を開始。
なつのロケット団
2006
SNS株式会社が加わり、同社の一事業としてロケットエンジンの開発に着手。
2007
千葉県へ開発拠点を構え燃焼試験設備の整備に着手。
千葉県へ開発拠点を構え燃焼試験設備の整備に着手。
2008
最初のロケットエンジン(30kgf級)の燃焼試験に成功。
2009
北海道赤平市へ開発拠点を移し90kgf級エンジンの開発に着手。
2010
500kgf級エンジンの開発に着手し、100kgf級エンジンの開発に成功。
2011
3月:北海道大樹町にて最初のデモンストレーション打上げ機「はるいちばん」の打上試験に成功。
7月:大樹町にて2号機「なつまつり」の打上試験に成功。
12月:大樹町にて3号機「ゆきあかり」の打上試験に成功。
2012
7月:大樹町にて4号機「いちご」の打上試験に成功。
大樹町にて4号機「いちご」の打上試験に成功。
2013
1月:SNS株式会社のロケット開発事業を継承し、宇宙開発を専業とするインターステラテクノロジズ株式会社を北海道大樹町に設立。
3月:大樹町にて5号機「ひなまつり」の打上試験を行うが失敗。
8月:大樹町にて6号機「すずかぜ」の打上試験に成功。
11月:大樹町にて我が国初の純民間商業ロケット「ポッキー」の打上に成功。
宇宙開発を専業とするインターステラテクノロジズ株式会社を北海道大樹町に設立。
2014
高度100kmを目指した観測ロケットの開発を開始。
8月:大樹町でのエンジン燃焼施設を整備。姿勢制御試験機テストベッド「BLOCK1」燃焼試験に成功。
12月:姿勢制御拘束飛行実験機「HOP」飛行実験に成功。
2015
6月:経済産業省 研究開発事業を受託。
7月:姿勢制御飛行実験機「LEAP」の飛行実験に成功。
9月:姿勢制御飛行実験機「LEAP2」の飛行実験に成功。
インターステラテクノロジズ株式会社
2016
1月:100km打上機用10kN(1tonf級)エンジンの開発開始。東京大学との共同研究として、1200Nエンジン燃焼試験を実施。
3月:10kN(1tonf級)エンジン 長時間燃焼に成功。
5月:姿勢制御飛行実験機「LEAP3」の飛行実験に成功。
7月:姿勢制御飛行実験機「LEAP4」の飛行実験に成功。
観測ロケット「MOMO」用12kNエンジン実験開始。
観測ロケット「MOMO」打ち上げ支援クラウドファウンディングを実施、目標金額達成。
12月:12kNエンジン80秒燃焼試験実施。
2017
1月:12kNエンジンによる縦吹きジンバル作動燃焼実験に成功。
7月:観測ロケット「MOMO」初号機の打上げ実験を実施。
2018
4月:「MOMO」2号機の開発が完了。ロール制御機構と機体の強度を改良。
6月:高知工科大学のインフラサウンド観測機器を搭載した観測ロケット「MOMO」2号機の打上げ実験を実施。離昇直後にエンジンが停止し落下、炎上。
7月:「MOMO」2号機の落下原因を分析中。「MOMO」3号機の開発を開始。

OUR ROCKETS

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