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【ゴルフ】

イ・ボミ、連覇中の大会で復調のきっかけつかむ

2018年8月17日 紙面から

イ・ボミ

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 国内女子ゴルフツアーの女子ゴルフのCATレディース(賞金総額6000万円、優勝1080万円)は17日から3日間、神奈川県箱根町の大箱根CC(6704ヤード・パー73)で開催される。大会3連覇がかかるイ・ボミ(韓国)、地元大会となる渡辺彩香(24)=大東建託=が今季不調からの脱出に挑む。

 21日に30歳の誕生日を迎えるイ・ボミは「韓国では数え年でもう31歳だけど、これで日本でも30歳。30代らしいゴルフをして、他の選手に尊敬されるようになりたい」と決意表明。かつては同じチョ・ボムズ門下で、合宿練習を行ったこともある黄アルム(韓国)が前週大会で優勝したことも「すごぉ~くうれしかった。私も、アルム姉さんに負けない努力をしないと。早く私のV賞金でごちそうしたい」と刺激になった。

 今季は出場13戦で予選落ち6回と苦しんでいるが、2連覇中の今大会できっかけをつかみたい。

 静岡県熱海市出身在住の渡辺は「ここで成績がよかった時にそうだったので」と、験担ぎで自宅から片道50分を車通勤。こちらも同22戦で予選落ち13回と不振が続いているだけに復調へ向け前に進みたいところだ。

 前週のNEC軽井沢72で、敬愛する福嶋晃子(45)に志願して練習ラウンドを共にした。「すごく大きなきっかけをもらえたと思います。縮こまったスイングでボールを置きにいったりしてましたけど、アッコさんと回ってお話して『もっといい球を一生懸命打っていかないと』と心底思いました」。地元大会に「コースも私に合ってると思うし、心配してくれてる皆さんに元気な姿を見せたい」と意気込んだ。 (月橋文美)

 

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