マスオです。どうも。
8/10に奈良のならまちというエリアにオープンしたばかりの"ふうせんかずら"という本屋に行ってきました。
おもしろいコンセプトのお店で、実際に古本も1冊買ってみたのでお店の特徴や本の買い方について紹介させていただきます。
それではどうぞ。
"ふうせんかずら"の特徴
"ふうせんかずら"には8名のブックオーナーが選んだセレクト本が置かれてあり、お店の中は無人です。
無人なのでお会計は自分で行うようになっていて、現金ではなくクレジットカードや交通系ICカードで支払うキャッシュレス仕様となっています。
無人だったら本が盗まれてしまうのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、HPより個人IDを発行して"ふうせんかずら"のメンバーになる必要があり、個人IDを持っているメンバーしか利用できないようになっています。
また24時間複数の監視カメラを使用しておりブックオーナーにも安心のシステムとなっています。
万引き、ダメ、ゼッタイ
個人IDを使用して入店
お店に着いたらドアのキーロックに個人IDを入力して入店します。
個人IDはHPより無料で発行可能ですが、ID発行までに少し時間がかかるので早めに発行しておくことをオススメします。
わたしは発行が間に合わず、知人にお願いして同行入店しました。(規約によるとIDを持たない知人の同行入店は可能です。ただしIDの共有は禁止なのでご注意ください)
8つのお店から本を選ぶ
お店に入ると本棚が三面にあって、区画分けされた形で8つのお店の商品が並んでいます。
こんな感じ
わたしはビジネス書や知識系の本を読むことが多いので、あまり読まない本がいいなと思いこちらの詩集を買うことにしました。
▲柴田聡子詩集 さばーく SABAQUE
ここのブックオーナーはどういう場面でこの本に出会ったのだろうかとか、どういう文脈でこの本をここに置こうと思ったのだろうかとか、思いを馳せながら読んでみようと思います。
▲まさかのサイン入り
キャッシュレスなセルフレジ
本を選んだらレジへ行って自分でお会計をしましょう。
入口入ってすぐのところにレジがあり、レジの上にタブレットがあるのでそれを操作して買い物を進めます。
タブレットを起動して、購入方法を選択、金額(値札は本に挟んであります)を自分で入力して、支払機にて支払います。
▲わたしは交通系ICカードで支払いました
これでOKです。
最後に金額が書かれた値札をボックスに入れて終了です。
▲これを忘れるとお店側は何が売れたかわからないので要注意です
わたしの説明だと少しわかりにくいかもしれませんが、レジに説明書もあるので安心してください。
「誰か」が「誰か」のために選んだ本が"ふうせんかずら"にはある
本屋で平積みにされた話題の新書を買うのもいいでしょう。
便利なAmazonでサクっと買うのもいいでしょう。
でも"ふうせんかずら"には本が好きなブックオーナーたちがそれぞれの哲学で選んだ本が置かれています。
「誰か」が「誰か」に向けたメッセージを込めて選んだ本がここにはあります。
選択肢の多い時代に、そういう本の選び方をしてみるのもいいのではないでしょうか。
奈良にお越しの方はぜひ。
ちなみに
こちらのお店は本屋としての顔だけでなくイベントスペースとしても利用可能なので、そういう利用をしたい方にもオススメです。
わたしも関東と関西の二拠点で活動をしていけないかと目論見中なので、近いうちに何かできたらなと思います。
それこそ読書会とかやってみたいですね。