党首討論では、安倍氏がダラダラと応答したり、質問をはぐらかしたりとやりたい放題というだけだなく、党首討論の歴史的意義は終えたなどと言うにいたってはあまりにひどいもので、今までずっと逃げ隠れしてきた人が言うべきことではありません。
参照
「
安倍首相の党首討論が異常! 時間稼ぎ、質問無視のあげく野党に「ルール、守んなきゃ」…ルール違反で退場すべきは、安倍首相だ!」(リテラ)
党首討論では、もともとの時間が短すぎる上に、与党側「党首」の答弁時間まで持ち時間の中に含めてしまうということが一番の問題です。
簡潔に質問に答えることなく、争点をはぐらかせ、ダラダラ答弁をすれば、時間切れで交わせてしまうなどというのは、制度の欠陥に他なりません。
参議院で取り入れられている
片道方式が本来のあるべき制度です。
学級会よりも低次元の国会、その責任は安倍自民党にある
端的に質問し、端的に答える、それがなければ討論にもなりません。
それは衆議院にも同様にあてはまります。
政府答弁がダラダラ、的外れでも悪びれずにやれるのは時間切れアウトを狙っているからです。
もう1つの要因は、本来、ジャッジすべき国民(有権者)がこのような人を小馬鹿にした安倍氏の態度であっても支持は離れないと思っているからです。昨今、安倍内閣の支持率が上がってきたことと安倍氏の姿勢は無関係ではありません。
これでは党首討論や委員会質疑が意味を持つわけがありません。国民(有権者)がどのようにジャッジするのかはともかく、支持があろうとなかろうと、言論の府としてのやり取りが今のままでいいはずがありません。
党首討論も衆議院も、参議院のように片道方式を採用すること、これが改革の出発点であり、簡単にできることです。
野党は反対しません。問われているのは与党自民党の姿勢です。
「
野党の質問時間を削り、国会を召集しない安倍政権の暴挙に対して自民党議員が批判の声を上げられないようでは質問時間を増やしても無駄なだけ」
それにしても今回の安倍氏の党首討論の姿勢はひどすぎました。
「この首相答弁は、岡田代表の持ち時間である6分間のうち約3分、実に半分を占めるものだった。岡田代表はほとんど質問できず、当然、打ち切りに反発。最後に「総理、良心の呵責は感じませんか?」などと食い下がったのだが、驚いたのはそのあとだ。なんと、安倍首相は討論終了後、ニヤつきながら岡田代表にこう語りかけたのである。
「やっぱり岡田さん、ルール守んなきゃ」」(前掲リテラ)
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