コメント
本人が敵前逃亡
この男が党に反旗を翻して干されていた頃、総理大臣にしてもらえると思ったのか今は亡き「新進党」と言い出して自民党から敵前逃亡しました。これで総理大臣を捨てた男第三号(第一号は紅野傭兵、第二号は汚沢イチロー)が誕生しました。
今回総裁選に出たのは、年齢上次回はない。無投票現総裁再選では大相撲同様八百長と言われるので、当て馬役を引き受けただけです。ヤクザと結婚したブログ主イチオシの方は、現総裁に一泡吹かせる泡沫候補にもなれません。本来出身成分で党公認アウトのはずですが、下着泥棒やSMマニアでも大臣や党要職に就ける身辺調査がザルな安倍自民党だから、総務大臣になれました。
今回総裁選に出たのは、年齢上次回はない。無投票現総裁再選では大相撲同様八百長と言われるので、当て馬役を引き受けただけです。ヤクザと結婚したブログ主イチオシの方は、現総裁に一泡吹かせる泡沫候補にもなれません。本来出身成分で党公認アウトのはずですが、下着泥棒やSMマニアでも大臣や党要職に就ける身辺調査がザルな安倍自民党だから、総務大臣になれました。
石破氏ガンバレ!
>もともと石破氏は軍事オタクの極右で有名な方でしたし、敵前逃亡には死刑だとか言って物議を醸していました。極右の典型です。
↑
と、おっしゃる猪野先生が、
>石破氏には「がんばれ!」というかけ声は送りたいと思います。
↑
と、いわざるを得ないとは、猪野先生にとってどれだけ「不幸な構図」なのかわからない。
参照先の田中龍作ジャーナルでは、石破氏逆転の可能性も匂わせているが、難しいだろうなあと思う。
わたしは何度かコメントしているように石破氏寄りだが、正直、石破総理誕生はありえないだろうと思う。
しかし、せめて論戦が盛り上がって、この国の抱えている問題点が浮き彫りにならないかと、その点だけは「がんばれ!」と声をかけたい。
↑
と、おっしゃる猪野先生が、
>石破氏には「がんばれ!」というかけ声は送りたいと思います。
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と、いわざるを得ないとは、猪野先生にとってどれだけ「不幸な構図」なのかわからない。
参照先の田中龍作ジャーナルでは、石破氏逆転の可能性も匂わせているが、難しいだろうなあと思う。
わたしは何度かコメントしているように石破氏寄りだが、正直、石破総理誕生はありえないだろうと思う。
しかし、せめて論戦が盛り上がって、この国の抱えている問題点が浮き彫りにならないかと、その点だけは「がんばれ!」と声をかけたい。
在京6紙社説を読む ~ 自民党総裁選 ~ 2-1
【ポイント】
進歩系3紙:活発な論戦、チャレンジャー側に期待。
読売:安倍続投を応援。憲法改正を。
日経:自民党が幅を広げるのはよいこと
産経:改憲派同士で憲法を論じあってほしい
実質的にこの国のトップを選ぶ自民党総裁選挙は、現職の安倍氏に石破氏が挑む構図でほぼ決まり。
在京6紙はそれぞれ社説で論じているが、あまり盛り上がっているようには見えない。
いつものように進歩系3紙より読んでみよう。
自民党総裁選 安倍1強を問う論戦に(朝日8/11)
今回、石破氏が掲げたキャッチフレーズは「正直、公正」だ。石破氏は安倍政権の現状に対する直接的な批判は控えていたが、問おうとしているのはまさに、安倍1強政治の弊害そのものだろう。ならば、首相の政治手法のどこに問題があり、どう改めていくのか、具体的に示し、論戦に挑む責任がある。
与党第1党のトップ選びは、それまでの政権運営を検証し、広く国民の前で今後の方向性を議論する格好の機会である。実質的な首相選びにふさわしい論戦にできなければ、政治の信頼回復にはつながらない。
石破氏が総裁選出馬表明 党内に緊張感をもたらせ(毎日8/11)
自民党内に漂う閉塞感を打ち破ることができるだろうか。出馬会見で、石破氏は「正直で公正、謙虚で丁寧な政治」を目指すと語った。森友、加計問題で国民の不信を招いている安倍首相への強い批判である。弊害が指摘される内閣人事局のあり方を含め、政治と行政の信頼を取り戻すとも強調した。今回、仮に石破氏が相当数の党員票を獲得すれば、安倍首相が3選されたとしても党内求心力は低下することになるだろう。
自民党総裁選 安倍3選ありきでなく(東京7/26)
安倍晋三総裁(首相)が連続三選を目指す九月の自民党総裁選。安倍氏優位とされるが、「安倍政治」の是非を問う機会でもある。三選ありきでない、複数候補による活発な政策論争を期待したい。
総裁選では、こうした(過去の)「安倍政治」そのものを争点に位置付けるべきである。
(党員・党友らの地方票は)党員以外の意見にも耳を傾け、より国民に近い立場から首相選びに参画してほしい。
↑
東京新聞は7月26日付けの社説と、まだ全体の構図が判明する前であるため、やや具体性に欠けた内容になっている。
3紙とも活発な論戦を期待しているが、どちらかと言うとチャレンジャー側の肩を持つような雰囲気があり、その点は猪野先生の記事に近い。
(つづく)
進歩系3紙:活発な論戦、チャレンジャー側に期待。
読売:安倍続投を応援。憲法改正を。
日経:自民党が幅を広げるのはよいこと
産経:改憲派同士で憲法を論じあってほしい
実質的にこの国のトップを選ぶ自民党総裁選挙は、現職の安倍氏に石破氏が挑む構図でほぼ決まり。
在京6紙はそれぞれ社説で論じているが、あまり盛り上がっているようには見えない。
いつものように進歩系3紙より読んでみよう。
自民党総裁選 安倍1強を問う論戦に(朝日8/11)
今回、石破氏が掲げたキャッチフレーズは「正直、公正」だ。石破氏は安倍政権の現状に対する直接的な批判は控えていたが、問おうとしているのはまさに、安倍1強政治の弊害そのものだろう。ならば、首相の政治手法のどこに問題があり、どう改めていくのか、具体的に示し、論戦に挑む責任がある。
与党第1党のトップ選びは、それまでの政権運営を検証し、広く国民の前で今後の方向性を議論する格好の機会である。実質的な首相選びにふさわしい論戦にできなければ、政治の信頼回復にはつながらない。
石破氏が総裁選出馬表明 党内に緊張感をもたらせ(毎日8/11)
自民党内に漂う閉塞感を打ち破ることができるだろうか。出馬会見で、石破氏は「正直で公正、謙虚で丁寧な政治」を目指すと語った。森友、加計問題で国民の不信を招いている安倍首相への強い批判である。弊害が指摘される内閣人事局のあり方を含め、政治と行政の信頼を取り戻すとも強調した。今回、仮に石破氏が相当数の党員票を獲得すれば、安倍首相が3選されたとしても党内求心力は低下することになるだろう。
自民党総裁選 安倍3選ありきでなく(東京7/26)
安倍晋三総裁(首相)が連続三選を目指す九月の自民党総裁選。安倍氏優位とされるが、「安倍政治」の是非を問う機会でもある。三選ありきでない、複数候補による活発な政策論争を期待したい。
総裁選では、こうした(過去の)「安倍政治」そのものを争点に位置付けるべきである。
(党員・党友らの地方票は)党員以外の意見にも耳を傾け、より国民に近い立場から首相選びに参画してほしい。
↑
東京新聞は7月26日付けの社説と、まだ全体の構図が判明する前であるため、やや具体性に欠けた内容になっている。
3紙とも活発な論戦を期待しているが、どちらかと言うとチャレンジャー側の肩を持つような雰囲気があり、その点は猪野先生の記事に近い。
(つづく)
在京6紙社説を読む ~ 自民党総裁選 ~ 2-2
首相3選に意欲 経済と外交、改憲の戦略示せ(読売8/14)
(安倍首相は)大きな失政はなく、一定の支持率を維持している。政権継続への姿勢は理解できる。
(憲法問題について)自衛隊を憲法に明記し、違憲論を払拭する意義は大きい。大規模災害時に政府が国民の生命や財産を保護できるようにする緊急事態条項の創設は大切な措置だ。
総裁選では首相の政治姿勢も問われよう。(モリカケ)疑惑の払拭に時間がかかるのは、首相や周辺の軽率な言動にも原因がある。長期政権のおごりを排し、真摯に政策遂行にまい進する姿勢を示すことが大切だ。
総裁選を機にもっと幅のある自民党に(日経7/23)
(無投票にならないことは)これは自民党にとって悪い話ではない。さまざまな人材がいることを示し、政策の幅を広げる機会になり得るからだ。
かつての自民党はもっと幅があった。田中角栄氏と福田赳夫氏の角福戦争は権力闘争であると同時に、積極財政と均衡財政の政策対決でもあった。支持率が下がると首相をすげ替える疑似政権交代は党の危機を何度も救った。
保守に大きく傾いた党内構図を見直し、リベラル勢力を育んでいこうとする動きもある。安倍路線を否定するほどではないが、領袖のひとりは「いざというとき、2本足の方が安心だ」と語る。
首相も「出馬」表明 9条改正大いに論じ合え(産経8/12)
党内の幅広い支持を得ている首相の出馬は当然視されていたが、「3選」に向けて大いに政策論議を戦わせてほしい。
(憲法問題について)なぜ自衛隊を明記すべきかという根本的な意義を含め、この機会に両氏には、国民の前で分かりやすく論じ合ってもらいたい。
両氏の論争に連動し、支持する議員らも内外の政策を吟味し、論争を盛り上げることに腐心してもらいたい。
↑
「大いに論じあうべし」というスタンスは、保守系3紙も変わりない。
日経は東京と同様、7月中の社説であるため、やはり抽象論で終始している。
読売は、社説の出たタイミングの問題もあると思うが、安倍首相押しが目立つ。
「大きな失政はなく」という表現は人によって議論のあるところだろう。
産経は、執心の憲法問題を正面に据えているが、余裕のようなものを感じる。
安倍首相にしろ、石破氏にしろ改憲派であることは変わりないのだから、ある意味、どちらに転んでも安心なのだろう。
以上、在京6紙社説を読んできた。
全体を見ると、「活発な論戦を期待」するのはいいが、決着は安倍氏3選で各紙とも共通認識なのではないかと思う。
まあ、私としてはあまり面白くない。
【在京6紙社説を読む ~ 自民党総裁選 ~:完】
(安倍首相は)大きな失政はなく、一定の支持率を維持している。政権継続への姿勢は理解できる。
(憲法問題について)自衛隊を憲法に明記し、違憲論を払拭する意義は大きい。大規模災害時に政府が国民の生命や財産を保護できるようにする緊急事態条項の創設は大切な措置だ。
総裁選では首相の政治姿勢も問われよう。(モリカケ)疑惑の払拭に時間がかかるのは、首相や周辺の軽率な言動にも原因がある。長期政権のおごりを排し、真摯に政策遂行にまい進する姿勢を示すことが大切だ。
総裁選を機にもっと幅のある自民党に(日経7/23)
(無投票にならないことは)これは自民党にとって悪い話ではない。さまざまな人材がいることを示し、政策の幅を広げる機会になり得るからだ。
かつての自民党はもっと幅があった。田中角栄氏と福田赳夫氏の角福戦争は権力闘争であると同時に、積極財政と均衡財政の政策対決でもあった。支持率が下がると首相をすげ替える疑似政権交代は党の危機を何度も救った。
保守に大きく傾いた党内構図を見直し、リベラル勢力を育んでいこうとする動きもある。安倍路線を否定するほどではないが、領袖のひとりは「いざというとき、2本足の方が安心だ」と語る。
首相も「出馬」表明 9条改正大いに論じ合え(産経8/12)
党内の幅広い支持を得ている首相の出馬は当然視されていたが、「3選」に向けて大いに政策論議を戦わせてほしい。
(憲法問題について)なぜ自衛隊を明記すべきかという根本的な意義を含め、この機会に両氏には、国民の前で分かりやすく論じ合ってもらいたい。
両氏の論争に連動し、支持する議員らも内外の政策を吟味し、論争を盛り上げることに腐心してもらいたい。
↑
「大いに論じあうべし」というスタンスは、保守系3紙も変わりない。
日経は東京と同様、7月中の社説であるため、やはり抽象論で終始している。
読売は、社説の出たタイミングの問題もあると思うが、安倍首相押しが目立つ。
「大きな失政はなく」という表現は人によって議論のあるところだろう。
産経は、執心の憲法問題を正面に据えているが、余裕のようなものを感じる。
安倍首相にしろ、石破氏にしろ改憲派であることは変わりないのだから、ある意味、どちらに転んでも安心なのだろう。
以上、在京6紙社説を読んできた。
全体を見ると、「活発な論戦を期待」するのはいいが、決着は安倍氏3選で各紙とも共通認識なのではないかと思う。
まあ、私としてはあまり面白くない。
【在京6紙社説を読む ~ 自民党総裁選 ~:完】